私は、江戸時代に旅客機に乗った夢を見たことがある。
それはレトロでロマンチックな旅客機で、客室は、昭和20~30年代の列車の客室を少し洗練させたものといった感じだった。飛行中は開けてはならないが、誰でもいつでも窓を開けることが出来た。
「江戸時代の飛行機は遅くてねえ」なんて愉快な会話が出来そうだ(笑)。
馬鹿な夢と言うならその通りであるかもしれないが、「江戸時代に飛行機はなかったの?」なんて言う人は、今でも少しはいるだろうし、未来にはかなり多くなると思う(歴史に疎いなら、室町時代と平安時代の区別などつかないだろう)。
そもそも、江戸幕府が崩壊した1868年からわずか半世紀後の1922年に、日本でも民間の旅客機が飛んでいる(乗客は3名だったが)のだから、それほど奇想天外な話ではない。世界初の軍用機(ドイツ)が1906年で、それからたった16年で日本で旅客機が飛んでいることを見ても分かる通り、いったん始まれば進歩は早い。
私は、江戸時代の旅客機よりも、1969年の人類初の月面到着を果たしたアポロ11号の方が信じられない。
ただ、これは、「アポロ11号の月面着陸は捏造である」という有名な陰謀論の影響ではない。
コンピュータープログラマーである私には、当時のコンピューターで月に行って月に着陸することの方が、江戸時代の飛行機よりずっと荒唐無稽に思われるのである。
アポロ宇宙船の月着陸船のコンピューターのメモリ(RAMメモリ)は256バイトで、今のWindowsパソコンは8ギガバイト以上で、スマートフォンでも6ギガバイト以上が多い。ギガは、簡単に言えば、千倍の千倍の千倍だ。
実際、アポロ宇宙船の月着陸船のコンピューターは最後はうまく動かず、アームストロング船長が手動操縦で、燃料が切れる直前に奇跡的に着陸に成功したのだから、ハラハラドキドキなんてレベルではなく、よくその後、月に立って「この一歩は小さいが人類にとっては大きな一歩だ」などと、たとえ練習していたとはいえ、あんなセリフを堂々と決められたものである。
私は、アームストロングは、優秀と言うより、命知らずの馬鹿ではないかと思ってしまうのである。
まあ、確かに、当時の宇宙飛行士の採用要件の中でも、「命知らずの度胸の持ち主であること」は重要だったらしく、アームストロングが何度も墜落しながらも戦闘機に乗り続けていた、ある種の異常性が買われたらしい。
だが、パラレルワールド(並列宇宙)においては、江戸時代に日本で旅客機が飛びまくっている世界もあるし、1969年のロケットに、この世界の21世紀のコンピューター以上のコンピューターが搭載されている世界も存在する。
そういった世界が存在する条件は1つで、それは「想像が出来ること」だ。
『葬送のフリーレン』で何度も言われるのが「魔法はイメージの世界。イメージ出来ないことは実現しない」だが、実はそれは普通のことである。
ビッグテック(巨大テクノロジー企業)の創業者達がSFを愛読しているのが、彼らが普通人と比べ荒唐無稽な発想をし、それを実現する要因であるとも思われる。
そもそも、聖書も凄くぶっ飛んだ内容で、世界をリードしている人達が聖書を愛読しているのも分かるように思うのである。
イーロン・マスクなんて、聖書もSFも愛読していたらしいし、ドナルド・トランプも、SFはどうか知らないが、本人が言うところでは「私ほど聖書を読んでいる者はいない」そうである。
旧約聖書が書かれたヘブライ語は、日本のカタカナと似ているらしく、また、ヘブライ語と日本語の不思議な共通性も多い。そこから、日本人のルーツがユダヤ人だという説もある。
そんなところからも、案外に、キリスト教徒でなくても、日本人に聖書は合うかもしれない。
私も、特に新約聖書の福音書は、昔から少しは読んでいるが、引き寄せのためにも、下手な引き寄せ書を読むよりずっと良いと思うことがある。
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)新約聖書(新日本聖書刊行会)
(2)旧約聖書(新日本聖書刊行会)
(3)ファウンデーション 銀河帝国興亡史(アイザック・アシモフ)
(4)月は無慈悲な夜の女王(ロバート.A.ハインライン)
(5)タイム・マシン ~ウェルズSF傑作集~(H.G.ウェルズ)
(6)タイタンの幼女(カート・ヴォネガット・ジュニア)
AIアート1346
「何を考えているの」
Kay
