何かの引き寄せの本に、
「願いを叶えたいなら、願いは必ず叶うと一点の疑いもなく信じなくてはなりません。わずかでも疑いがあれば叶いません」
と書かれていた。
何言ってんの、この人である(笑)。
たとえばミュージシャンになりたいとしたら、毎日、長時間、ギターや歌の練習をし、曲を作り、やがて、プロにも曲や演奏を褒められるようになり、ライブをやれば小さなライブハウスながら満員にし、熱狂させるほどの演奏が出来る・・・くらいになっても、まだ、プロになれるとは信じられないかもしれないし、実際、そこまでいってもプロになれるとは限らない。
それどころか、プロになっても「いまだプロになれたとは信じられない」と言うプロもいるほどだ。
つまり、人間は思うように信じることは出来ないのである。
ところが、アップル共同創業者のスティーブ・ジョブズが、有名なスタンフォード大学の卒業式講演でこんなことを言っている。
「今やっていることが、将来何かに結び付くと信じるしかないんだ」
彼は、リード大学を止めた後、リード大学のカリグラフィーという文字装飾技術の講義を無断受講していた。まぎれもなく違法行為だ。
だが、カリグラフィーを学んだことが、ずっと後でマッキントッシュパソコンを作る時に役に立ったと言う。
違法行為だから、褒められたことではないが、彼がカリグラフィーを学んでいた時、それがどんなふうに将来役に立つかは分からなかったのだが、立派に役に立ったというわけだ。
だが、ジョブズのそれは、やっぱり「たまたま」なのだ。
しかし、ジョブズは「何かにつながると信じるしかない」と言うのだ。
信じるしかない・・・つまり、実際はつながらないかもしれないが、それでも信じるしかないのだ。
最初のミュージシャン志望者の話であれば、プロになれるかどうかは全く分からないが、それでも何かを信じて活動するしかない。
実際、成功した人の特徴は、結果がどうなるかは分からないと認めつつ、やり続けたことだ。
一方、成功しない人は、結果をやたら気にするのだ。
成功した人と言っても、思いもかけないことで成功した人が圧倒的だ。
ジョブズだって、カリグラフィーの勉強をしていた時、それがまさかコンピューターのフォントに使えるとは思っていなかっただろう。
そして、ジョブズ自身、「何につながるのかは分からないが、何かにつながると信じるしかない」と言っているのだ。
音楽を一生懸命やっても、米津玄師になるのは難しいが、音楽がミュージシャンになるのとは別の形で役に立つかもしれない。
たとえば、クリプトン・フューチャー・メディアの伊藤博之社長のように、初音ミクというボーカロイドで世界を動かしたように。
つまり、信じるとしたら「運命」である。
特定の何かではない。
どんな運命かは分からないが、誰にでも、何らかの運命はある。そう信じるしかない。
ここで、想定の法則を使えば、もっとシンプルにやれる。
ミュージシャンになりたいとして、武道館や東京ドームで演奏している自分を想定し、どんな気持ちかを想像する。
すると、ワクワクするような気持ちにならない。
そうであるなら、おそらくミュージシャンに向いていないし、それは本当は自分でも分かっているのだ。
だが、小さなライブハウスでファンの前で楽しく演奏することを想定し、その気持ちを想像したら、幸福感を感じる。
その気持ちを繰り返し感じれば、それはわけなく実現する。
そうしているうちに、ふと、電子音楽をやろうというアイデアが閃く。
やってみたら面白いし、電子音楽にも多くのジャンルや活用法があることが分かり、その中で想定の法則を適用していくうちに活動が大きくなって、気が付いたら成功していた。
そんなふうになるのだと思う。
おそらく、ジョブズもいつも何かを想定し、ワクワクする方向に進んだのだと思う。

AIアート788
「楽園の花」
Kay
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)ハングリーであれ! 愚かであれ! (スティーブ・ジョブズ講演)
(2)想定の『超』法則(ネヴィル・ゴダード) ※『The Power of Awareness』翻訳書
(3)その思いはすでに実現している! (ネヴィル・ゴダード) ※『The Power of Awareness』翻訳書
(4)世界はどうしたってあなたの意のまま(ネヴィル・ゴダード)※『AT YOUR COMMAND』翻訳書
