今回は、特に引き寄せというのではなく、精神そのものを高いレベルにするメソッドについて取り上げる。
効果は万能で、当然、引き寄せの力も高まるし、魔法使いになるようなものである。
引き寄せの優れたメソッドというものも、本来はそのようなものであると思う。
一般に知られる引き寄せメソッドの中で最も優れているのは、日本では「今今メソッド(今メソッド)」と呼ばれているもので、世界的には、エックハルト・トールの著作でじっくりと説明されているものだ。
これは、今この瞬間に意識を向けるというもので、108さんの『ザ・チケット』では、「今、今、今、・・・」と唱えるよう書かれているが、本当は、言葉なしで今を意識するようでないといけない。ただし、「今」という言葉を利用することで、今に意識を向け易くなるということはある。
このように「今メソッド」は、単純に公式的に行えるものではない。
今回のものも、そのあたりは同じだ。

それは、言葉で言えば、「私は存在すると自覚する」というもので、ニサルガダッタ・マハラジとの対話記録である『アイアムザット』の翻訳では「『私は在る』という感覚にしがみつく」と書かれている。
マハラジもまた、「私は在る」をマントラとして使うことも勧めており、「私は在る」が最も優れたマントラであると述べているようだ。
これも、「私は在る」と自覚するために、「私は在る」という言葉を利用するようなものであると思う。
誰でも、「自覚しなさい」と一度は言われたことがあるのではないかと思う。
「お兄さんだと自覚しなさい」とか「もう中学生だということを自覚しなさい」とか。
珍しいながら、割と聞くものでは、自分が相当な美少女であることに無頓着過ぎる女の子に「自分が可愛いってことを自覚しなさい」というものがある。
そのような感じで、「私は在ると自覚しなさい」と言うようなものだ。
そして、実のところ、「私は在るという自覚」とは、「何に」ということなく「自覚する」ということである。
もっと気楽な言い方では「私は在る(存在する)という感じ」を感じるとでもなるが、言葉で言えば、どこか曖昧な感じがすると思う。

「私は在ると感じる」ことについては、引き寄せの有名な教師であるネヴィル・ゴダードの『世界はどうしたってあなたの意のまま』にも書かれているが、かなり抽象的で、翻訳ということもあって、さらに曖昧な言い方になっているのだと感じる。

そこで、1つのやり方として、こんなものがある。
「私は在る」あるいは「私は存在する」と心でそっと言ってみて、どんな感じがするか、考えるのではなく感じるのである。
その感じが「私は在る」という感覚だ。
その感じを、いつも感じれば良いのである。
だから、「私は在るという感覚」を知るために「私は在る」と心で言うのは良いことだが、呪文のように言うのではなく、「そっと言ってみる」ことが大切だ。

ニサルガダッタ・マハラジは、「私は在る」という感覚は、目覚めて思考がやって来る前の状態だと言ったらしいが、確かにそうだと思う。
だから、その時(目覚めて思考が戻って来ていない状態)のことを思い出しても良いと思う。
このように、やり方は一通りではなく、いろいろあるかもしれないが、自分のやり方を見いだせる人が魔法使いになれるのであり、受験勉強のように定まった方法しか出来ない者は魔法使いになれない。だが、実際は簡単なことなのである。

夕焼けの窓
AIアート749
「夕焼けの窓」
Kay


マハラジは、「私は在る」という感覚に1日中しがみつけと言うが、確かにそれが最上のメソッドである。
なかなかそうはいかないだろうが、なるべく長い時間そうするよう心掛けるしかない。

◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)アイ・アム・ザット 私は在る~ニサルガダッタ・マハラジとの対話~
(2)世界はどうしたってあなたの意のまま(ネヴィル・ゴダード)
(3)さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる(エックハルト・トール)
  
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