お守り、護符、タリスマン、アミュレット等と呼ばれる、災害から守ってくれたり、願いを叶えてくれると言われるグッズは効くのだろうか?
それなりに真面目に作られたものであれば、印刷されたものでも効く。
私など、小学4年生の時は、自分でお守りを作り、確実に効果があった。
別に、作り方を教わったとか、勉強したとかではなく、思いつきで作ったものだった。
要は、人間の意識が、霊験あるお守りであると設定すれば、間違いなく効果があると思う。
人間は、ものに意識を向け易い。
だから、偶像崇拝なんてのも流行ったが、お墓にしろ、そこに死者が本当にいるわけではないと思っても、お墓のように意識を向ける対象があった方が、精神エネルギーを好ましい状態に保てるのである。
ここらへんは、『新世紀エヴァンゲリオン』で碇ゲンドウが全く同じことを言っていたし、『千の風になって』という大ヒット曲で「ここ(お墓)に私はいない」と言ったところで、お墓が不要とまでは言っていないのである。
大切なことは、そのお守りなどを気分よく持てることで、「効いて欲しい」という執着を持つと、気持ちが重くなり、あまり気分が良くならないので、ソフトタッチな感じを忘れてはならない。
引き寄せ全般に言えるが、ソフトタッチということが本当に大切である。
ただ、神社や宗教団体などで、きわめて有難い護符とされていても、値段が高かったり、あまりに丁重に扱わなけれならないようなものは、私なら絶対に持たない。
円空という僧が作った木彫りの仏像は、現代の彫刻家でも高く評価する価値のあるものであるが、多くが、子供の遊び道具として使われ、子供が乗っかって地面を引きずっていたものである。それで良いのである。
もちろん、お守りは大切にすべきであるが、バッグに入れっぱなしで汚れてしまっても全く構わない。
重要なことは、自分の意識が、それは効果あるお守りであると設定することだ。
そして、いったん設定したら、忘れても構わないのである。
この設定を、心理学者の河合隼雄さんは「物語を作る」というふうに表現していた。
そして、自分の物語を持っている人間は強いのだと言う。たとえ子供でも。
その物語は、自分が気分良ければ何でも良いのである。
ある小学生の女の子は、祖母から教わった「人は死んだら月に行く」というのを、信じて・・・と言うより、そう設定していた。
それで幸せだったのである。
無論、いつかは、その設定を変更するかもしれないが、それなら、新しい設定を作れば良いのである。
ただ、設定は自分で作ることが大切だ。
この女の子の場合は、お婆さんに教わったことは確かだが、それを設定したのは自分である。
そして、成長すれば、自分の設定は完全に自分で設定しなくてはならない。
「気に入ったぞ!その設定」
~『天動のシンギュラリティ』より。自分が異世界のお姫様だという香々地アイリスの話を聞き、天童カイトが言った言葉~
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)こころの最終講義(河合隼雄)
(2)生きるとは、自分の物語をつくること(小川洋子、河合隼雄)
(3)星の巡礼(パウロ・コエーリョ)
(4)天動のシンギュラリティ(1) (大崎ミツル、長谷敏司他)
AIアート1236
「秋の草原にて」
Kay
それなりに真面目に作られたものであれば、印刷されたものでも効く。
私など、小学4年生の時は、自分でお守りを作り、確実に効果があった。
別に、作り方を教わったとか、勉強したとかではなく、思いつきで作ったものだった。
要は、人間の意識が、霊験あるお守りであると設定すれば、間違いなく効果があると思う。
人間は、ものに意識を向け易い。
だから、偶像崇拝なんてのも流行ったが、お墓にしろ、そこに死者が本当にいるわけではないと思っても、お墓のように意識を向ける対象があった方が、精神エネルギーを好ましい状態に保てるのである。
ここらへんは、『新世紀エヴァンゲリオン』で碇ゲンドウが全く同じことを言っていたし、『千の風になって』という大ヒット曲で「ここ(お墓)に私はいない」と言ったところで、お墓が不要とまでは言っていないのである。
大切なことは、そのお守りなどを気分よく持てることで、「効いて欲しい」という執着を持つと、気持ちが重くなり、あまり気分が良くならないので、ソフトタッチな感じを忘れてはならない。
引き寄せ全般に言えるが、ソフトタッチということが本当に大切である。
ただ、神社や宗教団体などで、きわめて有難い護符とされていても、値段が高かったり、あまりに丁重に扱わなけれならないようなものは、私なら絶対に持たない。
円空という僧が作った木彫りの仏像は、現代の彫刻家でも高く評価する価値のあるものであるが、多くが、子供の遊び道具として使われ、子供が乗っかって地面を引きずっていたものである。それで良いのである。
もちろん、お守りは大切にすべきであるが、バッグに入れっぱなしで汚れてしまっても全く構わない。
重要なことは、自分の意識が、それは効果あるお守りであると設定することだ。
そして、いったん設定したら、忘れても構わないのである。
この設定を、心理学者の河合隼雄さんは「物語を作る」というふうに表現していた。
そして、自分の物語を持っている人間は強いのだと言う。たとえ子供でも。
その物語は、自分が気分良ければ何でも良いのである。
ある小学生の女の子は、祖母から教わった「人は死んだら月に行く」というのを、信じて・・・と言うより、そう設定していた。
それで幸せだったのである。
無論、いつかは、その設定を変更するかもしれないが、それなら、新しい設定を作れば良いのである。
ただ、設定は自分で作ることが大切だ。
この女の子の場合は、お婆さんに教わったことは確かだが、それを設定したのは自分である。
そして、成長すれば、自分の設定は完全に自分で設定しなくてはならない。
「気に入ったぞ!その設定」
~『天動のシンギュラリティ』より。自分が異世界のお姫様だという香々地アイリスの話を聞き、天童カイトが言った言葉~
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(1)こころの最終講義(河合隼雄)
(2)生きるとは、自分の物語をつくること(小川洋子、河合隼雄)
(3)星の巡礼(パウロ・コエーリョ)
(4)天動のシンギュラリティ(1) (大崎ミツル、長谷敏司他)
AIアート1236
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Kay
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