人間は、不安がないのが一番良い。
つまり、安心していることが一番良い。
こう言うと、
「それは現実を見ようとしないおめでたい考え方だ」
と言う者が多い。
「日本有事はあるんだ」
「明日は悲惨な状況が待っている」
など、不安を煽り立てる者が沢山いるが、それが目立ってきたのは1990年代くらいと思われる。しかし、実際は、いつの時代でもあったと思う。
人類屈指の名著と言えると思う、ラルフ・ウォルドー・エマーソン(エマソン)の『自己信頼』では、エマーソンは「食うこと」に何の不安も感じていない少年の態度を称賛しているが、当時も今も、普通の大人は、そんな少年達を「幼い」と見下す。
また、我々は、自分で稼いだわけでもない大きな財産を世襲で受け継いだ領主のような者を憎むが、エマーソンは、まさにそんな領主のような態度でなければならないと言う。
そして、エマーソンは、当時の流行のお話と思えるものを紹介するが、今の我々には、新しい良いお話となる。
路上で寝ていた、おそらくホームレスか乞食のような男が、眠ったままで公爵の館に運ばれ、身体を洗われ、上等できれいなものを着せられ、豪華なベッドで眠っていた。
男が目を醒ますと、執事がうやうやしく話しかけてくる。
男は、自分が公爵であることを忘れていただけだが、これが一般の人々のことだとエマーソンは言う。
昔、東京都知事だった石原慎太郎さんが、頻発する自然災害について「天罰」と発言したことが、曲解ではあったが非難され、一応石原都知事は謝罪したが、これは、天罰と言うよりは、人々の不安が引き寄せたものと言った方が良いと思う。
宗教がらみの話は複雑で微妙なところが多いが、谷口雅春さんが『生命の実相』だったと思うが、こんな話を書かれていた。
戦争中、ある町が激しい戦場になったが、この教団の聖典(『生命の実相』もその1つだろう)を置いていた家は窓ガラス1枚割れなかったという。
こういう話を胡散臭く思う人も多いと思うが、私は、こんな話を堂々と言ったり書いたりする人は割と好きだ。
本当に信じて安心していれば、その通りになるからだ。
こんな話もある。
やはり戦争中のことだが、出兵する兵隊がサムハラのお札というものを持って行くと、必ず生きて帰ってきたという。
今もサムハラ神社のお守りは霊験あらたかとして知られるが、雑誌の付録にもサムハラのお札がついていることがあり、私も1つ持っている(笑)。そして、私の大嫌いな(笑)物理学者でスピリチュアリストの保江邦夫さんが、何かの雑誌の記事で「サムハラ」と唱えることを薦めていたが、それで安心出来るなら、そうするのが良いと思う。
宗教に善い悪いはなく、信仰する人次第だ。
宗教に悪い点があるとすれば、信仰者が、安心していることを装って、実は安心していないことが多いところだ。
教団というものは、信者をつなぎとめるためには、信者を不安にさせる必要がある。
憶えておくべきことは、人との連携で本当の安心は得られないことだ。これを知らないから悲惨なことになる。
本当の力は自分の内にあり、それに気付くために宗教を活用するのも良い。
ラマナ・マハルシは「宗教は真理の周辺に連れて行ってくれるだけだ」と述べたらしいが、周辺には連れていってくれるのである。
だが、そこまでであることは認識しておくと良い。
アレクサンダー・ロイド博士のセミナーに、問題を抱えているという女性が来ていたが、彼女の願いは100万ドルだった。
それで問題が解決すると彼女は思っていたのだ。
しかし、ロイド博士が簡単なエネルギー療法で彼女を安心させると問題は解決した。
つまり、彼女の本当の願いは平安だったわけだ。
尚、平安を得れば、現実的な問題も消えるだろう。それが分かるから安心するのだから。
個人的には、ロイド博士の本で読むべきところは、エネルギー療法の部分だけだと思う。
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)自己信頼(ラルフ・ウォルドー・エマソン)
(2)自己信頼(ラルフ・ウォルドー・エマソン)
(3)新編生命の實相 第1巻 総説篇・光明篇(谷口雅春)
(4)「潜在意識」を変えれば、すべてうまくいく(アレクサンダー・ロイド)

AIアート1151
「エデン」
Kay
つまり、安心していることが一番良い。
こう言うと、
