ロンダ・バーンの『ザ・シークレット』のDVD版である『THE SECRET』の中に、自分が運転する小型飛行機が墜落して重傷を負い、一命をとりとめるも、医者からは「一生の間、動かせるのは瞼だけ」と宣告された男の話がある。
その男は、歩いて家に帰る場面をイメージし続け、遂にそれを実現する。
願いが叶った時の状況をイメージすれば叶うということが引き寄せでよく言われるが、この話のように、切実で強い願望を持てるような状況でなければ、イメージを持ち続けることは難しい。
実際にイメージングで願望を実現した人は少ないのではと思うし、まして、軽めの願望であれば、イメージングに飽きてしまうことが多いと思う。
そして、上の男の場合も、イメージングよりも、もっと単純で重要なことがあるのではないかと思うのだ。
そこで、これに似た別の話を取り上げる。
アメリカで1960年にポール・マイヤーによって創立されたSMI社は、SMiという自己開発プログラムを世界80か国に販売し、ポール・マイヤーは偉大な成功者の1人と認められている。
このポール・マイヤーの部下が、交通事故に遭い、首から下が全く動かせない状態になってしまった。医者は一生、このままであると言った。
私は、ポール・マイヤーとこの部下に会った人物から直接聞いたのだが、マイヤーはこの部下に、
「医者の言うことなんか信用するな。必ず治る」
と言って、毎日、SMIのテープを聞かせたのだそうだ。
SMIは決して引き寄せプログラムではないが、引き寄せのようなことも起こると考える人も多いと思う。
稲盛和夫さんもSMIユーザーで、他にも、ソニー創業者の盛田昭夫さんも熱心に使っていたと聞いた。
そして、この部下は回復し、私の知人が会った時には、多少足を引きずって歩く感じがある程度で、ほとんど普通の人と変わらなかったと言う。その時は、この部下は、SMIの副社長を務めていたのだと思う。
さて、この話の重要な点は、ポール・マイヤーが部下に、「医者の言うことなんか信用するな」と言ったことで、これが部下を救ったのだと私は思う。
医者を信用するなと言うよりは、医者によって頭に叩き込まれた、自分は一生、首から下を動かせないという現実というか思い込みを信じるな・・・つまり、疑えということである。
最近、このブログで書いている、「マイナスの状況を疑えば、それが消える」という実例である。
そして、最初の、飛行機事故の男もまた、医者の言う現実を疑ったからこそ奇跡が起こったのだと思う。
ブスな女性が、「私は本当はブスでないのではないか?本当は美人なのでは?」と疑ってたちまち美人になったという話があるが、そんなことは十分にあり得ると思う。
私は、子供の時から、家族に短足と言われ、確かに写真を見ると、極端な短足ではないかもしれないが、あまり脚が長い方ではなかった。
ある日、素晴らしく脚が長くて美人の女子大生に、「君は脚が長いね」と言ったら、彼女は私に「あなたもでしょ」と普通に言う。彼女は冗談か変なお世辞で言ったのかもしれないが、その「あなたもでしょ」という言葉が私の頭の中に残った。
しかし、写真を見ても、やはり私は彼女とはかなり違う。
だが、やがて、私は疑うようになった。
「家族からは短足短足と言われ続けたが、本当は私は脚が長いのではないか?俳優の渡辺謙さんはハリウッド俳優の中に入っても、長身で脚が長くてスタイルが良いが、彼は公式に、身長184cmで股下84cmで、また、美男俳優の藤原竜也さんも理想的な体形だが、公式に身長178cm、股下82cmだ。私は176cmだが、股下84cm以上あるかもしれない」
と疑ってみた。
そしたら、以前は、股下83cmのパンツが長かったが、股下85cmのパンツでも床に付かないようになり、ズボンのすそ合わせをした洋服屋の店員に「脚、長いですね」と言われ、また、会社で、後ろを歩いていた取引先の人に、「脚、長いですね」と驚くように言われた。
疑えば、脚も長くなるのだと思う。
いや、疑えば、現実という幻想は変わってしまうのである。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)THE SECRET [DVD](ロンダ・バーン他)
(2)モティベーション日記(ポール・J・マイヤー)
(3)方法序説 (岩波文庫)
(4)私は何も信じない ~クリシュナムルティ対談集~
(5)投影された宇宙 ホログラフィック・ユニヴァースへの招待
(6)ヒマラヤ聖者の生活探求 第5巻(ベアード.T.スポールディング)

AIアート1181
「妖精の子守り」
Kay
その男は、歩いて家に帰る場面をイメージし続け、遂にそれを実現する。
