IAさんが歌っている『SEE THE LIGHT』(ASY)を聴いていて、
「In Tokyo London Paris New York」
という歌詞の違和感に気付かずにいた。
つまり、東京、ロンドン、パリは、それぞれの国の首都だが、ニューヨークはそうではなく、アメリカ合衆国の首都はワシントンD.C(コロンビア特別区)である。
(ワシントン州はワシントンD.Cとは全く別の場所にあり、単に名称が同じなだけで特別な関係はない)
ニューヨーク州はアメリカ合衆国最大の州というわけでもなく、面積で27位、人口で4位である。
また、ニューヨーク州の州都もオールバニであり、ニューヨーク市ではない。
ただ、このニューヨーク市がアメリカ最大の都市で、同時に、世界最大規模の都市である。
よって、 『SEE THE LIGHT』の歌詞のニューヨークは、ニューヨーク市のことを指していると思って良いだろう。

ミュージシャンや俳優を目指す若者が行くのは、日本なら東京、フランスならパリ、イギリスならロンドンで決まりだろう。
アメリカはロサンゼルスやカリフォルニアという場合もあるのだろうが、やはりニューヨークに行くのだと思う。
そして、そんな若者達は、ほとんどが時間の問題で諦め、故郷に帰るか、ただのニューヨーク市民になるのだろう。
日本では、夢破れてまで東京に居る意味はあまりなく、故郷に帰りそうな気がする。全く分からないがイギリスやフランスもそうではないだろうかと思うし、ニューヨークの場合もそうだと思う。
事業家も大成功を目指す場合は大都市に行くのは、俳優やミュージシャンのようなもので、社会的に特別な人間になるには、どうしても一番の大都市にいる必要性が大きい。

クリプトン・フューチャー・メディアの伊藤博之社長が何かのインタビューで語っていたと思うが、本当に、夢に人生を賭けるのはやめた方が良い。
俳優やミュージシャンを夢見て東京などに行く若者がいるから、エンターテインメントが栄えるのも確かだが、ほとんど全員が失敗するのだし、その損失は大きく、多くの場合、「人生を棒に振る」ことになる。
東京に行くなら、自分がそれほどの器か考えてみた方が良い。自分では分からないと言う人もいるかもしれないが、そんなこともないと思う。
地元で美少女だと騒がれても、芸能界ではせいぜい普通という場合が多い。
女優の沢口靖子さんは、彼女の中学や高校の通学路の周辺で彼女を知らない人はいないというほどの美少女だったというが、他によほどの美点がない限り、そのくらいでないとスタートラインにも立てないのだと思う。
ミュージシャンであれば、今はYouTubeがあるので、そこで莫大なアクセスを稼げない限り、普通は無理だろう。
それが、多少のアクセスを取れた程度で「俺も成功出来るのでは?」と思うなら、ただの馬鹿であると思う。

どんな分野でも、国単位ですらトップクラスになれる人は怪物のようなもので、普通の人とは全く違う。
大成功する者は、欠点の方も恐ろしく大きい場合も珍しくないと思うが、やはり美点が桁外れなのである。
そして、メンタルの強さというか、異常なほどの図太い神経でもない限り大成功は無理で、大成功者はかなりサイコパスなのだと思う。
だから、心優しい普通の神経の持ち主はスターなど夢見るべきではない。
ちなみに、大成功者の自伝はほとんど虚偽であり、参考にしない方が良い。面白い読み物として読むべきである。

ただ、かなりの成功者と言って良いと思うが、俳優の古谷敏(ふるやびん)さんの自伝はとても参考になり、普通の人の引き寄せのヒントにもなると思う。
「古谷敏って誰?」と思うかもしれないが、初代ウルトラマンのスーツアクターとして知られる俳優で、ウルトラセブンではウルトラ警備隊のアマギ隊員を演じた。80歳の現在も俳優として活躍中である。
つまり、成功とか引き寄せと言っても、何のために成功するのか、願いを叶えるのかということが問題で、それが正しくなければ、運を引き寄せないし、成功しても不幸になる。
そんなことが分かる自伝と思う。

一人遊び
AIアート866
「一人遊び」
Kay


◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)ウルトラマンになった男(古谷敏)
(2)偶然のチカラ(植島啓司)
(3)言ってはいけない―残酷すぎる真実―(橘玲)
(4)運とつきあう(マックス・ギュンター)
  
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