そういえば、私は、瞬間引き寄せしかやったことがないと思う。
つまり、長期的な目標を立てて引き寄せを行ったためしがない。
私以外では、たとえば、本人は引き寄せとは思っていないだろうが、矢追純一さんが大学受験をした時も、そうなのだと思う。
矢追さんは、高校に入ったが3年間ほとんど全く通わず、受験勉強もしなかったらしい。
それで名門の中央大学法学部を受験することにしたのだが、一応、何年分かの過去問の本は見たらしい。
矢追さんは、取り立てて合格を目標にしたわけではなく、「私はなるようになるだろう(究極の真言の1)」と唱えはしなかったが、まさにそんな気分で受験したのだと思う。
しかし、その中で、一瞬で合格と自分が決めたのだろう。それで、彼にとって、合格が当然になってしまい、彼は、結果は全く気にならなかったらしいが、やはり合格だった。
私も、難関と言われるIT資格試験や転職の時、合格や就職を目的にせず、フリーレンのようにダラダラやっていたら・・・つまり、「私はなるようになるだろう」といった気分でやっていた時は、必ずうまくいったのだ。
だが、どこかで一瞬、結果を決めたのだ。
これを、矢追さんは「着地点だけは決める」と言ったのだと思う。
その着地点も、ネヴィル・ゴダードによれば、言葉にせず、気分みたいなもので決めるらしい。
たとえば、受験合格の場合、言葉で「合格」と思うのではなく、バラ色を思い浮かべる・・・といった感じで、ぼんやりとやるのである。
まあ、ここらへんの表現は、ゴダードも矢追さんも、苦心しただろうし、言葉で細かく表現してはいない。
色だけでなく、明るさ、音、温度、大きさなど、五感で感じることでイメージするのだろうが、ヴィジュアリゼーション(視覚化)みたいな真面目なものではなく、曖昧でぼんやりとやるのである。
ここら辺の感覚は、普段、音楽を聴いたり、絵画を見たりして磨くと良いかもしれない。
おそらく、クラシックの名曲の名演奏や、傑作絵画などが良いと思う。
個人的には、ドレの版画が、かなり感覚を刺激してくれる。まあ、それは人それぞれだろう。

面倒なら、やはり、
「私はなるようになるだろう」
「私は常に生成する者である」
と唱えれば、全く同じようになるだろう。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)ヤオイズム(矢追純一)
(2)世界はどうしたってあなたの意のまま(ネヴィル・ゴダード)
(3)旧約聖書の世界(ギュスターヴ・ドレ、谷口江里也)
(4)ドレの神曲(ダンテ、ドレ、谷口 江里也)
(5)ドヴォルザーク:交響曲第8番・第9番「新世界より」(限定盤)(UHQCD)
(6)月の光 ~シンセサイザーによるメルヘンの世界(期間生産限定盤)[CD]~(冨田勲)

楽しい温室
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「楽しい温室」
Kay

  
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