「願いを叶えたいなら、願いは必ず叶うと一点の疑いもなく信じなくてはなりません。わずかでも疑いがあれば叶いません」
と書かれていた。
何言ってんの、この人である(笑)。
たとえばミュージシャンになりたいとしたら、毎日、長時間、ギターや歌の練習をし、曲を作り、やがて、プロにも曲や演奏を褒められるようになり、ライブをやれば小さなライブハウスながら満員にし、熱狂させるほどの演奏が出来る・・・くらいになっても、まだ、プロになれるとは信じられないかもしれないし、実際、そこまでいってもプロになれるとは限らない。
それどころか、プロになっても「いまだプロになれたとは信じられない」と言うプロもいるほどだ。
つまり、人間は思うように信じることは出来ないのである。
ところが、アップル共同創業者のスティーブ・ジョブズが、有名なスタンフォード大学の卒業式講演でこんなことを言っている。
「今やっていることが、将来何かに結び付くと信じるしかないんだ」
彼は、リード大学を止めた後、リード大学のカリグラフィーという文字装飾技術の講義を無断受講していた。まぎれもなく違法行為だ。
だが、カリグラフィーを学んだことが、ずっと後でマッキントッシュパソコンを作る時に役に立ったと言う。
違法行為だから、褒められたことではないが、彼がカリグラフィーを学んでいた時、それがどんなふうに将来役に立つかは分からなかったのだが、立派に役に立ったというわけだ。
だが、ジョブズのそれは、やっぱり「たまたま」なのだ。
しかし、ジョブズは「何かにつながると信じるしかない」と言うのだ。
信じるしかない・・・つまり、実際はつながらないかもしれないが、それでも信じるしかないのだ。
最初のミュージシャン志望者の話であれば、プロになれるかどうかは全く分からないが、それでも何かを信じて活動するしかない。
実際、成功した人の特徴は、結果がどうなるかは分からないと認めつつ、やり続けたことだ。
一方、成功しない人は、結果をやたら気にするのだ。
成功した人と言っても、思いもかけないことで成功した人が圧倒的だ。
ジョブズだって、カリグラフィーの勉強をしていた時、それがまさかコンピューターのフォントに使えるとは思っていなかっただろう。
そして、ジョブズ自身、「何につながるのかは分からないが、何かにつながると信じるしかない」と言っているのだ。
音楽を一生懸命やっても、米津玄師になるのは難しいが、音楽がミュージシャンになるのとは別の形で役に立つかもしれない。
たとえば、クリプトン・フューチャー・メディアの伊藤博之社長のように、初音ミクというボーカロイドで世界を動かしたように。
つまり、信じるとしたら「運命」である。
特定の何かではない。
どんな運命かは分からないが、誰にでも、何らかの運命はある。そう信じるしかない。
ここで、想定の法則を使えば、もっとシンプルにやれる。
ミュージシャンになりたいとして、武道館や東京ドームで演奏している自分を想定し、どんな気持ちかを想像する。
すると、ワクワクするような気持ちにならない。
そうであるなら、おそらくミュージシャンに向いていないし、それは本当は自分でも分かっているのだ。
だが、小さなライブハウスでファンの前で楽しく演奏することを想定し、その気持ちを想像したら、幸福感を感じる。
その気持ちを繰り返し感じれば、それはわけなく実現する。
そうしているうちに、ふと、電子音楽をやろうというアイデアが閃く。
やってみたら面白いし、電子音楽にも多くのジャンルや活用法があることが分かり、その中で想定の法則を適用していくうちに活動が大きくなって、気が付いたら成功していた。
そんなふうになるのだと思う。
おそらく、ジョブズもいつも何かを想定し、ワクワクする方向に進んだのだと思う。

AIアート788
「楽園の花」
Kay
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(1)ハングリーであれ! 愚かであれ! (スティーブ・ジョブズ講演)
(2)想定の『超』法則(ネヴィル・ゴダード) ※『The Power of Awareness』翻訳書
(3)その思いはすでに実現している! (ネヴィル・ゴダード) ※『The Power of Awareness』翻訳書
(4)世界はどうしたってあなたの意のまま(ネヴィル・ゴダード)※『AT YOUR COMMAND』翻訳書
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