ITスペシャリストが語る芸術

今年（2023年）のクリスマスに、私は究極の真理「宇宙は今生まれた」を言語化出来た。
それで分かったのは、宇宙システムは自分の頭脳では理解不能であるということだ。
他人の頭脳のことは分からないので、「自分の頭脳」と書いたが、これは、アインシュタインだろうがスティーヴン・ホーキングだろうが同じと思う。
ホーキングもまた、人類最高級の天才バートラント・ラッセルも、田舎の迷信深いおばあさんも、オツムのレベルは同じだと述べていた。
人間の頭脳など、たかが知れているのだ。

そこで、宇宙システムの解明は諦めるが、宇宙システムを応用して引き寄せを行うという、考えようによっては助平なものだが、考えようによってはロマンだとも言える話をする。
そして、宇宙システムから考えれば、当たり前に感じる出来事・・・たとえば、放り上げた石が地面に落下することも、引き寄せで富や恋人を得ることも同じなのだが、当たり前の出来事を取り上げても宇宙システムの面白さが分からないかもしれない。
そこで、私が起こした特殊な引き寄せについて取り上げる。

私が起こした特殊な引き寄せとしては、子供の時、天体望遠鏡で土星を見たことにする。
小学４年生の私が、大学生の従兄から譲ってもらった天体望遠鏡で、何の天文知識もなく、「土星が見たい」と思っただけで簡単に土星を見つけた。しかも、それをいつでもやれた。
これは明確な引き寄せの力である。
確かに、土星は明るくて比較的見つけ易い星と言われ、また、惑星は、ずっと遠くにある恒星に比べあまり瞬かないとも言われるが、だからといって土星がそんなに見つかり易いわけではない。
明るく見える惑星としても、最も明るい金星から、火星、木星、水星と続き、土星は５番目の明るさ（これ以下は天王星と海王星で、準惑星の冥王星はまず見えない）で、恒星にだって土星より明るい星は多い。子供が何の手掛かりもなく見つけることは、まず不可能だ。

私が土星を見つけた手順はこうだ。
「宇宙（世界）は今生まれた」だから、とにかく、何の脈絡もなく、「私が土星を見る世界」が今生まれたのだ。
夢を見始めた瞬間、アイスクリームを食べているのと同じようなもので、脈絡もなく「アイスクリームを食べている世界」が生まれたのだ。
その時、実際は考えなかったが、もし私が「私はどうやって土星を見つけたのか？」と考えるとする。
すると私は「明るい星があったから」と思うが、実際は、「あ、あの星は明るいな。あの星を（天体望遠鏡で）見てみよう」と思った過去など「存在しない」。それはでっち上げの記憶である。
先ほどの夢の話で言えば、「どうして私はアイスクリームを食べているのか？」と考えたら、「なぜだかは分からない」とは思わず、「さっきお母さんがくれた」といったような、デタラメの記憶をでっち上げてるだろう。
しかし、正しくは「なぜかは分からない」のだ。
同じく、私が土星を見つけたのは「なぜだか分からない」のだ。

あなたが、どこかの大学の学生であるとか、どこかの会社の社員であるというのも、今でっち上げられた記憶に過ぎない。
そして、でっち上げ続けられる。
「私はなぜ、この大学の学生なのか？」と考えたら、「それは私が受験で合格し、合格した大学の中で一番良いと思ったこの大学を選んで入学したからだ」とか言うだろうが、それも今作られた記憶だ。
正しくは、「なぜか分からないが、この大学の学生をしている」である。
たとえば、あなたが男性で、憧れの女性がいるが、まるで相手にされないといった場合、事実は、「彼女に相手にされないという、でっち上げの記憶」を持っているだけである。
そこで「なぜ僕は彼女に相手にされないのか？」と考えると、「イケメンでない」「会話下手」「ぱっとしない」など、勝手にいろいろ考える。
だが、正しくは、「なぜか分からないが、彼女に相手にされない」だけである。
では、「なぜか分からないが、彼女は僕にメロメロだ」にすれば良い。
これが引き寄せである。


AIアート577
「クリスマスの街」
Kay


何と、巷には「199式アファーメーション」というものがあり、それは、「なぜか知らないが、お金がどんどん入って来る」というもので、そう唱え続けたら本当にお金が入って来るらしいが、それはそうだろう。
尚、「199」というのは、２ちゃんねる掲示板における発言者番号らしい。
「199式アファーメーション」には、いろんな解釈が語られていて、そこそこ良い解釈もあるが、正確には上に述べた通りとなる。
どうせなら、手っ取り早く「なぜか分からないが（なぜか知らないが）預金が１億円ある」で良いと思うのだが、いきなり１億では面白くないと感じるのだろうか？
まあ、各自、好きなようにすれば良い。

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