私は子供の時、どんな荒唐無稽な引き寄せも、そうなると信じ切ることで、必ず引き寄せた。
どちらかというと慎ましい願いであったが、世間的には、10カラットのダイヤ(数億円レベル)を得るより難しいものもあったと思う。
子供であったから、先入観が少なく、信じ易かったことは間違いない。

ところが、中学1年生の時、筒井康隆さんの有名な小説『時をかける少女』を読んだ時、面白いことに、それによって、タイムトラベルを難しいことのように感じてしまった。
なぜなら、その小説の中で、タイムトラベルを、高度な未来テクノロジーの産物のように描かれていたからだ。
本来の私にとって、タイムトラベルは、さして難しいことではなかったと思われる。
だが、そんなことでも固定観念は作られる。

しかし、どうしてもタイムトラベルをしようと思っていたら、アルキメデスではないが、入浴中に不意に解決策が浮かび、「エウレカ!」とは叫ばなかったが(笑)、歓喜したことをはっきり覚えている。
その解決策とは、「常識を捨てる」であった。
だが、「常識を捨てる」と思い付いたということは、既に常識に囚われ始めていたということだ。

世間では「非常識」のイメージは悪いし、私も、いろいろなことで非常識は悪いことだと思っている。
その非常識を平気でやる者は嫌いである。
そのあたりのせめぎあいも創造能力を奪い去る。

髪をなびかせ
AIアート517
「髪をなびかせ」
Kay


だが、あの時の答自体は正解だ。
高次の存在には、我々の常識は一切ない。
禅問答だって、ありえないような話を「至極ごもっとも」と思う訓練のようなものだ。
奇妙に思えるが、実は、正しいと思えることだって、本当に正しいという理屈があるわけではない。
だから、理屈で・・・つまり、頭で理解出来ないと納得しない人には魔法は使えない。
さりとて、この世で生きるには理屈が必要・・・厄介なものだ(笑)。

とりあえず、古事記やギリシャ神話、あるいは、ペロー童話などを読んで、これらの世界を史実と思うことだ。
もっと良いのは、自分の物語として読むことだ。
それはとても非常識なことなので。
以下ご紹介の本は、いずれも私の愛読書。

◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)超訳 古事記
(2)ワイド版 マンガ日本の古典1-古事記
(3)古事記物語
(4)神統記 (岩波文庫 赤 107-1)
(5)オリュンポスの神々―マンガ・ギリシア神話<1>
(6)ペロー童話
(7)時をかける少女 (角川文庫)
  
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