スポーツの中でも、特に格闘技において有利な条件に、大きさ、力の強さ、上手さ、そして、速さがある。
あるレベルまでは、大きさ、力の強さ、上手さが有効だが、これらは、ある限度以上になると、役に立たなかったり、逆に不利になったりする。
しかし、速さは無限の価値を持つ。
1960年代から始まり、いまだ人気がある漫画・アニメの『サイボーグ009』では、加速装置を持っていて最も速い009が最大の力を持つ。
009が加速装置を使うと、009にとって周囲の動きがスローモーションに見える。
これほど力になることはない。
この「加速すれば周囲がスローモーションに」は、イギリスの作家H.G.ウェルズの1901年の短編『新加速剤』で語られた概念で、加速することの高いメリットを示している。『サイボーグ009』の加速装置も、このアイデアを利用したのかもしれない。
政木和三さんは脳波をシータ波にすることで1万倍加速すると言い、これで思考も1万倍加速して数多くの発明を行い、いろいろな奇跡現象を起こしたと言う。
ただ、眠ったら誰でも脳波はシータ波になるが、そうではなく、意識があるまま脳波をシータ波にすることが必要だ。
超高度な将棋棋士は、対局中に脳波がシータ波になるという話があるが、思考が加速されていると考えれば、その強さが説明出来る。
頭の中で数を1から100までなるべく速く数えることを繰り返す知能向上のトレーニングがあるが、あまり知られていない。
初めは、ほとんどの人があまり速く数えることが出来ないが、訓練を重ねるうちに、数十倍、数百倍の速さで数えられるようになり、それに伴い思考スピードが向上する。
スパーラーニングもだが、こんな本当に効果があり、しかも簡単に出来る訓練は世の中から消えていく。
教育企業にしてみれば、こんなことを知られたらビジネスにならないし、支配者層からすれば凡民の能力が上がっては都合が悪いので、強引に消してしまうのかもしれない。
それで、関連の書籍は絶版になるが、やはり価値があるのか古書は高価だ。
運動でも、速さが力になることが多い。
ここでよくご紹介する、佐川幸義流四股は、佐川幸義の弟子でも、スローな四股を行う者が多いように思う。
しかし、佐川は非常に高速に行っていたという話がある。ただし、佐川は四股を踏むところを人に見せなかったので、本当のことは分からない。
だが、私は、やはり佐川は非常に高速に四股を踏んでおり、それが強さの秘密で、それを秘法にしていたのだと思う。
佐川の弟子の中には、四股の際、足をほとんど踵を上げるだけで行っていたという者がいるが、その者は、佐川も同じようにやっていたのではと推測している。
私もそう思うし、私もほとんど踵を上げるだけで(実際は微かにつま先も上がる)、高速に四股を踏んでいたら、身体能力が非常に向上した。
腕立て伏せも、教科書的な教え方をする者は「床に胸がつくギリギリまで腕を曲げ、ゆっくりと腕が伸びきるまで伸ばす」ことを金科玉条とするが、実際に優れたアスリートや武道家、ダンサーには、小さな振幅で高速に行う者が多い。
私も小さな振幅で高速に行っているが、このやり方は何より気持ちいいので、やりたくて仕方がなく、楽に続けられるのである。
そして、効果も抜群である。
私の場合、一度には、回数は、ちょっとしんどいと感じる80~100回くらいで行っている。
腕振り運動も、振り幅を小さくし、少し速めに行うようにすれば気持ちいいし効果が上がると思う。ただし、あまり速くしようとしてもいけない。あくまで、快適で気持ちいい範囲で行うが、慣れてきたら自然に、相当な速さで行うようになる。
AIアート490
「妖かしの娘」
Kay
私は、子供の時読んだ『タイガーマスク』というプロレス漫画で、妙に憶えている場面がある。
プロレスでは、倒れた相手を高速で踏みつける攻撃をマシンガンキックと言うことがあるようだ。
タイガーマスクの試合を会場で見ていた闇のプロレス組織のエージェントであるミスターXがこんなことを考える。
「マシンガンキックを1秒に2発蹴れれば一流だが、タイガーマスクは5発蹴る」
実際のプロレスやマシンガンキックがどうのではなく、この言葉で表現される能力に私はしびれた。
そして、直観的に速さは力であると感じた。
しかし、学校のスローさを強要する教育で忘れてしまったのだが。
上にあげたような方法で速さを磨けば強くなり、超人になるだろう。
◆当記事関連書籍のご案内◆
(1)月刊 秘伝 2022年 03月号 [雑誌]
(2)タイム・マシン 他九篇(岩波文庫)
(3)この世に不可能はない―生命体の無限の力
(4)サイボーグ009(1)
あるレベルまでは、大きさ、力の強さ、上手さが有効だが、これらは、ある限度以上になると、役に立たなかったり、逆に不利になったりする。
しかし、速さは無限の価値を持つ。
1960年代から始まり、いまだ人気がある漫画・アニメの『サイボーグ009』では、加速装置を持っていて最も速い009が最大の力を持つ。
009が加速装置を使うと、009にとって周囲の動きがスローモーションに見える。
これほど力になることはない。