それはレトロでロマンチックな旅客機で、客室は、昭和20~30年代の列車の客室を少し洗練させたものといった感じだった。飛行中は開けてはならないが、誰でもいつでも窓を開けることが出来た。
「江戸時代の飛行機は遅くてねえ」なんて愉快な会話が出来そうだ(笑)。
馬鹿な夢と言うならその通りであるかもしれないが、「江戸時代に飛行機はなかったの?」なんて言う人は、今でも少しはいるだろうし、未来にはかなり多くなると思う(歴史に疎いなら、室町時代と平安時代の区別などつかないだろう)。
そもそも、江戸幕府が崩壊した1868年からわずか半世紀後の1922年に、日本でも民間の旅客機が飛んでいる(乗客は3名だったが)のだから、それほど奇想天外な話ではない。世界初の軍用機(ドイツ)が1906年で、それからたった16年で日本で旅客機が飛んでいることを見ても分かる通り、いったん始まれば進歩は早い。
私は、江戸時代の旅客機よりも、1969年の人類初の月面到着を果たしたアポロ11号の方が信じられない。
ただ、これは、「アポロ11号の月面着陸は捏造である」という有名な陰謀論の影響ではない。
コンピュータープログラマーである私には、当時のコンピューターで月に行って月に着陸することの方が、江戸時代の飛行機よりずっと荒唐無稽に思われるのである。
アポロ宇宙船の月着陸船のコンピューターのメモリ(RAMメモリ)は256バイトで、今のWindowsパソコンは8ギガバイト以上で、スマートフォンでも6ギガバイト以上が多い。ギガは、簡単に言えば、千倍の千倍の千倍だ。
実際、アポロ宇宙船の月着陸船のコンピューターは最後はうまく動かず、アームストロング船長が手動操縦で、燃料が切れる直前に奇跡的に着陸に成功したのだから、ハラハラドキドキなんてレベルではなく、よくその後、月に立って「この一歩は小さいが人類にとっては大きな一歩だ」などと、たとえ練習していたとはいえ、あんなセリフを堂々と決められたものである。
私は、アームストロングは、優秀と言うより、命知らずの馬鹿ではないかと思ってしまうのである。
まあ、確かに、当時の宇宙飛行士の採用要件の中でも、「命知らずの度胸の持ち主であること」は重要だったらしく、アームストロングが何度も墜落しながらも戦闘機に乗り続けていた、ある種の異常性が買われたらしい。
だが、パラレルワールド(並列宇宙)においては、江戸時代に日本で旅客機が飛びまくっている世界もあるし、1969年のロケットに、この世界の21世紀のコンピューター以上のコンピューターが搭載されている世界も存在する。
そういった世界が存在する条件は1つで、それは「想像が出来ること」だ。
『葬送のフリーレン』で何度も言われるのが「魔法はイメージの世界。イメージ出来ないことは実現しない」だが、実はそれは普通のことである。
ビッグテック(巨大テクノロジー企業)の創業者達がSFを愛読しているのが、彼らが普通人と比べ荒唐無稽な発想をし、それを実現する要因であるとも思われる。
そもそも、聖書も凄くぶっ飛んだ内容で、世界をリードしている人達が聖書を愛読しているのも分かるように思うのである。
イーロン・マスクなんて、聖書もSFも愛読していたらしいし、ドナルド・トランプも、SFはどうか知らないが、本人が言うところでは「私ほど聖書を読んでいる者はいない」そうである。
旧約聖書が書かれたヘブライ語は、日本のカタカナと似ているらしく、また、ヘブライ語と日本語の不思議な共通性も多い。そこから、日本人のルーツがユダヤ人だという説もある。
そんなところからも、案外に、キリスト教徒でなくても、日本人に聖書は合うかもしれない。
私も、特に新約聖書の福音書は、昔から少しは読んでいるが、引き寄せのためにも、下手な引き寄せ書を読むよりずっと良いと思うことがある。
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)新約聖書(新日本聖書刊行会)
(2)旧約聖書(新日本聖書刊行会)
(3)ファウンデーション 銀河帝国興亡史(アイザック・アシモフ)
(4)月は無慈悲な夜の女王(ロバート.A.ハインライン)
(5)タイム・マシン ~ウェルズSF傑作集~(H.G.ウェルズ)
(6)タイタンの幼女(カート・ヴォネガット・ジュニア)
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