元オウム真理教教団幹部だった上祐史浩氏が、今の陰謀論がかつての新興宗教のようなものになったと言っていたことが重要であると感じる。
陰謀論にもいろいろあるが、代表的なものの1つが、上祐氏も例にあげていたトランプ前大統領の熱烈な支持論がある。
つまり、トランプこそ正義の戦士で、自分達もトランプと一緒に戦ってこの世の悪を倒すといった感じのものだと思う。
その陰謀論にも、有益なものと有害なものがある。
さすがに、トランプが善の宇宙人の支持を得ているとかになると、別に疑いはしないが信じるわけにはいかないと思う。しかし、それを完全に信じているというか、「信じたい」人がいるのだろう。
だが、トランプに関する陰謀論と言われるもののおかげで、アメリカ政治が腐敗していることがやっと分かるというプラスの面もあると思う。
そして、特に最近は、日本の政治家の裏金問題や脱税問題で、日本の政治も相当腐敗していることが明らかになってしまった。
そんな中で勢いを増す陰謀論が、「日本は独立国家ではなく、今もアメリカの属国で、アメリカの指示通りに動いている」というものだ。
岸田総理が海外に莫大なお金をばらまくのも、バイデンの命令であって逆らえるはすがないというものだ。これは、あながち否定出来ないだけにややこしい。
陰謀論と言われるもののどこまでが本当かは、私にはさっぱり分からない。
個人的には、それなりに正しい部分はあるのだろうと思う。
アメリカでは、共和党支持者の7割は、2020年のアメリカ大統領選挙には大きな不正があり、本当はトランプが勝っていたと信じているらしい。
そして、陰謀論者にも見えるが本当に優秀な人の中にも、この選挙に不正があったのは確かだと言う人がいるからややこしい。
陰謀論によれば、世界はDS(闇の政府)と呼ばれるものに支配されており、立派な経歴を持人にも、DSに関する専門家のような人がいて、なかなか信憑性が高そうなことを言ったり、DSについて語った本を出せばベストセラーにもなっている。
そんな陰謀論じみたことも、本当の部分もやはりあるのだとは思う。
しかし、YouTubeの「真面目な陰謀論」の動画で、そんな立派な人々の話を聞いていると、どこか胡散臭さも感じるのだ。
陰謀論自体をまともに論じる気はないが、今がどんな時代かは、ちゃんと認識した方が良い。
それは、「陰謀論を多少は真面目に聞いた方が良い時代」である。
だが、陰謀論の少なくとも半分は、本当にトンデモだと思うが、その線引きは難しいのだ。
非常に簡単に言えば、IQ120以上でないと正しい線引きが出来ない。
頭が悪い人が陰謀論に関わると即座に洗脳される。
あまり良い言い方でないのは分かるが、これが現実で、このあたりを避けてしまうと問題が複雑になる。
『BEATLESS』というSF小説は2105年が舞台で、AIが人間の知能を超えて50年以上経ったという設定だ。
その中で、最高の超高度AIであり、事実上世界を管理するアストライア(端末は若い女性の姿)と、主人公で17歳の遠藤アラトの対話が面白かった。
アラトは世界を変えようとしていた。
それに対し、アストライアは、世界の状況に問題があることは認めつつ、アラトに言う。
「でも、今の世界は、そんなに悪いものですか?」
つまり、アラトは、それなりに平和で豊かで楽しく生きていたはずなのだ。
むしろ、アラトが思うように変えてしまった世界の方がよほどディストピアではないのかというのがアストライアの主張だ。
実は、私は、このアストライアの主張が、今の世界を現していると思っていた。
問題は多いが、特に日本は、それなりに豊かで平和ではないかと。
しかし、それは以前のことだ。
今の日本は、国民の15%が貧困で、母子家庭の半分以上が貧困。
一方、日本は、富裕層が圧倒的に多い国(世界2位で、富裕層の人数はアメリカの半分以上)だ。
つまり、エリート層が好き勝手をやり、庶民はどんどん貧しく苦しくなっているというのが、陰謀論ではなく事実であり、それももう限度を超えている。
ただ、バリバリの陰謀論者が、こんなまともな話を武器に陰謀論を語ることが問題なのだが・・・
つまり、日本は、本当に叩き壊さないといけない段階に来ている。
