あらゆる引き寄せの方法は、テクニック的には、全て、ネヴィル・ゴダードの「想定の法則」であると思う。
日本では、ゴダードの本の翻訳者が想定の法則と訳したのでそう言われるが、「仮定の法則」でも良いし、私は、どちらかというと仮定の法則の方が良いと思うが、まあ、どちらでも良い。
想定の法則は、難しく言う人も多いが、実に簡単で、「願いが叶った時の気分を想像する」だけだ。
あくまで想像するだけで、「これで願いを叶えよう」と思ってはならない。
だが、この簡単な想定の法則でも、うまくいかない人が多い。
なぜうまくいかないのかというと、まだ複雑だからだ。
「願いが叶った時の気分を想像する」だけでも複雑なのだから、もっと複雑に言う人のやり方では全く駄目だろう。
では、「願いが叶った時の気分を想像する」の何が複雑なのだろう。
それは、「願いが叶った時のいろいろな気分を想像しようとするから」だ。
誰かが言っていたが、人間の本当の願いは3つしかないらしい。それは、
「安心すること」
「自分が好きなこと」
「楽しいこと」
だ。
しかし、本当は「安心すること」だけである。
安心するから自分が好きなのだし、安心するから楽しいのである。
言い換えれば、自分が好きな時は安心しているし、楽しい時は安心している。
不安だけど自分が好きとか、楽しいけど不安だ・・・なんておかしなことはない。
だから、安心すれば、願いは叶う。
想定の法則的には、「安心する気分を想像すれば願いは叶う」だが、「安心する気分を想像する」というのはおかしい。
単に安心すれば良いし、安心するしかない。
それで、安心するための最上の手法が、エックハルト・トールや108さんの「今、この瞬間を感じる」ことで、日本のスピリチュアル界隈では、これを、今今メソッドと呼んでいるし、私は今今瞑想と呼ぶこともある。
(余談だが、108さんは、『神との対話』で知られるニール・ドナルド・ウォルシュとエックハルト・トールの対談を見て、「この人達、楽しいのかな?」と思ったらしい。私も、この人達の話は小難し過ぎると思う)
つまり、安心すれば、安心する状況が引き寄せられるというのが、想定の法則、あるいは、引き寄せの法則の全てなのである。
そこから、ただ、今今メソッドをやれば良いことが分かる。
本当はそこで終わりなのであるが、エゴ(自我)は退屈すると、ちょっと厄介なのである。
丁度、『涼宮ハルヒの憂鬱』シリーズで、ヒロインの美少女高校生、涼宮ハルヒを退屈させてはならないようなものだ。
それで、108さんが言う「不足を疑う」というのをやると面白い。
これは、マイナス現象を「これ、本当か?」と疑うことである。
お金がないと思うなら、「本当にお金がないのか?」と疑い、モテないなら「俺って本当にモテないのか?」と疑うのである。
ただし、あくまで疑うだけで、疑うことで引き寄せようなどと思ってはならない。
アンデルセンの『みにくいアヒルの子』は、教訓的なお話だが、翻訳が悪いのか、ポイントがズレているように感じる。
「想定の法則」で言えば、みにくいアヒルの子(実は白鳥の子)は、自分が本当は白鳥だと分かった時の気分を想像すれば願いは叶うのだが、この厳しい世の中では、メンタルがやられてしまうことが多く、それが難しい。
そこで、みにくいアヒルの子は「僕は本当に醜いのか?本当な白鳥のように美しいのではないのか?」と疑えば良いのだ。
ただし、疑うだけにすべきで、それによって白鳥になろうなんて思ってはならない。
みにくいアヒルの子は、いつ疑うことが出来るのだろう?
