「20世紀最大の詩人」と言われた、ノーベル賞作家である詩人・劇作家のウィリアム・バトラー・イェイツは、
「人間は愛することは出来ない。だが、憎むことをやめることは出来る」
と言ったらしい。これは非常に重要な真理だと思う。
そして、イェイツは憎むことをやめると、至高体験が起こり易いことを明確に認識していた。
イェイツの時代には、アブラハム・マズローやコリン・ウィルソンらが言った「至高体験」という言葉はなかったが、イェイツはこれを「エクスタシー」と呼んだ。つまり、万物との一体感で、法悦とか大洋感情と呼ばれることもあり、現代で言うフローやゾーンも同じようなものと思う。
そして、おそらく、至高体験は高度な引き寄せ状態であり、至高体験を頻繁に起こせるなら、引き寄せはかなり自在であると思う。
ところで、「信じれば叶う」「信じた通りになる」というのは、引き寄せの概念を知らない者の間でも普通に言われると思う。
そして、信じる技術が引き寄せであるとも言える。
だが、ここでイェイツのようなことを言っておく。
「人間は信じることは出来ない。だが、疑うことをやめることは出来る」
だから、引き寄せるために、無理に信じようとするといった無駄なことはやめるべきだろう。
願いが叶うことを信じることは出来ないが、願いが叶うことを疑うことはやめることが出来る。
そして、疑うことをやめれば、信じることに限りなく近付く。そうすれば願いは叶う。
このことを例で示す。
なんだかんだ言って、地球が回っていることを自分で確認した人など滅多にいない。
だから、本当は、我々は地球が回っていることを信じてはいないのだ。
しかし、我々は地球が回っていることを疑ってはいない。
ところで、実を言えば、地球が丸いと思っている人間は、人類規模で言えば少数派なのだ。
今も多くの人が、地球は平べったいと思っているが、それで何の不都合もない。
地球は平べったいと思っている人には、地球は丸いと言われたら、反発する人も多いだろう。
だが、地球が丸いと信じはしないが、疑いもしない賢い人もいくらかいる。
そんな人間であることが、世界を思う通りに創造する秘訣である。
願いは願った瞬間に叶っている。
それを疑わなければそうなる。
どうすれば疑わないでいられるか?
どうもしなくていい。
ただ、考えなければ良い。疑うことは思考の中のものだからだ。
そのためには、息を止める(吸って止めるクンバクが効果的だ)か、瞑想をすれば良いだろう。
最も良い瞑想が、今この瞬間を感じる中今瞑想(今今瞑想、今今メソッド)である。
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)イェイツ詩集(対訳)
(2)まだらの鳥: 自伝小説(W.B.イェイツ)
(3)ケルトの薄明(ウィリアム・バトラー・イエイツ)
(4)至高体験(コリン・ウィルソン)
AIアート1162
「ひいおじいちゃんの家」
Kay
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と言ったらしい。これは非常に重要な真理だと思う。
そして、イェイツは憎むことをやめると、至高体験が起こり易いことを明確に認識していた。
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そして、おそらく、至高体験は高度な引き寄せ状態であり、至高体験を頻繁に起こせるなら、引き寄せはかなり自在であると思う。
ところで、「信じれば叶う」「信じた通りになる」というのは、引き寄せの概念を知らない者の間でも普通に言われると思う。
そして、信じる技術が引き寄せであるとも言える。
だが、ここでイェイツのようなことを言っておく。
「人間は信じることは出来ない。だが、疑うことをやめることは出来る」
だから、引き寄せるために、無理に信じようとするといった無駄なことはやめるべきだろう。
願いが叶うことを信じることは出来ないが、願いが叶うことを疑うことはやめることが出来る。
そして、疑うことをやめれば、信じることに限りなく近付く。そうすれば願いは叶う。
このことを例で示す。
なんだかんだ言って、地球が回っていることを自分で確認した人など滅多にいない。
だから、本当は、我々は地球が回っていることを信じてはいないのだ。
しかし、我々は地球が回っていることを疑ってはいない。
ところで、実を言えば、地球が丸いと思っている人間は、人類規模で言えば少数派なのだ。
今も多くの人が、地球は平べったいと思っているが、それで何の不都合もない。
地球は平べったいと思っている人には、地球は丸いと言われたら、反発する人も多いだろう。
だが、地球が丸いと信じはしないが、疑いもしない賢い人もいくらかいる。
そんな人間であることが、世界を思う通りに創造する秘訣である。
願いは願った瞬間に叶っている。
それを疑わなければそうなる。
どうすれば疑わないでいられるか?
どうもしなくていい。
ただ、考えなければ良い。疑うことは思考の中のものだからだ。
そのためには、息を止める(吸って止めるクンバクが効果的だ)か、瞑想をすれば良いだろう。
最も良い瞑想が、今この瞬間を感じる中今瞑想(今今瞑想、今今メソッド)である。
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