願いが叶った時の状況をイメージすれば叶うということが引き寄せでよく言われるが、この話のように、切実で強い願望を持てるような状況でなければ、イメージを持ち続けることは難しい。
実際にイメージングで願望を実現した人は少ないのではと思うし、まして、軽めの願望であれば、イメージングに飽きてしまうことが多いと思う。
そして、上の男の場合も、イメージングよりも、もっと単純で重要なことがあるのではないかと思うのだ。
そこで、これに似た別の話を取り上げる。
アメリカで1960年にポール・マイヤーによって創立されたSMI社は、SMiという自己開発プログラムを世界80か国に販売し、ポール・マイヤーは偉大な成功者の1人と認められている。
このポール・マイヤーの部下が、交通事故に遭い、首から下が全く動かせない状態になってしまった。医者は一生、このままであると言った。
私は、ポール・マイヤーとこの部下に会った人物から直接聞いたのだが、マイヤーはこの部下に、
「医者の言うことなんか信用するな。必ず治る」
と言って、毎日、SMIのテープを聞かせたのだそうだ。
SMIは決して引き寄せプログラムではないが、引き寄せのようなことも起こると考える人も多いと思う。
稲盛和夫さんもSMIユーザーで、他にも、ソニー創業者の盛田昭夫さんも熱心に使っていたと聞いた。
そして、この部下は回復し、私の知人が会った時には、多少足を引きずって歩く感じがある程度で、ほとんど普通の人と変わらなかったと言う。その時は、この部下は、SMIの副社長を務めていたのだと思う。
さて、この話の重要な点は、ポール・マイヤーが部下に、「医者の言うことなんか信用するな」と言ったことで、これが部下を救ったのだと私は思う。
医者を信用するなと言うよりは、医者によって頭に叩き込まれた、自分は一生、首から下を動かせないという現実というか思い込みを信じるな・・・つまり、疑えということである。
最近、このブログで書いている、「マイナスの状況を疑えば、それが消える」という実例である。
そして、最初の、飛行機事故の男もまた、医者の言う現実を疑ったからこそ奇跡が起こったのだと思う。
ブスな女性が、「私は本当はブスでないのではないか?本当は美人なのでは?」と疑ってたちまち美人になったという話があるが、そんなことは十分にあり得ると思う。
私は、子供の時から、家族に短足と言われ、確かに写真を見ると、極端な短足ではないかもしれないが、あまり脚が長い方ではなかった。
ある日、素晴らしく脚が長くて美人の女子大生に、「君は脚が長いね」と言ったら、彼女は私に「あなたもでしょ」と普通に言う。彼女は冗談か変なお世辞で言ったのかもしれないが、その「あなたもでしょ」という言葉が私の頭の中に残った。
しかし、写真を見ても、やはり私は彼女とはかなり違う。
だが、やがて、私は疑うようになった。
「家族からは短足短足と言われ続けたが、本当は私は脚が長いのではないか?俳優の渡辺謙さんはハリウッド俳優の中に入っても、長身で脚が長くてスタイルが良いが、彼は公式に、身長184cmで股下84cmで、また、美男俳優の藤原竜也さんも理想的な体形だが、公式に身長178cm、股下82cmだ。私は176cmだが、股下84cm以上あるかもしれない」
と疑ってみた。
そしたら、以前は、股下83cmのパンツが長かったが、股下85cmのパンツでも床に付かないようになり、ズボンのすそ合わせをした洋服屋の店員に「脚、長いですね」と言われ、また、会社で、後ろを歩いていた取引先の人に、「脚、長いですね」と驚くように言われた。
疑えば、脚も長くなるのだと思う。
いや、疑えば、現実という幻想は変わってしまうのである。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)THE SECRET [DVD](ロンダ・バーン他)
(2)モティベーション日記(ポール・J・マイヤー)
(3)方法序説 (岩波文庫)
(4)私は何も信じない ~クリシュナムルティ対談集~
(5)投影された宇宙 ホログラフィック・ユニヴァースへの招待
(6)ヒマラヤ聖者の生活探求 第5巻(ベアード.T.スポールディング)

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前にも書いたかもしれないですが、あるヨガ行者は瞑想すると次第に空中浮揚するらしいですが、周囲に一人でも「そんなことあるわけない」と否定的な気持ちでいると浮かないそうです。
(私は疑いもしないが信じもしませんがw)
世界的な企みがある割に、それらがさほど上手くいっているように見えないのも、1割程度の陰謀論者が疑って否定しているからと少し思っています。