今日、11月5日は、アメリカで大統領選挙が行われる。日米で14時間の時差(日本が早い)があるので、日本では今日の夜からだ。
私には、前回の2020年の選挙が、とても遠い出来事のように感じる。
アメリカの大統領選挙は、4年に1度、11月の第1火曜日に行われる。
前回(2020年)の選挙は、11月3日だったが、開票に非常に時間がかかった選挙で、何日経っても集計が終わらない州があったが、バイデンの勝利となった。
だが、選挙結果を決める重要な激戦州で、初めトランプがリードしていたのに、途中でバイデンの票が一気に増えてバイデンが逆転したり、最後の最後にバイデンの票が伸びて僅差でバイデンが勝つというものがいくつかあり、不正を疑う声が出た。
トランプは今は、あえて言わないが、2020年選挙は不正であったという態度で、多くのアメリカ人も、2020年の選挙は何等かの不正があったと信じているようだ。
2020年のアメリカ大統領選挙に本当に不正があったのかというと、「全くない。最も公正な選挙であった」というのが公式見解になっている。これに逆らうと、いろいろな意味で危険があるので、公に言う者はいないが、著名な言論人の中にも、ほとんどはっきりと、2020年選挙は不正だったと言う人もいるし、そんな人は決して少なくはないと思う。
2020年選挙に不正はないという立場は、権力が味方なので、何も説明しなくても正しいということになる。
2020年選挙に不正はないという立場の者の決めセリフは「不正の証拠は何1つない」だ。これも、権力の支持を受けるので完全に通用する。
不正というのではないが、2020年選挙前に、バイデン大統領の息子のハンター・バイデンのノートパソコンが一般の人の手に渡り、その中に、ハンター・バイデンの犯罪の証拠とされる情報があり、その犯罪にバイデン大統領(当時は大統領候補)の関与も示されていたという話がある。
このニュースが公開されていたら、おそらくだが、トランプが当選していたと思われる。
だが、大手メディアでは、このニュースが一切報じられず、隠された。
そして、最近、メタ(旧フェイスブック)のCEOであるマーク・ザッカーバーグが、当時、フェイスブック上で、ハンター・バイデンのノートパソコンに関し、情報検閲するよう民主党から強い圧力を受けたことを発表した。
大手メディアにも同じような圧力があったのだと推測される。
個人的には、バイデンが8100万票の得票をしたということで、おそらく、まともな選挙ではなかったと思っている。
それまでの最高記録は、オバマの第一期での6900万票代で、それでも史上空前と言われたものだが、2020年はトランプも約7400万票を獲得している。
こんな漫画のようなことが堂々とまかり通る世界なのである。
ところで、選挙でのバイデン当選後、あるいは、バイデンの大統領就任後に、トランプ支持者が、いろいろ面白い話を始めた。その話を、現在も活躍中の言論人が、当時、YouTubeで堂々言っていたものだ。
たとえば、バイデンが当選したことになっているが、結局はトランプが就任し、バイデンや、その他の多くの大物政治家が逮捕されるというもので、これは非常に人気が高い説だった。そんなことを、現在も人気の言論人が、当時、真顔で言っていたものだ。
さらに、大統領就任式の様子は、実はスペインで撮影された偽物であるとか、大統領に就任したバイデンは偽物で、特殊ビニールの仮面をつけているとか、バイデンは実はホワイトハウスにはおらず、別の場所に作られた大統領執務室とそっくりなセットの中で撮影された様子がメディアに公開されているのだとかいう話もあった。それらの話は、信憑性を持たせる工夫も、なかなかのもので、私もすっかり信じていたものだ(笑)。
凄い話になると、今でも言ってるのかもしれないが、トランプは善の宇宙人の支援を受けており、悪の宇宙人に支配されたバイデンらと戦っているというのもある。まあ、別に否定はしないが、その人のYouTube動画を見たら、怪しさに圧倒される(これも主観かもしれないが)。
この話は、世界的ベストセラー書籍の翻訳者の1人でもある人が行っていて、その話も書籍にし、結構なベストセラーになっている。少しは名を惜しめばいいのにと思うが、何を話すのも人の自由だ。
陰謀論とは言わないが、そういった「面白い話」をする人の中には、一時期、なりを潜めていたが、またYouTubeに復帰し、それなりの登録者を集めている人もいるようだ。彼らに騙される・・・と言ったら悪いので「混乱させられる」「影響される」などと言うべきかもしれない。
一方で、権力側に騙されないことが、今後、ますます重要になる。
よく、「騙されないためには自分の頭で考えないといけない」と言う人がいるが、騙される者だって、しっかり自分の頭で考えているのだ。そして、自分の頭で考えた結果、騙されるのである。
それで、矢追純一さんのように「僕は頭が悪いから、考えることを放棄した」という考え方が、最も「頭が良い」のだと思う。
木枯し紋次郎のように「疑っちゃいやせん。けど、信じてもいやせん」とか、ジッドゥ・クリシュナムルティのように「私は何も信じない」という態度が優れていると思うが、学校やメディアに洗脳された者には、なかなか分からないのである。
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)新装版 ヤオイズム(矢追純一)
(2)真・ヤオイズム(矢追純一) ※『ヤオイズム』と同内容
(3)私は何も信じない ~クリシュナムルティ対談集~(ジッドゥ・クリシュナムルティ)
(4)木枯し紋次郎(一)(笹沢佐保)