それは、美しい白鳥たちを見た時だ。
ロバート・シュラーの本で見たが(古書が4万円くらいだった)、貧しい労働者の老人が、高級車の後部座席に座る金持ちを見た時、心の中で何かが起こり、やがて、その労働者は、自分が高級車の後部座席に座る身分になった。
だが、なぜそうなったかは、シュラーも分からなかったのではないかと思う。そのあたりの記述が曖昧で複雑だった。
その労働者は、きっと「俺は本当に貧しいのか?本当は、あの金持ちのようではないのか?」と疑ったに違いないのだ。
エマーソンの、飲んだくれの公爵の話といい、全ては、マイナスを疑うことで説明出来るのだ。
私は、今今メソッドを「今今瞑想」、108さんの「不足を疑う」を「マイナスを疑う」と表現するが、別に、真似をしているわけではないからである。
根本は、古代の叡智からのもので、もしかしたら、もっと深いというか、もっと単純で簡単なものである。
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)アンデルセン童話集(上)(山室静訳)
(2)自己信頼(ラルフ・ウォルドー・エマソン)
(3)人生が楽になる 超シンプルなさとり方(エックハルト・トール)
(4)「潜在意識」を変えれば、すべてうまくいく(アレクサンダー・ロイド)
(5)想定の『超』法則(ネヴィル・ゴダード)
AIアート1177
「眠り姫」
Kay
日本では、ゴダードの本の翻訳者が想定の法則と訳したのでそう言われるが、「仮定の法則」でも良いし、私は、どちらかというと仮定の法則の方が良いと思うが、まあ、どちらでも良い。
想定の法則は、難しく言う人も多いが、実に簡単で、「願いが叶った時の気分を想像する」だけだ。
あくまで想像するだけで、「これで願いを叶えよう」と思ってはならない。
だが、この簡単な想定の法則でも、うまくいかない人が多い。
なぜうまくいかないのかというと、まだ複雑だからだ。
「願いが叶った時の気分を想像する」だけでも複雑なのだから、もっと複雑に言う人のやり方では全く駄目だろう。
では、「願いが叶った時の気分を想像する」の何が複雑なのだろう。
それは、「願いが叶った時のいろいろな気分を想像しようとするから」だ。
誰かが言っていたが、人間の本当の願いは3つしかないらしい。それは、
「安心すること」
「自分が好きなこと」
「楽しいこと」
だ。
しかし、本当は「安心すること」だけである。
安心するから自分が好きなのだし、安心するから楽しいのである。
言い換えれば、自分が好きな時は安心しているし、楽しい時は安心している。
不安だけど自分が好きとか、楽しいけど不安だ・・・なんておかしなことはない。
だから、安心すれば、願いは叶う。
想定の法則的には、「安心する気分を想像すれば願いは叶う」だが、「安心する気分を想像する」というのはおかしい。
単に安心すれば良いし、安心するしかない。
それで、安心するための最上の手法が、エックハルト・トールや108さんの「今、この瞬間を感じる」ことで、日本のスピリチュアル界隈では、これを、今今メソッドと呼んでいるし、私は今今瞑想と呼ぶこともある。
(余談だが、108さんは、『神との対話』で知られるニール・ドナルド・ウォルシュとエックハルト・トールの対談を見て、「この人達、楽しいのかな?」と思ったらしい。私も、この人達の話は小難し過ぎると思う)
つまり、安心すれば、安心する状況が引き寄せられるというのが、想定の法則、あるいは、引き寄せの法則の全てなのである。
そこから、ただ、今今メソッドをやれば良いことが分かる。
本当はそこで終わりなのであるが、エゴ(自我)は退屈すると、ちょっと厄介なのである。
丁度、『涼宮ハルヒの憂鬱』シリーズで、ヒロインの美少女高校生、涼宮ハルヒを退屈させてはならないようなものだ。
それで、108さんが言う「不足を疑う」というのをやると面白い。
これは、マイナス現象を「これ、本当か?」と疑うことである。
お金がないと思うなら、「本当にお金がないのか?」と疑い、モテないなら「俺って本当にモテないのか?」と疑うのである。
ただし、あくまで疑うだけで、疑うことで引き寄せようなどと思ってはならない。
アンデルセンの『みにくいアヒルの子』は、教訓的なお話だが、翻訳が悪いのか、ポイントがズレているように感じる。
「想定の法則」で言えば、みにくいアヒルの子(実は白鳥の子)は、自分が本当は白鳥だと分かった時の気分を想像すれば願いは叶うのだが、この厳しい世の中では、メンタルがやられてしまうことが多く、それが難しい。
そこで、みにくいアヒルの子は「僕は本当に醜いのか?本当な白鳥のように美しいのではないのか?」と疑えば良いのだ。
ただし、疑うだけにすべきで、それによって白鳥になろうなんて思ってはならない。
みにくいアヒルの子は、いつ疑うことが出来るのだろう?
それは、美しい白鳥たちを見た時だ。
ロバート・シュラーの本で見たが(古書が4万円くらいだった)、貧しい労働者の老人が、高級車の後部座席に座る金持ちを見た時、心の中で何かが起こり、やがて、その労働者は、自分が高級車の後部座席に座る身分になった。
だが、なぜそうなったかは、シュラーも分からなかったのではないかと思う。そのあたりの記述が曖昧で複雑だった。
その労働者は、きっと「俺は本当に貧しいのか?本当は、あの金持ちのようではないのか?」と疑ったに違いないのだ。
エマーソンの、飲んだくれの公爵の話といい、全ては、マイナスを疑うことで説明出来るのだ。
私は、今今メソッドを「今今瞑想」、108さんの「不足を疑う」を「マイナスを疑う」と表現するが、別に、真似をしているわけではないからである。
根本は、古代の叡智からのもので、もしかしたら、もっと深いというか、もっと単純で簡単なものである。
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)アンデルセン童話集(上)(山室静訳)
(2)自己信頼(ラルフ・ウォルドー・エマソン)
(3)人生が楽になる 超シンプルなさとり方(エックハルト・トール)
(4)「潜在意識」を変えれば、すべてうまくいく(アレクサンダー・ロイド)
(5)想定の『超』法則(ネヴィル・ゴダード)
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