引き寄せの心構えを一言で言えば、「泣き言を言わない」であると思う。「弱音を吐かない」でも良い。
「泣くな」「へこたれるな」「諦めるな」「甘えるな」「シャンとしろ」「文句を言うな」でも良い。
全く根性論である(笑)。
だけどねえ、泣き言を言う者に引き寄せが出来るはずがない。

これに関し、よく書いているような気もするが、イギリスの作家コリン・ウィルソンの少年時代の思い出話が非常に参考になる。
コリンは、弟と森に入ったが、森から出ることが出来なくなった。
歩き疲れ、空腹になり、おまけに雨が降って身体が冷え、とても辛い状態だ。
弟は泣いてぐずり、歩こうとしない。
コリンもそうしたかったが、兄である自分がそんなことをするわけにはいかない。
コリンは泣き言を一切言わない決意をし、シャンとした。
顔を引き締め、弟を叱責しつつ励まし、歩き出した。
すると、見事に森を抜け出すことに成功した。
ウィルソンは、自我(=心=思考=右脳)の役割は、ただ「シャンとする」ことなのだと言う。
「シャンとする」ことで、左脳はエネルギーを作り出すのだ。
私も、この「シャンとする」という言い方が好きだ。
シャンと出来ない者はヒーローではない。
ヒーローは泣き言を言わない。

「今今メソッド」「存在を自覚するメソッド」「マイナスを疑うメソッド」という黄金の引き寄せメソッドをやりながら成果が得られないと言う者がいる。
そんな泣き言を言ってはならない。シャンとしろ(酷い 笑)。
世界中の空気を吸い込むつもりで大きく深呼吸すれば勇気も湧いてくる。
それでルパン三世のように不敵な笑みをすれば、勝ったも同然である。

◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)右脳の冒険(コリン・ウィルソン)
(2)木枯し紋次郎(一)(笹沢佐保)
(3)アイアコッカ: わが闘魂の経営(リー・アイアコッカ)
(4)信念の魔術(C・M・ブリストル)

秋の公園
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「秋の公園」
Kay

  
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