何かの雑誌か冊子で、こんな話を見たことがある。
ある男がある国で列車に乗っていた。
彼は車内のトイレに行ったが、使用中だったので、別の車両のトイレに行こうとして車両を移動した。
すると、元居た車両が空爆され、破壊された。
もし、元居た車両のトイレが使用中でなかったら死んでいた可能性が高い。
そんな話だった。
そして、その男は、自分が助かったのは偶然と思い、さらに、この世は全て偶然で出来ていると考えたようだ。
今月(2024年7月)13日、米ペンシルベニア州バトラーで大統領選挙集会で演説中のドナルド・トランプ前大統領が銃撃され、トランプがたまたま右の方を見ようと首をひねったおかげで、銃弾はトランプの耳の上部を貫通するだけで済んだが、そうでなければ銃弾はトランプの後頭部を撃ち抜き、トランプは命を落としていたはずだったと見られている。
これはあくまでトランプが言ったことだが、「神が近くに居ると感じ、私は安全だと分かった」のだそうだ。
つまり、上の列車空爆の話の男のように、「たまたま偶然助かった」とは思わなかったようだ。
尚、立花隆さんの『宇宙からの帰還』によれば、宇宙飛行士がよく、神が身近に居ることを感じるのだそうだ。
トランプが列車空爆の男と違っていたのは、トランプは自分がターゲットであったことだが、トランプはそれを理解していた。
また、トランプは、自分が九死に一生という低い確率で生き残ったことを、後ではっきり理解したが、銃撃された直後も、それは分かっていたのだと思う。
つまり、列車が空爆された男の場合は、死ぬ可能性はそれほど高くなかった。
だが、トランプは、死んでいて当たり前というほど、死ぬ可能性が高かった。
言ってみれば、空爆された男は、成功率が低いと言っても30%の手術を受けたのに対し、トランプは成功率1%の手術を受けたようなものだ。
では、あり得ない話だが、あの男が、百の車両のある列車に乗り、トイレに行こうとしたが、どこの車両のトイレも使用中で、次々に車両を移動していたら、たまたま自分が居た車両以外は全て爆発して生き残ったとしたら、それでも偶然だったと思うかというと、何等かの運命を感じたはずだと思う。
そして、これまで何度も書いたが、私は、おそらく低い確率で生き残ったことが何度もあるし、数千に1つ、さらには、数千万に1つもない確率のことをうまくやったことが何度もある。
1963年のアニメ『エイトマン』(原作漫画は『8マン』)で、スーパーロボットのエイトマンは、谷博士(エイトマンを作った天才科学者)が「成功率は0.1パーセント」と計算したことに挑み、見事成功させたことがある。この時、エイトマンは「天使に羽を借りた」と言った。
漫画『8マン』の40年後の続編『8マン・インフィニティ』で、8マン・シェイドとなった谷博士の息子ケンは言う。
「戦いを決めるのは、スピードでも火力でもない。状況を変える意思の力だ」
自分の世界を決めるのも意思の力なのだと思う。
よって、真の意思の力を持つことが大切である。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)エイトマン [Blu-ray]
(2)8マン(1)(平井和正、桑田次郎)
(3)8マン・インフィニティ(1)(七月鏡一、鷹氏隆之、平井和正、桑田二郎)
(4)宇宙からの帰還(立花隆)
(5)偶然のチカラ(植島啓司)
(6)運は実力を超える(植島啓司)
(7)運とつきあう(マックス・ギュンター)
(8)パイロットが空から学んだ運と縁の法則(坂井優基)
AIアート1033
「サンドリヨンの帰還」
Kay
ある男がある国で列車に乗っていた。
彼は車内のトイレに行ったが、使用中だったので、別の車両のトイレに行こうとして車両を移動した。
すると、元居た車両が空爆され、破壊された。
もし、元居た車両のトイレが使用中でなかったら死んでいた可能性が高い。
そんな話だった。
そして、その男は、自分が助かったのは偶然と思い、さらに、この世は全て偶然で出来ていると考えたようだ。
今月(2024年7月)13日、米ペンシルベニア州バトラーで大統領選挙集会で演説中のドナルド・トランプ前大統領が銃撃され、トランプがたまたま右の方を見ようと首をひねったおかげで、銃弾はトランプの耳の上部を貫通するだけで済んだが、そうでなければ銃弾はトランプの後頭部を撃ち抜き、トランプは命を落としていたはずだったと見られている。
これはあくまでトランプが言ったことだが、「神が近くに居ると感じ、私は安全だと分かった」のだそうだ。
つまり、上の列車空爆の話の男のように、「たまたま偶然助かった」とは思わなかったようだ。
尚、立花隆さんの『宇宙からの帰還』によれば、宇宙飛行士がよく、神が身近に居ることを感じるのだそうだ。
トランプが列車空爆の男と違っていたのは、トランプは自分がターゲットであったことだが、トランプはそれを理解していた。
また、トランプは、自分が九死に一生という低い確率で生き残ったことを、後ではっきり理解したが、銃撃された直後も、それは分かっていたのだと思う。
つまり、列車が空爆された男の場合は、死ぬ可能性はそれほど高くなかった。
だが、トランプは、死んでいて当たり前というほど、死ぬ可能性が高かった。
言ってみれば、空爆された男は、成功率が低いと言っても30%の手術を受けたのに対し、トランプは成功率1%の手術を受けたようなものだ。
では、あり得ない話だが、あの男が、百の車両のある列車に乗り、トイレに行こうとしたが、どこの車両のトイレも使用中で、次々に車両を移動していたら、たまたま自分が居た車両以外は全て爆発して生き残ったとしたら、それでも偶然だったと思うかというと、何等かの運命を感じたはずだと思う。
そして、これまで何度も書いたが、私は、おそらく低い確率で生き残ったことが何度もあるし、数千に1つ、さらには、数千万に1つもない確率のことをうまくやったことが何度もある。
1963年のアニメ『エイトマン』(原作漫画は『8マン』)で、スーパーロボットのエイトマンは、谷博士(エイトマンを作った天才科学者)が「成功率は0.1パーセント」と計算したことに挑み、見事成功させたことがある。この時、エイトマンは「天使に羽を借りた」と言った。
漫画『8マン』の40年後の続編『8マン・インフィニティ』で、8マン・シェイドとなった谷博士の息子ケンは言う。
「戦いを決めるのは、スピードでも火力でもない。状況を変える意思の力だ」
自分の世界を決めるのも意思の力なのだと思う。
よって、真の意思の力を持つことが大切である。
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(1)エイトマン [Blu-ray]
(2)8マン(1)(平井和正、桑田次郎)
(3)8マン・インフィニティ(1)(七月鏡一、鷹氏隆之、平井和正、桑田二郎)
(4)宇宙からの帰還(立花隆)
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(6)運は実力を超える(植島啓司)
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バイデンならこんな偶然は起きなかったでしょうね(^_^;)