AIアート1286
「ドアの中」
Kay
私には、前回の2020年の選挙が、とても遠い出来事のように感じる。
アメリカの大統領選挙は、4年に1度、11月の第1火曜日に行われる。
前回(2020年)の選挙は、11月3日だったが、開票に非常に時間がかかった選挙で、何日経っても集計が終わらない州があったが、バイデンの勝利となった。
だが、選挙結果を決める重要な激戦州で、初めトランプがリードしていたのに、途中でバイデンの票が一気に増えてバイデンが逆転したり、最後の最後にバイデンの票が伸びて僅差でバイデンが勝つというものがいくつかあり、不正を疑う声が出た。
トランプは今は、あえて言わないが、2020年選挙は不正であったという態度で、多くのアメリカ人も、2020年の選挙は何等かの不正があったと信じているようだ。
2020年のアメリカ大統領選挙に本当に不正があったのかというと、「全くない。最も公正な選挙であった」というのが公式見解になっている。これに逆らうと、いろいろな意味で危険があるので、公に言う者はいないが、著名な言論人の中にも、ほとんどはっきりと、2020年選挙は不正だったと言う人もいるし、そんな人は決して少なくはないと思う。
2020年選挙に不正はないという立場は、権力が味方なので、何も説明しなくても正しいということになる。
2020年選挙に不正はないという立場の者の決めセリフは「不正の証拠は何1つない」だ。これも、権力の支持を受けるので完全に通用する。
不正というのではないが、2020年選挙前に、バイデン大統領の息子のハンター・バイデンのノートパソコンが一般の人の手に渡り、その中に、ハンター・バイデンの犯罪の証拠とされる情報があり、その犯罪にバイデン大統領(当時は大統領候補)の関与も示されていたという話がある。
このニュースが公開されていたら、おそらくだが、トランプが当選していたと思われる。
だが、大手メディアでは、このニュースが一切報じられず、隠された。
そして、最近、メタ(旧フェイスブック)のCEOであるマーク・ザッカーバーグが、当時、フェイスブック上で、ハンター・バイデンのノートパソコンに関し、情報検閲するよう民主党から強い圧力を受けたことを発表した。
大手メディアにも同じような圧力があったのだと推測される。
個人的には、バイデンが8100万票の得票をしたということで、おそらく、まともな選挙ではなかったと思っている。
それまでの最高記録は、オバマの第一期での6900万票代で、それでも史上空前と言われたものだが、2020年はトランプも約7400万票を獲得している。
こんな漫画のようなことが堂々とまかり通る世界なのである。
ところで、選挙でのバイデン当選後、あるいは、バイデンの大統領就任後に、トランプ支持者が、いろいろ面白い話を始めた。その話を、現在も活躍中の言論人が、当時、YouTubeで堂々言っていたものだ。
たとえば、バイデンが当選したことになっているが、結局はトランプが就任し、バイデンや、その他の多くの大物政治家が逮捕されるというもので、これは非常に人気が高い説だった。そんなことを、現在も人気の言論人が、当時、真顔で言っていたものだ。
さらに、大統領就任式の様子は、実はスペインで撮影された偽物であるとか、大統領に就任したバイデンは偽物で、特殊ビニールの仮面をつけているとか、バイデンは実はホワイトハウスにはおらず、別の場所に作られた大統領執務室とそっくりなセットの中で撮影された様子がメディアに公開されているのだとかいう話もあった。それらの話は、信憑性を持たせる工夫も、なかなかのもので、私もすっかり信じていたものだ(笑)。
凄い話になると、今でも言ってるのかもしれないが、トランプは善の宇宙人の支援を受けており、悪の宇宙人に支配されたバイデンらと戦っているというのもある。まあ、別に否定はしないが、その人のYouTube動画を見たら、怪しさに圧倒される(これも主観かもしれないが)。
この話は、世界的ベストセラー書籍の翻訳者の1人でもある人が行っていて、その話も書籍にし、結構なベストセラーになっている。少しは名を惜しめばいいのにと思うが、何を話すのも人の自由だ。
陰謀論とは言わないが、そういった「面白い話」をする人の中には、一時期、なりを潜めていたが、またYouTubeに復帰し、それなりの登録者を集めている人もいるようだ。彼らに騙される・・・と言ったら悪いので「混乱させられる」「影響される」などと言うべきかもしれない。
一方で、権力側に騙されないことが、今後、ますます重要になる。
よく、「騙されないためには自分の頭で考えないといけない」と言う人がいるが、騙される者だって、しっかり自分の頭で考えているのだ。そして、自分の頭で考えた結果、騙されるのである。
それで、矢追純一さんのように「僕は頭が悪いから、考えることを放棄した」という考え方が、最も「頭が良い」のだと思う。
木枯し紋次郎のように「疑っちゃいやせん。けど、信じてもいやせん」とか、ジッドゥ・クリシュナムルティのように「私は何も信じない」という態度が優れていると思うが、学校やメディアに洗脳された者には、なかなか分からないのである。
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)新装版 ヤオイズム(矢追純一)
(2)真・ヤオイズム(矢追純一) ※『ヤオイズム』と同内容
(3)私は何も信じない ~クリシュナムルティ対談集~(ジッドゥ・クリシュナムルティ)
(4)木枯し紋次郎(一)(笹沢佐保)
AIアート1286
「ドアの中」
Kay
人気ランキング参加中です |