この「加速すれば周囲がスローモーションに」は、イギリスの作家H.G.ウェルズの1901年の短編『新加速剤』で語られた概念で、加速することの高いメリットを示している。『サイボーグ009』の加速装置も、このアイデアを利用したのかもしれない。
政木和三さんは脳波をシータ波にすることで1万倍加速すると言い、これで思考も1万倍加速して数多くの発明を行い、いろいろな奇跡現象を起こしたと言う。
ただ、眠ったら誰でも脳波はシータ波になるが、そうではなく、意識があるまま脳波をシータ波にすることが必要だ。
超高度な将棋棋士は、対局中に脳波がシータ波になるという話があるが、思考が加速されていると考えれば、その強さが説明出来る。
頭の中で数を1から100までなるべく速く数えることを繰り返す知能向上のトレーニングがあるが、あまり知られていない。
初めは、ほとんどの人があまり速く数えることが出来ないが、訓練を重ねるうちに、数十倍、数百倍の速さで数えられるようになり、それに伴い思考スピードが向上する。
スパーラーニングもだが、こんな本当に効果があり、しかも簡単に出来る訓練は世の中から消えていく。
教育企業にしてみれば、こんなことを知られたらビジネスにならないし、支配者層からすれば凡民の能力が上がっては都合が悪いので、強引に消してしまうのかもしれない。
それで、関連の書籍は絶版になるが、やはり価値があるのか古書は高価だ。
運動でも、速さが力になることが多い。
ここでよくご紹介する、佐川幸義流四股は、佐川幸義の弟子でも、スローな四股を行う者が多いように思う。
しかし、佐川は非常に高速に行っていたという話がある。ただし、佐川は四股を踏むところを人に見せなかったので、本当のことは分からない。
だが、私は、やはり佐川は非常に高速に四股を踏んでおり、それが強さの秘密で、それを秘法にしていたのだと思う。
佐川の弟子の中には、四股の際、足をほとんど踵を上げるだけで行っていたという者がいるが、その者は、佐川も同じようにやっていたのではと推測している。
私もそう思うし、私もほとんど踵を上げるだけで(実際は微かにつま先も上がる)、高速に四股を踏んでいたら、身体能力が非常に向上した。
腕立て伏せも、教科書的な教え方をする者は「床に胸がつくギリギリまで腕を曲げ、ゆっくりと腕が伸びきるまで伸ばす」ことを金科玉条とするが、実際に優れたアスリートや武道家、ダンサーには、小さな振幅で高速に行う者が多い。
私も小さな振幅で高速に行っているが、このやり方は何より気持ちいいので、やりたくて仕方がなく、楽に続けられるのである。
そして、効果も抜群である。
私の場合、一度には、回数は、ちょっとしんどいと感じる80~100回くらいで行っている。
腕振り運動も、振り幅を小さくし、少し速めに行うようにすれば気持ちいいし効果が上がると思う。ただし、あまり速くしようとしてもいけない。あくまで、快適で気持ちいい範囲で行うが、慣れてきたら自然に、相当な速さで行うようになる。
AIアート490
「妖かしの娘」
Kay
私は、子供の時読んだ『タイガーマスク』というプロレス漫画で、妙に憶えている場面がある。
プロレスでは、倒れた相手を高速で踏みつける攻撃をマシンガンキックと言うことがあるようだ。
タイガーマスクの試合を会場で見ていた闇のプロレス組織のエージェントであるミスターXがこんなことを考える。
「マシンガンキックを1秒に2発蹴れれば一流だが、タイガーマスクは5発蹴る」
実際のプロレスやマシンガンキックがどうのではなく、この言葉で表現される能力に私はしびれた。
そして、直観的に速さは力であると感じた。
しかし、学校のスローさを強要する教育で忘れてしまったのだが。
上にあげたような方法で速さを磨けば強くなり、超人になるだろう。
◆当記事関連書籍のご案内◆
(1)月刊 秘伝 2022年 03月号 [雑誌]
(2)タイム・マシン 他九篇(岩波文庫)
(3)この世に不可能はない―生命体の無限の力
(4)サイボーグ009(1)
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私は佐川式四股をなるべく速くやってますが、頭の中で数える回数とずれることがあるので、ずれない程度に速度を落として、或いは途中で一時的に落として合わせてやるようにしています。ただ数多くやれば良いのなら、だいたい50秒で100回くらいなので、経過時間でだいたい何回とすれば良いのですが。雑になってもいかんなあとも思うので。頭の中で数を速く数える練習にもなるし、同時に体の動きと知覚のシンクロも意識したほうが良いのかな?とも考えてのことです。
ただ、ちょっとした空き時間になるべく数多くやるには、そういうことを気にしないでどんどんやるのもありなのかな?とも思います、知覚とのシンクロを気にしすぎると空き時間にやるのが少し億劫になるので。まあそんなことではいかんのかも知れませんが、テッド・ウイリアムスやイチローや郭雲深の素振りや崩拳の突きの練習は数を数えながらやっていたわけではなさそうなので、なるべく意識はしますが空き時間に100回程度やるときは気にしないでやるようにと2種類のやり方で使い分けていますが、Kayさんはどうしていますか?