引き寄せの力は、生命体の力のごく一部に過ぎない。
生命体の力には世界征服など何でもない。
私が知っている中で、生命体の力について、割といい線で表したものがある。
それは、石ノ森章太郎さんが亡くなって何年も後に石ノ森さんの息子さんの小野寺丈さんによって発表された小説『サイボーグ009 完結編 009 conclusion GOD'S WAR』の中にあったと思う。石ノ森章太郎さんが残した原稿を小野寺さんが何年もかけて編集したらしい。
009が、勝てるはずがない神との戦いの中で不意に発揮した力だ。

で、私は、その生命体の力を子供の時にたまに使い、魔法としか言えないことを成していた。
その少しはこのブログでも書いたが、あまり書きたくないものだ。
と言うのは、それを言ったり書いたりしたら、下らないことを聞かれることがよくあるからだ。
そんなことを聞いてくる者の発想の貧しさにぞっとするのだ。
そんな者達には縁のない力であるが、とはいえ、誰でも持っている力である。

その力を発揮する鍵は「純粋な好き」とか「純粋な好奇心」だ。
それは心が穢れた人間にはないものだ。
ロバート・モンローが『魂の体外旅行』の中で、高級車が欲しいといった場合、単に楽しいからなら良いと書いていたようなものだ。
だが、現代人は、単に楽しい、単に好きといった感覚が分からなくなっている。
「俺はこれを純粋に欲しい」と言っていても、ちっとも純粋ではないのだ。
そんな者に、生命体の本当の力は使えない。

月明り
AIアート507
「月明り」
Kay


そう言われても困るだろうが、そう難しいことではない。
障害は思考だ。
思考を消してしまえば、純粋な好きが起こり、それに意識を向ければ、生命体の力が発揮される。
それには深呼吸を忘れないことである。

◆当記事に関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)サイボーグ009 完結編 2012 009 conclusion GOD'S WAR I first
(2)魂の体外旅行: 体外離脱の科学
(3)この世に不可能はない―生命体の無限の力
(4)魔法修行―カバラの秘法伝授
  
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