今はまだまともに見えるが、あと少しで本当に地獄になる可能性が高い(これも陰謀論っぽいが)。
いや、国民の少なくとも10%は、今すでに本当に地獄なのだ。
その中で私は引き寄せの話をしていて、本当は「引き寄せ」ではなく、もっと別の言い方をしたいが、引き寄せで通り易いのでそう言っている。
そして、私の場合、子供の時から、引き寄せの証拠を直接に、これでもかというほど見てしまった。
それは、バラバラに分解した腕時計の部品を50メートルプールに巻き、波を起こしたら偶然に元の腕時計に組みあがったとか、猿にインクを紙につけさせたら、偶然に百科事典や名作文学が出来るといったものと似た感じの出来事で、疑いようがない。
だから、手っ取り早く安全なのは、引き寄せの力を得ることであると思ったのだが、引き寄せには、ある程度の人間性が必要で、このブログのコメントを見ていても、残念ながら、この人には無理と思えるものが、何割かはある。
しかし、人間は本来、神のようなもので、そこは変えれば良いだけのことだ。
ただ、引き寄せって、子供でもイエスレベルのことが出来るほど簡単な一方、非常に難しい面もある。
根本的には、法然が言ったように念仏を唱えれば良いのだが、法然にそう教わった人の・・・おそらくほとんどがうまくいっていない。
それで、いろいろ現代的に工夫しているのである。
AIアート695
「待ち合わせ」
Kay
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)ディープステート 世界を操るのは誰か(馬渕睦夫)
(2)歴史に残る外交三賢人 ビスマルク、タレーラン、ドゴール(伊藤貫)
(3)いま世界を動かしている「黒いシナリオ」(及川幸久)
(4)洗脳原論(苫米地英人)
(5)BEATLESS 上 (角川文庫)
(6)選択本願念仏集 (法然。角川ソフィア文庫)
(7)歎異抄 現代語訳付き (角川ソフィア文庫)
陰謀論にもいろいろあるが、代表的なものの1つが、上祐氏も例にあげていたトランプ前大統領の熱烈な支持論がある。
つまり、トランプこそ正義の戦士で、自分達もトランプと一緒に戦ってこの世の悪を倒すといった感じのものだと思う。
その陰謀論にも、有益なものと有害なものがある。
さすがに、トランプが善の宇宙人の支持を得ているとかになると、別に疑いはしないが信じるわけにはいかないと思う。しかし、それを完全に信じているというか、「信じたい」人がいるのだろう。
だが、トランプに関する陰謀論と言われるもののおかげで、アメリカ政治が腐敗していることがやっと分かるというプラスの面もあると思う。
そして、特に最近は、日本の政治家の裏金問題や脱税問題で、日本の政治も相当腐敗していることが明らかになってしまった。
そんな中で勢いを増す陰謀論が、「日本は独立国家ではなく、今もアメリカの属国で、アメリカの指示通りに動いている」というものだ。
岸田総理が海外に莫大なお金をばらまくのも、バイデンの命令であって逆らえるはすがないというものだ。これは、あながち否定出来ないだけにややこしい。
陰謀論と言われるもののどこまでが本当かは、私にはさっぱり分からない。
個人的には、それなりに正しい部分はあるのだろうと思う。
アメリカでは、共和党支持者の7割は、2020年のアメリカ大統領選挙には大きな不正があり、本当はトランプが勝っていたと信じているらしい。
そして、陰謀論者にも見えるが本当に優秀な人の中にも、この選挙に不正があったのは確かだと言う人がいるからややこしい。
陰謀論によれば、世界はDS(闇の政府)と呼ばれるものに支配されており、立派な経歴を持人にも、DSに関する専門家のような人がいて、なかなか信憑性が高そうなことを言ったり、DSについて語った本を出せばベストセラーにもなっている。
そんな陰謀論じみたことも、本当の部分もやはりあるのだとは思う。
しかし、YouTubeの「真面目な陰謀論」の動画で、そんな立派な人々の話を聞いていると、どこか胡散臭さも感じるのだ。
陰謀論自体をまともに論じる気はないが、今がどんな時代かは、ちゃんと認識した方が良い。
それは、「陰謀論を多少は真面目に聞いた方が良い時代」である。
