昨日、たまたまニュースサイトで、人気者のインフルエンサーが、「消費者金融でお金を借りるのは馬鹿」と言ったという話を見て、複雑な気分になった。
この発言を見聞きしても、自分や自分の身内が消費者金融からお金を借りて悲惨な状況になったことでもない限り、さして印象に残らないのではと思う。
今はどうか知らないが、以前は消費者金融はサラ金(「サラリーマン金融」の略)と呼ばれ、「サラ金でお金を借りている人」はまともな人間と見られない雰囲気があり、実際、借りていても決して人に言わないのが普通だったと思う。
娘と結婚したいという男がいても、その男がサラ金からお金を借りていることが分かれば、それが問題にならないことはまずなかったと思う。
そして、おそらく、それは今も変わらないと思う。
消費者金融とは何かというと、借り易いが金利が高い融資サービスで、言葉上からは高利貸しと言っても良いと思う。
昔は、消費者金融のテレビCMは深夜にしか放送出来なかった。
しかし、消費者金融の実態は根本的には変わっていないに関わらず、今は、テレビでも動画投稿サイトでも、いつでもCMが流される。
昔と比べ、多少は金利は安くなったが、非常に高いことに変わりはない。
消費者金融のCMは昔から、若くて美人・美男の爽やかな人気タレントが起用されていることが多く、CMの内容も明るく、まるでファッションのCMのようだ。
ところが、そのCMに出ているタレントが消費者金融からお金を借りていることは、まずあり得ず、借りていることが分かればニュースになるかもしれない。
子供たちは、それを見ても、何のCMか分からないが、不思議と、親に「これ何のCM?」と聞くこともないと思う。子供の関心を引かないように作っているようにも思える。
では、どんな狙いのCMなのであるかというと、もし、私がそんなCMを作るとしたら、一般的なCMの場合と同じく、「顧客になる可能性がある人が顧客になる可能性を高める」というもので、消費者金融で言えば、「借りようかどうしようか迷っている人に借りる気にさせる」というものだ。
実際、消費者金融のCMは、人気者の爽やかなタレントが、あたかもその消費者金融を利用しているように見せることで、利用することへの抵抗感をなくす効果はあると思う。
だが、あなたの子供、きょうだい、友人が、消費者金融からお金を借りようとしていたら、よほどの馬鹿でない限り、借りることを勧めたりはしないはずだ。
この意味に気付いて欲しいものだ。
では、大手、準大手の消費者金融の場合だが、お金を借りる人は、どんな目的で借りるのだろう。
急にまとまったお金が必要になったが手持ちがないのでやむを得ずという場合もあるかもしれない。
だが、そんなケースは少なく、そんな顧客ばかりが対象なら、消費者金融市場は成り立たない。
おそらく、大半の理由は、遊びや贅沢のためだ。
いずれにしても、分を超えたお金を使おうとして借りるのである。
それで言えば、確かに、最初に述べたインフルエンサーの「消費者金融でお金を借りるのは馬鹿」というのは正しい。
しかし、自分の収入を超えたお金を使おうという発想は、馬鹿という言葉で済むだろうかと思う。
私の知り合いの成功した事業家が、ある時、こう言っていたのを憶えている。
「人間は、自分の収入の範囲でやっていかなくてはならない」
これは、賢者の知恵なんてものではなく、どんなに遅くとも、小学生の間に憶えておくべきことだろう。
しかし、その事業家がそう言ったのは、世の中には、そうでない変な大人が多いからだろう。
私が知っている、収入が少ない夫婦は、毎日、夕食のおかずは豆腐かコロッケだった。
彼らは優秀ではないかもしれないがちゃんとした大人だ。それしか食べられない収入なら、そうするしかない。
それなのに、「たまにはステーキでも食べないと」「たまにはぱーっと派手に遊ばないと」、さらには、「美味しいものを食べなくて何の人生だ。いいもの食おう」「人生は楽しむためにある。ケチケチするな」というのが、消費者金融のCMが謳っていることであると思う。

AIアート447
「少女(素描)」
Kay
大人とは何か、IQが高いとはどういうことかというのは、こんなところで分かるのである。
個人的には、人々のIQを落とし、幼児化させるようなCMは流して欲しくないと思うし、消費者金融のCMは、やはり、深夜時間帯に限定するのが正しいと思う。