「それは現実を見ようとしないおめでたい考え方だ」
と言う者が多い。
「日本有事はあるんだ」
「明日は悲惨な状況が待っている」
など、不安を煽り立てる者が沢山いるが、それが目立ってきたのは1990年代くらいと思われる。しかし、実際は、いつの時代でもあったと思う。
人類屈指の名著と言えると思う、ラルフ・ウォルドー・エマーソン(エマソン)の『自己信頼』では、エマーソンは「食うこと」に何の不安も感じていない少年の態度を称賛しているが、当時も今も、普通の大人は、そんな少年達を「幼い」と見下す。
また、我々は、自分で稼いだわけでもない大きな財産を世襲で受け継いだ領主のような者を憎むが、エマーソンは、まさにそんな領主のような態度でなければならないと言う。
そして、エマーソンは、当時の流行のお話と思えるものを紹介するが、今の我々には、新しい良いお話となる。
路上で寝ていた、おそらくホームレスか乞食のような男が、眠ったままで公爵の館に運ばれ、身体を洗われ、上等できれいなものを着せられ、豪華なベッドで眠っていた。
男が目を醒ますと、執事がうやうやしく話しかけてくる。
男は、自分が公爵であることを忘れていただけだが、これが一般の人々のことだとエマーソンは言う。
昔、東京都知事だった石原慎太郎さんが、頻発する自然災害について「天罰」と発言したことが、曲解ではあったが非難され、一応石原都知事は謝罪したが、これは、天罰と言うよりは、人々の不安が引き寄せたものと言った方が良いと思う。
宗教がらみの話は複雑で微妙なところが多いが、谷口雅春さんが『生命の実相』だったと思うが、こんな話を書かれていた。
戦争中、ある町が激しい戦場になったが、この教団の聖典(『生命の実相』もその1つだろう)を置いていた家は窓ガラス1枚割れなかったという。
こういう話を胡散臭く思う人も多いと思うが、私は、こんな話を堂々と言ったり書いたりする人は割と好きだ。
本当に信じて安心していれば、その通りになるからだ。
こんな話もある。
やはり戦争中のことだが、出兵する兵隊がサムハラのお札というものを持って行くと、必ず生きて帰ってきたという。
今もサムハラ神社のお守りは霊験あらたかとして知られるが、雑誌の付録にもサムハラのお札がついていることがあり、私も1つ持っている(笑)。そして、私の大嫌いな(笑)物理学者でスピリチュアリストの保江邦夫さんが、何かの雑誌の記事で「サムハラ」と唱えることを薦めていたが、それで安心出来るなら、そうするのが良いと思う。
宗教に善い悪いはなく、信仰する人次第だ。
宗教に悪い点があるとすれば、信仰者が、安心していることを装って、実は安心していないことが多いところだ。
教団というものは、信者をつなぎとめるためには、信者を不安にさせる必要がある。
憶えておくべきことは、人との連携で本当の安心は得られないことだ。これを知らないから悲惨なことになる。
本当の力は自分の内にあり、それに気付くために宗教を活用するのも良い。
ラマナ・マハルシは「宗教は真理の周辺に連れて行ってくれるだけだ」と述べたらしいが、周辺には連れていってくれるのである。
だが、そこまでであることは認識しておくと良い。
アレクサンダー・ロイド博士のセミナーに、問題を抱えているという女性が来ていたが、彼女の願いは100万ドルだった。
それで問題が解決すると彼女は思っていたのだ。
しかし、ロイド博士が簡単なエネルギー療法で彼女を安心させると問題は解決した。
つまり、彼女の本当の願いは平安だったわけだ。
尚、平安を得れば、現実的な問題も消えるだろう。それが分かるから安心するのだから。
個人的には、ロイド博士の本で読むべきところは、エネルギー療法の部分だけだと思う。
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)自己信頼(ラルフ・ウォルドー・エマソン)
(2)自己信頼(ラルフ・ウォルドー・エマソン)
(3)新編生命の實相 第1巻 総説篇・光明篇(谷口雅春)
(4)「潜在意識」を変えれば、すべてうまくいく(アレクサンダー・ロイド)

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「エデン」
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