昔読んだ、ある会社経営者の著書の中に、読書について良いことが書かれていた。
その人は、本を毎日2冊読むらしい。
ただし、隅々まで熟読するわけでない。
その人は、「一冊の本の中で、重要な箇所は1~2行」であり、それが見つかれば良いと述べていた。
その重要な箇所も、読者によって違い、あくまで「自分にとって重要な箇所」なのだろう。
そして、若い人に読書を薦め、読まなくても、せめて本を持ち歩いて欲しいと書いていた。
電子書籍がなかった時代で、今なら、私はスマートフォンに数百冊入れて持ち歩いているのだが、それが全面的に良いとは言えないかもしれない。
一冊の本の中に重要な箇所がどれくらいあるかだが、河合隼雄さんが、横尾忠則さんの『今、生きる秘訣』の重要な箇所に赤線を引いていたら、本が真っ赤になったと書いていたが、読んでみたら、確かに素晴らしい本で、河合さんの気持ちも分かるように思う。
しかし、その中でも「ここが一番」という箇所があれば、その箇所は最高であるが、逆に無ければ、「特一級」と言える箇所は沢山あるが「超一級」という箇所はないのかもしれない。
ただし、そんな良書は「ここが一番」を見つけるには時間がかかる場合があると思う。
「赤線を引いたら真っ赤」と誰かが評したことを私が憶えている本には、ジョー・ジラードの『セールスに不可能はない』(原題『How to Sell Anything to Anybody』)がある。
私がセールスマン駆け出しだった時に読んだ本だが、本当に素晴らしい本だと思う。
この本の中で、当時の私が一番憶えているのは、ジラードが初めて自動車セールスをした時の話だ。
初めてのセールスであったが、ジラードは、妻と子供の今日の食べ物を買う金を得るために、その客を「買わずに帰すわけにはいかなかった」のである。
私は、良書は全て「引き寄せの真の秘伝書」だと思う。
上記の2冊も、下手な引き寄せの本の数千倍優れた引き寄せの至宝の書と思う。
引き寄せの本と言って良いと思うが、『マスターの教え』と『マジック・ストーリー』という有名な本があるが、私は、それぞれの本で特に重視している箇所は、確かに一箇所ずつで、しかも、似たような場面であることにシンクロニシティっぽいものを感じる。
それは、普通ならサイン1つで済むような場面ではないのに、引き寄せマスターならそれで済ませてしまえる・・・つまり、状況を支配出来ることを明瞭に示している。
長い引き寄せの本1冊を隅々まで読んでいたら、実践の前に人生が終わってしまうかもしれない。
ここぞという一箇所を見つければ良いのだと思う。
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)今、生きる秘訣(横尾忠則)
(2)セールスに不可能はない(ジョー・ジラード) ※『How to Sell Anything to Anybody』翻訳
(3)私に売れないモノはない! (ジョー・ジラード) ※『How to Sell Anything to Anybody』翻訳
(4)マスターの教え(ジョン・マクドナルド)
(5)マジック・ストーリー(フレデリック・ヴァン・レンスラー・ダイ )

AIアート1107
「夕映え」
Kay
その人は、本を毎日2冊読むらしい。
ただし、隅々まで熟読するわけでない。
その人は、「一冊の本の中で、重要な箇所は1~2行」であり、それが見つかれば良いと述べていた。
その重要な箇所も、読者によって違い、あくまで「自分にとって重要な箇所」なのだろう。
そして、若い人に読書を薦め、読まなくても、せめて本を持ち歩いて欲しいと書いていた。
電子書籍がなかった時代で、今なら、私はスマートフォンに数百冊入れて持ち歩いているのだが、それが全面的に良いとは言えないかもしれない。
一冊の本の中に重要な箇所がどれくらいあるかだが、河合隼雄さんが、横尾忠則さんの『今、生きる秘訣』の重要な箇所に赤線を引いていたら、本が真っ赤になったと書いていたが、読んでみたら、確かに素晴らしい本で、河合さんの気持ちも分かるように思う。
しかし、その中でも「ここが一番」という箇所があれば、その箇所は最高であるが、逆に無ければ、「特一級」と言える箇所は沢山あるが「超一級」という箇所はないのかもしれない。
ただし、そんな良書は「ここが一番」を見つけるには時間がかかる場合があると思う。
「赤線を引いたら真っ赤」と誰かが評したことを私が憶えている本には、ジョー・ジラードの『セールスに不可能はない』(原題『How to Sell Anything to Anybody』)がある。
私がセールスマン駆け出しだった時に読んだ本だが、本当に素晴らしい本だと思う。
この本の中で、当時の私が一番憶えているのは、ジラードが初めて自動車セールスをした時の話だ。
初めてのセールスであったが、ジラードは、妻と子供の今日の食べ物を買う金を得るために、その客を「買わずに帰すわけにはいかなかった」のである。
私は、良書は全て「引き寄せの真の秘伝書」だと思う。
上記の2冊も、下手な引き寄せの本の数千倍優れた引き寄せの至宝の書と思う。
引き寄せの本と言って良いと思うが、『マスターの教え』と『マジック・ストーリー』という有名な本があるが、私は、それぞれの本で特に重視している箇所は、確かに一箇所ずつで、しかも、似たような場面であることにシンクロニシティっぽいものを感じる。
それは、普通ならサイン1つで済むような場面ではないのに、引き寄せマスターならそれで済ませてしまえる・・・つまり、状況を支配出来ることを明瞭に示している。
長い引き寄せの本1冊を隅々まで読んでいたら、実践の前に人生が終わってしまうかもしれない。
ここぞという一箇所を見つければ良いのだと思う。
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)今、生きる秘訣(横尾忠則)
(2)セールスに不可能はない(ジョー・ジラード) ※『How to Sell Anything to Anybody』翻訳
(3)私に売れないモノはない! (ジョー・ジラード) ※『How to Sell Anything to Anybody』翻訳
(4)マスターの教え(ジョン・マクドナルド)
(5)マジック・ストーリー(フレデリック・ヴァン・レンスラー・ダイ )

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