一般的には、適度な引き寄せを行い幸福になるためには、志賀一雅博士の「よかった・ありがとう呼吸」をお薦めする。
簡単で失敗しようがないからだ。
これだけでも、世の中にある多くの呼吸法や引き寄せ法、アファーメーションを上回る。

だが、神のごとき力を徐々にでも得るには、「神の圧力呼吸」が必要だ。
これは、中身はヨガのクンバク呼吸であるが、長い年月をかけて、多くの情報を集めて研究することで、曖昧さを除き単純化したものだ。
言い換えれば、良い呼吸法ほど、いろいろなところが抽象的で、実践のしようがない。

ただ、ある程度は「神の圧力呼吸」も、佐川幸義流四股と同じで、自分で工夫しなくてはならない部分もある。
そして、佐川幸義流四股の実践者にも、やり方が下手な者がいると思うが、それでも、やらないよりはずっと良く、やっているうちに上達する。

最も単純化した「神の圧力呼吸」は次の通りである。

(1)胸(肺)に、やや勢いよく、無理のない範囲で一杯に息を吸う(気持ち良く感じるはずである)。
(2)息を止めるために腹に力を込める。腹に力を込める以外の手段で息を止めない。逆に言えば、息を止める目的だけで腹に力を込める。
(3)苦しくならない範囲で息を止めた後、徐々に腹の力を抜きながらゆっくり息を吐く。

さらに簡単に言えば、「胸いっぱいに息を吸い、腹で息を止める」のである。

捧げる
AIアート383
「捧げる」
Kay


呼吸法によっては、腹や丹田に息を入れるというのもあるが、腹や腸は肺ではないので、息が入るはずがない。
また、腹を膨らませたり引っ込めたりしながら呼吸しろというのもあるが、それに意味はない。これもまた、腹に肺があるように見なした間違いである。
正しくは、腹に力を入れたり抜いたりするだけである。
『弓と禅』で、弓術の達人、阿波研造も「腹壁が張る」と表現しており「腹を膨らませよ」とは言っていない。
ただ、腹に力を入れたり抜いたりした時、自然に腹が膨らんだり凹んだりするのは構わない。








  
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