「IQが低い者ほど自己評価が高い」
これを聞いた時、私は愕然とした。
その通りだからだ。
詐欺、集団催眠セールス、セミナービジネス・・・これらは皆、「あなたは本当は素晴らしい」「あなたは出来る」などとおだてて、その気にさせる商売だが、そのターゲットは、自己評価が高いIQが低い人間だ。
IQが低い人間ほど、おだてに弱く、お世辞を真に受ける。
「俺スゲー!」と言うのはIQが低い人間である。

真の名著は一般受けしない。
そんな本に、五島勉さんの『ノストラダムスの超法則 死活の書』がある。
この本には、上にあげたことにも関係する、真の成功法則が書かれてる。
例えば、ノストラダムスに、若い男の子が、こんな相談をする。
もちろん、ノストラダムスが天才的預言者・・・まあ、超能力者だと知って相談している。
「僕には好きな女の子がいます。彼女を恋人に出来るでしょうか?」
上にあげた、詐欺ビジネスをする者ならこう言うだろう。
「もちろんです。自信を持ちなさい。あなたは素晴らしい。ハンサムで才能にあふれています。彼女はあなたのものです。それは叶います」
だが、ノストラダムスはこう言う。
「無理です。君よりハンサムで将来性のある男の子はいくらでもいます。なぜ、そんな素晴らしい少女があなたを選ぶのですか?身の程を知りなさい」
あるいは、ある奥さんがこんな相談をした話がある。
「主人が若い娘に熱を上げているようです。どうなるでしょう?」
ノストラダムスの答はもちろんこうだ。
「若い女の方がいいに決まっているではないですか?その若い女に主人を取られると諦め、あなたはあなたでしっかり生きなさい」
それに従った奥さんのところに主人は帰って来る。
その奥さんが、自分の方が、そんなどこの馬の骨とも知れない若い女より優れているなどと自惚れたら、そうはいかなかっただろう。

別に、極端に自己評価を下げ、卑屈になれと言うのではない。
そうではなく、現実を見ろ、謙虚になれということだ。
優れた人間ほど謙虚なものだ。
矢追純一さんの、
「僕は頭が悪いから考えることを放棄した」
というのも、1つの究極の謙虚さだ。
現実が分からないなら、とりあえず、最悪を想定し、覚悟を決めることだ。
私が知っている優れた経営者はいつも、「経営者はいつも最悪を想定するものだ」と教えてくれたものだった。
最善を期待はするが、最悪を想定するのだ。
最善を想定するボケた経営者など、すぐに経営破綻するだろう。

妖精の好奇心
AIアート375
「妖精の好奇心」
Kay


最悪を想定する賢い人と違い、ワクチンや福島第一原発の汚染水の海洋放出を進める政府は、最善を想定していることが分かる。
今の日本政府は、悪であると言うよりはIQが低いと思えるのである。
あらゆることで、日本政府は最善を想定するから、海外から馬鹿にされているのではないだろうか?
私はワクチンの可能性を調べ、最悪を想定して打たなかったし、海洋放出に関しては最悪の可能性を想定し(実際、数十年後、最悪かそれに準じる結果になる可能性は確実にある)、反対である。

だが、私がいつも言う「よかった・ありがとう呼吸」や「神の圧力呼吸」を続ければ、IQが高くなり、自ずと謙虚になる。
そうなれば、引き寄せの力も強くなるのである。








  
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