願いが叶わないのは、願いが叶うことが信じられないからだ。
たとえば、あの子を恋人に出来ると信じることが出来ない。
1億円を得ることが出来ると信じることが出来ない。
引き寄せのあらゆる技法は、それを信じられるようになるためのものだ。
しかし、どうやっても信じられないまま一生が終わる(笑)。

そこで、今朝も書いた話が非常に役に立つ。
なぜなら、信じる必要がないからだ。
再度書くと、ある非常に駄目な若者が、
「僕は何て駄目なんだ」
と言うと、友人が、
「君はちっとも駄目じゃない。自分でそう思ってるだけだ」
と言い、その言葉が若者に作用し、若者は勝手に大物になった。

この若者が非常にポジティブな若者であれば、「君は本当は大物だ」と言ってやればよかったかもしれない。
だが、この若者はポジティブではなかった。
また、この若者がある程度ポジティブであれば、「君が大物でないとは限らない」と言ってやる手もあった。
しかし、この若者は非常にネガティブだった。我々のように(笑)。
そこで、友人が言った、
「君はちっとも駄目じゃない。自分でそう思ってるだけだ」
が、たまたま刺さったのだ。
それから、若者は考え続けた。
その中で、こういう疑問を持った。
「僕は本当に駄目なんだろうか?」
これは、自分が持っている観念(思い込み、偏見、洗脳)を疑うことになった。
脳にはこれが効く。

似たような手法がないか探したら、何と、「今今メソッド」の発明者と言われる108さんが「不足を疑う」として公開していた。
108さんによると、世界初の手法らしい(笑)。
こうやるのだ・・・いや、こう疑うのだ。
「あの子を彼女にすることは僕には本当に無理だろうか?」
「1億円持つことは私には本当に出来ないことだろうか?」
「僕は本当に駄目なんだろうか?」
ただし、ジョセフ・マーフィーが言うところの「ソフトタッチ」、つまり、ちょっと疑問を呈するだけにすることだ。
これで、即日に大金が入ってきたり、急速に状況が変わるということが起きた人が沢山いるらしい。
だが、それよりも、上の「駄目な若者」の例に倣って、ゆっくりやればと思う。

「疑う」の元祖は、ルネ・デカルトで、彼は疑うことで内なる叡智を引き出した。
これについては、彼の代表的な著書で、「12歳でも分かる」と彼が言う『方法序説』に書かれている。
アメリカの神秘思想家ヴァーノン・ハワードも、疑うことの大切さを懇々と述べていたと思う。

◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)方法序説(ルネ・デカルト。岩波文庫)
(2)なぜあなたは我慢するのか(ヴァーノン・ハワード)
(3)超越意識の探求(コリン・ウィルソン)
(4)右脳の冒険(コリン・ウィルソン)
(5)新装版 眠りながら成功する(ジョセフ・マーフィー)

お城に住もう
AIアート1174
「お城に住もう」
Kay

  
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