小学生の女の子が、近所のお兄さんを好きになることはよくあることだが、女の子が5年生とか6年生だと、「あのお兄ちゃんのどこがいいの?」と聞かれたら、「顔がいい」「脚が長い」「スポーツマンで格好いい」「優しい」とか言ったりする。しかし、それが本当の愛でないことは明らかだ。
ところが、4年生の女の子が、こんな返答をしたことがあった。
「何かいい」
これは、より幼い答だと思われ勝ちだが、そうとも言えるが、そうでないとも言える。
まだ小さくて、表面的な魅力には鈍いが、本質的な良いところを感じているのである。
大人になって、本当に好きな人が出来、相手のどこがいいかと言われたら、女でも男でもこう言うのだ。
「あの人は何かいい」
6年生くらいになって「あの人、何かいいの」と言ったら、将来、そのお兄ちゃんと結婚する可能性がある。これはヤバい(笑)。
有名なミュージカル映画『サウンド・オブ・ミュージック』の中に『何かよいこと(Semething Good)』という曲がある。
この映画は、映画自体はいろいろな評価があるが、曲は良く、この『何かよいこと』もそうだ。
この歌は、二十歳くらいのマリアが歌うのだが、こんな内容の歌だ。
「私は悪い子供だったし、青春時代はみじめだった。でも、その中に真実の瞬間があったに違いない。今、こんなに幸せなのだから、そんな子供の時や青春時代に、私は何かよいことをしたに違いない」
この「何かよいことをしたに違いない」という「何か」は、ボランティア活動をしたことでも、勉強で良い成績を取ったことでも、スポーツで活躍したことでもない。
そんなのじゃなく、「何かよいこと」なのである。
これこそが本当によいことだ。
『星の王子さま』に「本当に大切なものは目に見えない」という有名な言葉があるが、本当に大切なものは、お金や経歴といった大人に分かり易い物質的なものではなく、「何か」なのだ。
「何者かになりたい」と言うことがよくある。
そして、それを批判する、主に頭の硬い大人がいる。
「何者なんてものはないんだ。人間は大したものではないんだ。そのままの自分でいるしかないんだ」
という感じの批判である。
そうではないのだ。
ただ、「何者」を言葉で定義することが出来ないだけなのだ。
「何者かになりたい」と言いつつ、「お金持ちになりたい」「ひとかどの人物になりたい」と言うのは本物ではない。
「何者」は、そんな安っぽいものではない。
アラブのことわざに、「彼は神様を探しに行って、神様になって戻って来た」というものがある。
だが、彼のことは、こう言われる。
「彼は何者かを探しに行って、何者かになって戻って来た」
「彼は何かを探しに行って、何かになって戻って来た」
本当に大切なもの、本当によいもの、本当に美しいもの・・・それは、日本語で「何か」で、英語で“Something”だ。
キリスト教で言う「聖霊」も「何か」だし、老荘思想で言う「道」も「何か」だ。
あなたの願いを叶えてくれるのも、「何か」である。
別に難しくはない。
「何か」とは何かと考えるから、難しいのだ。
単に「何か」で良いのである。
神の正しい名は「何か」である。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)サウンド・オブ・ミュージック[Blu-ray]
(2)サウンド・オブ・ミュージック - オリジナル・サウンドトラック (SHM-CD)
(3)星の王子さま (新潮文庫)
(4)老子 (岩波文庫)
(5)中国の思想(6)老子・列子 (徳間文庫)
(6)新釈 荘子 (PHP文庫)
(7)ラマナ・マハルシとの対話 第一巻

AIアート1155
「家の娘」
Kay
ところが、4年生の女の子が、こんな返答をしたことがあった。
「何かいい」
これは、より幼い答だと思われ勝ちだが、そうとも言えるが、そうでないとも言える。
まだ小さくて、表面的な魅力には鈍いが、本質的な良いところを感じているのである。
大人になって、本当に好きな人が出来、相手のどこがいいかと言われたら、女でも男でもこう言うのだ。
「あの人は何かいい」
6年生くらいになって「あの人、何かいいの」と言ったら、将来、そのお兄ちゃんと結婚する可能性がある。これはヤバい(笑)。
有名なミュージカル映画『サウンド・オブ・ミュージック』の中に『何かよいこと(Semething Good)』という曲がある。
この映画は、映画自体はいろいろな評価があるが、曲は良く、この『何かよいこと』もそうだ。
この歌は、二十歳くらいのマリアが歌うのだが、こんな内容の歌だ。
「私は悪い子供だったし、青春時代はみじめだった。でも、その中に真実の瞬間があったに違いない。今、こんなに幸せなのだから、そんな子供の時や青春時代に、私は何かよいことをしたに違いない」
この「何かよいことをしたに違いない」という「何か」は、ボランティア活動をしたことでも、勉強で良い成績を取ったことでも、スポーツで活躍したことでもない。
そんなのじゃなく、「何かよいこと」なのである。
これこそが本当によいことだ。
『星の王子さま』に「本当に大切なものは目に見えない」という有名な言葉があるが、本当に大切なものは、お金や経歴といった大人に分かり易い物質的なものではなく、「何か」なのだ。
「何者かになりたい」と言うことがよくある。
そして、それを批判する、主に頭の硬い大人がいる。
「何者なんてものはないんだ。人間は大したものではないんだ。そのままの自分でいるしかないんだ」
という感じの批判である。
そうではないのだ。
ただ、「何者」を言葉で定義することが出来ないだけなのだ。
「何者かになりたい」と言いつつ、「お金持ちになりたい」「ひとかどの人物になりたい」と言うのは本物ではない。
「何者」は、そんな安っぽいものではない。
アラブのことわざに、「彼は神様を探しに行って、神様になって戻って来た」というものがある。
だが、彼のことは、こう言われる。
「彼は何者かを探しに行って、何者かになって戻って来た」
「彼は何かを探しに行って、何かになって戻って来た」
本当に大切なもの、本当によいもの、本当に美しいもの・・・それは、日本語で「何か」で、英語で“Something”だ。
キリスト教で言う「聖霊」も「何か」だし、老荘思想で言う「道」も「何か」だ。
あなたの願いを叶えてくれるのも、「何か」である。
別に難しくはない。
「何か」とは何かと考えるから、難しいのだ。
単に「何か」で良いのである。
神の正しい名は「何か」である。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)サウンド・オブ・ミュージック[Blu-ray]
(2)サウンド・オブ・ミュージック - オリジナル・サウンドトラック (SHM-CD)
(3)星の王子さま (新潮文庫)
(4)老子 (岩波文庫)
(5)中国の思想(6)老子・列子 (徳間文庫)
(6)新釈 荘子 (PHP文庫)
(7)ラマナ・マハルシとの対話 第一巻

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