この発言を見聞きしても、自分や自分の身内が消費者金融からお金を借りて悲惨な状況になったことでもない限り、さして印象に残らないのではと思う。
今はどうか知らないが、以前は消費者金融はサラ金(「サラリーマン金融」の略)と呼ばれ、「サラ金でお金を借りている人」はまともな人間と見られない雰囲気があり、実際、借りていても決して人に言わないのが普通だったと思う。
娘と結婚したいという男がいても、その男がサラ金からお金を借りていることが分かれば、それが問題にならないことはまずなかったと思う。
そして、おそらく、それは今も変わらないと思う。
消費者金融とは何かというと、借り易いが金利が高い融資サービスで、言葉上からは高利貸しと言っても良いと思う。
昔は、消費者金融のテレビCMは深夜にしか放送出来なかった。
しかし、消費者金融の実態は根本的には変わっていないに関わらず、今は、テレビでも動画投稿サイトでも、いつでもCMが流される。
昔と比べ、多少は金利は安くなったが、非常に高いことに変わりはない。
消費者金融のCMは昔から、若くて美人・美男の爽やかな人気タレントが起用されていることが多く、CMの内容も明るく、まるでファッションのCMのようだ。
ところが、そのCMに出ているタレントが消費者金融からお金を借りていることは、まずあり得ず、借りていることが分かればニュースになるかもしれない。
子供たちは、それを見ても、何のCMか分からないが、不思議と、親に「これ何のCM?」と聞くこともないと思う。子供の関心を引かないように作っているようにも思える。
では、どんな狙いのCMなのであるかというと、もし、私がそんなCMを作るとしたら、一般的なCMの場合と同じく、「顧客になる可能性がある人が顧客になる可能性を高める」というもので、消費者金融で言えば、「借りようかどうしようか迷っている人に借りる気にさせる」というものだ。
実際、消費者金融のCMは、人気者の爽やかなタレントが、あたかもその消費者金融を利用しているように見せることで、利用することへの抵抗感をなくす効果はあると思う。
だが、あなたの子供、きょうだい、友人が、消費者金融からお金を借りようとしていたら、よほどの馬鹿でない限り、借りることを勧めたりはしないはずだ。
この意味に気付いて欲しいものだ。
では、大手、準大手の消費者金融の場合だが、お金を借りる人は、どんな目的で借りるのだろう。
急にまとまったお金が必要になったが手持ちがないのでやむを得ずという場合もあるかもしれない。
だが、そんなケースは少なく、そんな顧客ばかりが対象なら、消費者金融市場は成り立たない。
おそらく、大半の理由は、遊びや贅沢のためだ。
いずれにしても、分を超えたお金を使おうとして借りるのである。
それで言えば、確かに、最初に述べたインフルエンサーの「消費者金融でお金を借りるのは馬鹿」というのは正しい。
しかし、自分の収入を超えたお金を使おうという発想は、馬鹿という言葉で済むだろうかと思う。
私の知り合いの成功した事業家が、ある時、こう言っていたのを憶えている。
「人間は、自分の収入の範囲でやっていかなくてはならない」
これは、賢者の知恵なんてものではなく、どんなに遅くとも、小学生の間に憶えておくべきことだろう。
しかし、その事業家がそう言ったのは、世の中には、そうでない変な大人が多いからだろう。
私が知っている、収入が少ない夫婦は、毎日、夕食のおかずは豆腐かコロッケだった。
彼らは優秀ではないかもしれないがちゃんとした大人だ。それしか食べられない収入なら、そうするしかない。
それなのに、「たまにはステーキでも食べないと」「たまにはぱーっと派手に遊ばないと」、さらには、「美味しいものを食べなくて何の人生だ。いいもの食おう」「人生は楽しむためにある。ケチケチするな」というのが、消費者金融のCMが謳っていることであると思う。

AIアート447
「少女(素描)」
Kay
大人とは何か、IQが高いとはどういうことかというのは、こんなところで分かるのである。
個人的には、人々のIQを落とし、幼児化させるようなCMは流して欲しくないと思うし、消費者金融のCMは、やはり、深夜時間帯に限定するのが正しいと思う。
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