修行と言ったら、嫌なイメージを持っている人が多いが、これは、テレビドラマやアニメや映画での、馬鹿げた特訓シーンが記憶にあるからだろう。
また、やはり馬鹿なのか、そんなものをベースにした学校の部活の特訓みたいなものがあり、それを、見たり、あるいは、体験した人もいると思う。
特訓アニメ、特訓ドラマは、教育委員会や文部省が称賛し推薦することがよくあった。やはり馬鹿なのだろう。
特訓なんてものが続くはずがない。
超人武道家と言われる大東流合気柔術の佐川幸義も「僕は特訓なんてしない」と言っていたようだ。
彼が弟子達に推奨し、自らも熱心に行っていた佐川流四股は、足踏みのようなもので、多少の根気は必要とするだろうが、少しも無理のある訓練ではない。
私も毎日2千回以上やっているが、シンドイことなど全くない。

引き寄せにも、修行とか訓練があり、その中には、特訓じみたものもある。
しかし、そんな特訓じみたものが続く人は、極めてわずかで、普通は、そんなものに手を出すと間違いなく挫折する。
私が聞いた、成果を上げている人の修行で最も簡単なのは、朝晩の30秒の深呼吸だ。
普通には、深呼吸なら、なんとか、食事前に3回~5回ずつでもやれば良いと思う。

ヒックス夫妻の『引き寄せの法則』では、1日10分、自分の呼吸を意識するだけという、今で言うマインドフルネス呼吸によって、高次の存在とつながることが出来るようになったのだと思う。
政木和三さんは、小学3年生くらいの時だったが、根性があったのか、腹式呼吸を毎日1時間やったらしいが、私は毎日5分ほどやっていたことがある。

各自、自分に向いたことをやれば良い。
一応、私のお薦めは「今今メソッド」だ。これは、今この瞬間を感じるというだけのもので、やり方は特にない。
最も簡単には、心の中で、「今、今、今、今、・・・」とつぶやき続ければ良い。
同じことを、エックハルト・トールは、非常に複雑に難解に書いているが、あれでは、誰もやらないし続けない。
それよりも、ただ「今、今、今」と心で唱えた方が良いと思う。

『葬送のフリーレン』という人気アニメがあるが、私は、このアニメに登場するフェルンという少女を見ていると、修行する気が湧いてくる。
彼女は魔法の天才と言われているが、何のことはない。単に、誰でも出来ることを、誰よりも長時間やっただけである。
彼女の修行の実際は分からないが、今今メソッドだと勝手に思い込んでも良いと思う。
実際、結果は同じと思う。
それに、釈迦も言ったではないか。
「修行すればフェルンはお前のものだ」
※正しくは、釈迦は従弟のアーナンダに、超絶美しい天女を見せ、「アーナンダよ、修行すれば、この天女はお前のものである」と言ったのである。

今今メソッドをやろう。
ついでに、身体に良いので、佐川流四股もやろう。
・・・と、一応推奨するが、自分の好きなことをやるように。
こう言うと、「これは修行になりますか?」と尋ねる者が時々いる。
それが修行だと自分が決めれば、それは修行である。
大切なことは、1年365日、絶対に1日も欠かさずやることだけである。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)佐川幸義 神業の合気
(2)人生が楽になる 超シンプルなさとり方(エックハルト・トール)
(3)引き寄せの法則 エイブラハムとの対話(ヒックス夫妻)
(4)葬送のフリーレン ※Amazon Prime Video

恵みの森
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「恵みの森」
Kay

  
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