簡単に出来る超常現象実験というものがある。
例えば、やり方は忘れたが、片手の中指を伸ばすというものがある。
私は昔、そのやり方が書かれた本を見て、会う人ごとにやらせたが、その際、私は、一応は「これで中指が伸びるのだ」と断定調で言った。
すると、過半数は「あ、本当に伸びた」と言い、次に「分からない」という反応をする人が多かった。
しかし、稀に、「全然伸びませんよ」と毅然とした態度で言う人がいる。
まあ、実際に指が伸びることはない(笑)。
右手と左手の指を合わせてチェックする際、「右手の中指が伸びる」と期待すれば、右手の中指に無意識に力を入れて伸ばし、長くなったように見えることはよくあると思う。

それぞれの立場や状況にもよるが、頭が良く、人生を楽に乗り切る人は、そんな実験をやらされると、「伸びた」か、せめて、「伸びたように思う」みたいに言うものである。
「分からない」と言ったり、本当に伸びたかどうか本気で悩むのは、あまり頭が良い人ではない。いわゆる、空気が読めない人だ。
困るのは、「全然伸びませんよ」と断言する人だ。このような人は、厳しい顔をしたり、こっちを馬鹿にしたような顔をして言う人が多い。
そういった人は、元々の頭は良いかもしれないが、現在は馬鹿であり、人生で苦労する。
元々の頭自体が悪くても、儀礼的に「伸びましたね」と言える人は、賢くはなくても、人生で苦労するほど馬鹿ではない。このような人は、家庭や世間で鍛えられているのである。

言うまでもないが、宗教的に、「伸びたですよね?伸びたはずです」と高圧的に言ってくる場合や、よこしまな意図を持って、「伸びたでしょう?ねえ、伸びたですよね?」と無理強いする場合は別だが、実際はどうであろうと、伸びたことにしておけば良いではないかと思う。

たとえば、大谷翔平に全く関心がなかったり、むしろ反発を持ってる場合でも、気楽な場で誰かに「大谷ってすごいですねえ」と言われたら、それに合わせて「全くですねえ。あそこまでやるとは思わなかったですよ」みたいに返すのが賢い人である。
実際には、「俺は野球なんて興味がない」とか、「俺は大谷をやたら持ち上げるマスコミにそそのかされる馬鹿とは違う」と思っているとしよう。
だが、「大谷はすごいですねえ」と言われ、その気持ちのまま、「俺はそんなものに全然興味がないね」とか「スポンサー企業に媚を売って大谷をもてはやすマスコミにのせられるやつは馬鹿だ」、あるいは、「すぐに同調して大谷をもてはやすのは日本人の欠点だ」などと言う者は、やはり馬鹿なのである。頭の良い人は、決してそんな反応はしない。たとえ、自分が権力や権威がある立場でも。

マドンナ
AIアート527
「マドンナ」
Kay


私はIQテストなんてものをしなくても、そういった反応を見た方が正確なIQが分かると思うほどである。
たとえばこうだ。
IQ120以上
相手の気分を良くさせる反応を返す。
IQ110~119
肯定的な反応を返す。
IQ100~109
相手に積極的には逆らわない。
不必要に過度な肯定もこれに入る。
※最も多い。
IQ99以下
相手の気持ちに配慮しない。
自分の気持ちを優先。
反応は様々。

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(1)人を動かす 改訂文庫版
(2)「原因」と「結果」の法則
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