だが、陰謀論の少なくとも半分は、本当にトンデモだと思うが、その線引きは難しいのだ。
非常に簡単に言えば、IQ120以上でないと正しい線引きが出来ない。
頭が悪い人が陰謀論に関わると即座に洗脳される。
あまり良い言い方でないのは分かるが、これが現実で、このあたりを避けてしまうと問題が複雑になる。
『BEATLESS』というSF小説は2105年が舞台で、AIが人間の知能を超えて50年以上経ったという設定だ。
その中で、最高の超高度AIであり、事実上世界を管理するアストライア(端末は若い女性の姿)と、主人公で17歳の遠藤アラトの対話が面白かった。
アラトは世界を変えようとしていた。
それに対し、アストライアは、世界の状況に問題があることは認めつつ、アラトに言う。
「でも、今の世界は、そんなに悪いものですか?」
つまり、アラトは、それなりに平和で豊かで楽しく生きていたはずなのだ。
むしろ、アラトが思うように変えてしまった世界の方がよほどディストピアではないのかというのがアストライアの主張だ。
実は、私は、このアストライアの主張が、今の世界を現していると思っていた。
問題は多いが、特に日本は、それなりに豊かで平和ではないかと。
しかし、それは以前のことだ。
今の日本は、国民の15%が貧困で、母子家庭の半分以上が貧困。
一方、日本は、富裕層が圧倒的に多い国(世界2位で、富裕層の人数はアメリカの半分以上)だ。
つまり、エリート層が好き勝手をやり、庶民はどんどん貧しく苦しくなっているというのが、陰謀論ではなく事実であり、それももう限度を超えている。
ただ、バリバリの陰謀論者が、こんなまともな話を武器に陰謀論を語ることが問題なのだが・・・
つまり、日本は、本当に叩き壊さないといけない段階に来ている。
今はまだまともに見えるが、あと少しで本当に地獄になる可能性が高い(これも陰謀論っぽいが)。
いや、国民の少なくとも10%は、今すでに本当に地獄なのだ。
その中で私は引き寄せの話をしていて、本当は「引き寄せ」ではなく、もっと別の言い方をしたいが、引き寄せで通り易いのでそう言っている。
そして、私の場合、子供の時から、引き寄せの証拠を直接に、これでもかというほど見てしまった。
それは、バラバラに分解した腕時計の部品を50メートルプールに巻き、波を起こしたら偶然に元の腕時計に組みあがったとか、猿にインクを紙につけさせたら、偶然に百科事典や名作文学が出来るといったものと似た感じの出来事で、疑いようがない。
だから、手っ取り早く安全なのは、引き寄せの力を得ることであると思ったのだが、引き寄せには、ある程度の人間性が必要で、このブログのコメントを見ていても、残念ながら、この人には無理と思えるものが、何割かはある。
しかし、人間は本来、神のようなもので、そこは変えれば良いだけのことだ。
ただ、引き寄せって、子供でもイエスレベルのことが出来るほど簡単な一方、非常に難しい面もある。
根本的には、法然が言ったように念仏を唱えれば良いのだが、法然にそう教わった人の・・・おそらくほとんどがうまくいっていない。
それで、いろいろ現代的に工夫しているのである。
AIアート695
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(1)ディープステート 世界を操るのは誰か(馬渕睦夫)
(2)歴史に残る外交三賢人 ビスマルク、タレーラン、ドゴール(伊藤貫)
(3)いま世界を動かしている「黒いシナリオ」(及川幸久)
(4)洗脳原論(苫米地英人)
(5)BEATLESS 上 (角川文庫)
(6)選択本願念仏集 (法然。角川ソフィア文庫)
(7)歎異抄 現代語訳付き (角川ソフィア文庫)
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世界をどう見渡しても超越的なもの存在しないし、自分も神の気のなど全く感じたことがない。
子供の頃に願い事をしたことがあったが、叶わなかったどころか、真逆な結果になってからは願う事=人間の弱さと判断しました。
自分にとって引き寄せ以前に何かを信じることのほうが数千倍難しい。