私は、若い頃は、社長の友達しかいなかったが、金持ちの社長ばかりではなかった。
ある、私より20歳ほど年長の社長が、しみじみと「人間、金の苦労は知らない方が良い」と言っていたのを憶えている。
その社長は、若い時に、田舎から大阪に50万円だけ持って1人で出て来て起業したが、相当、お金の苦労をしたに違いなかった。

お金の苦労もした方が、良い経験になるとは思うが、ビル・ゲイツもスティーブ・ジョブズもイーロン・マスクも、お金がないという苦労は全く経験していないと思う。
まあ、スティーブ・ジョブズは、大学中退後は、コーラの瓶を売ったりもしていたらしいが、別に苦労とは思っていなかったようだ。

ところが、日本でも外国でも、お金の苦労をしている人が大勢いる。
私は、外国の状況は見当がつかないし、日本に関しても、話で聞くだけ(見るだけ)で、実際にお金に困っている人は直接には知らない。まあ、借金を抱えている人なら何人か知っているが、別に貧困ではない。
だが、かなり多くの日本人が貧困の状態にあるらしく、日本人の貧困率(世帯年収127万円以下)は15.7%で、子供の9人に1人が貧困で、一人親世帯では44%が貧困らしい。

計算上で言えば、マシな収入(50代で世帯収入700万円)でも、子供を2人作り、大学や大学院に進学させ、家やマンションを購入したら、子供は大学を奨学金を借りて出たとしても、とてもお金が足りず、退職金が2000万円あったとしても、全く残らず、1000万円以上の借金が残ることもあるようだ。
老後生活をアドバイスする本は、だいたいが、65歳退職時に、家のローンは完済、退職金2000万円、年金が年200万円以上が前提で、せいぜいが、「現役感覚で生活レベルを下げなければ破綻する」ことを知らせるものだ。
若い人から見れば「ショボい老人」のレベルだが、実際は、このレベルになることが難しい人が多いのだと思う。

さて、結論に持っていくが、私は別に、育った家が裕福だったわけでは全くなく、プログラマー(システムエンジニア)とはいえ、実質労働時間は極端に短く、ほとんど仕事をしていないと感じるほどだが、お金の苦労をしたことはなく、十分に豊かだ。
それは、19歳で読み始めたジョセフ・マーフィーの本のおかげもあるが、16歳で読み始めた新約聖書の福音書の影響があるように思う。
まあ、どちらも、それほどは読んでいないし、福音書にいたっては、本当にたまーに読む程度である。
要は「お金に苦労するはずがない」「奇跡は起こる」という信念を得たのだろう。
考えてみれば、私がお金に恵まれているのは奇跡のおかげである(私の力ではない)。
貧困な知り合いはいないが、あまり豊かでない知り合いを見れば、これらの信念を持っていないことが分かる。
ちなみに、私が19歳で読み始めたジョセフ・マーフィーの本は『あなたも幸せになれる』(文庫版では『努力嫌いの成功法』)で、原題は『コズミック・エナージャイザー(宇宙の活力)』である。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)努力嫌いの成功法(ジョセフ・マーフィー)
(2)あなたも幸せになれる(ジョセフ・マーフィー)
(3)新約聖書(日本聖書協会)
(4)新約聖書(新日本聖書刊行会)
(5)新約聖書 福音書(塚本虎二)
(6)富と幸福の探し方(ラッセル・コンウェル)
(7)トーチェ氏の心の法則

魂の座
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「魂の座」
Kay

  
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