昔から、性善説と性悪説があり、どちらも正しいように思える。
近代の『スーパーマン』映画では、スーパーマンの故郷クリプトン星では、スーパーマンの名はカル・エルで、カル・エルの本当の父親はジョー・エルであるが、科学的にも精神的にも地球よりはるかに進んだ星であクリプトンの中でも特に知的な人物であるジョー・エルが、「地球人類の本質は善であると信じる」と言う。
つまり、ジョー・エルは性善説の支持者だ。
だが、どう見てもそう思えないことが多過ぎる。
梶原一騎原作の漫画『カラテ地獄変 牙』で、人間の醜さを見せつけられた中学生くらいの頃の主人公、牙は悟る。
「人間の性、悪なり」

しかし、性善説、性悪説の結論は私には分かる。
と言うより、昔から賢い人は原理だけは分かっていた。
だが、『ファウスト』を見る限り、ゲーテは勘違いしていた。
答はこうである。
人間の性は善である。だが、外部から悪の性質を与える力が常に作用しているのである。
こう考えると、全く矛盾がなくなる。
だが、そのメカニズムの詳細は分からないので、ローレンス・スペンサーの『エイリアン・インタビュー』の形式を借りるとまことに都合が良いと私は思う。
つまりこうだ。
人間の本質である魂は、善であるばかりか、神にも等しく、能力的にも全知全能である。
だが、『エイリアン・インタビュー』の中で「旧帝国」と呼称される宇宙人が地球に仕掛けた、超高度なテクノロジーで作られたマインドコントロール装置が、人間の魂を強力に束縛し、人間を無力で無知な状態にしているのである。
マインドコントロール装置は、電磁波のような力で人間の魂に悪い影響を与えているのだと一応考えると良いだろう。

『エイリアン・インタビュー』によれば、マインドコントロール装置の影響を脱した地球人には、釈迦、老子、ゾロアスターやヴェーダの聖者達がいる。
しかし、彼らの教えはかなり改ざんされて伝わっている。
私は、ゾロアスターは分からないのだが、釈迦、老子、そして、ヴェーダの教えが語られる『バガヴァッド・ギーター』を見れば、形式部分は分かるのであるが、これらには具体的なメソッド(手法)はほとんど書かれていない。
だが、結局は、脳波をスローアルファー波にすれば、マインドコントロール装置の影響が弱まることが分かっている。
そのためには、科学的手法により、志賀一雅博士が「よかった・ありがとう呼吸」をすれば良いことを突き止めている。
「よかった・ありがとう呼吸」とは、息を吸いながら「よかった」と思い、息を吐きながら「ありがとう」と思うだけだ。
やり易さから言えば、これが一番である。
これにより、IQが上がり、引き寄せの力も高まる。
これはすぐに効果が出るが、効果は弱い。

花と蝶たち
AIアート374
「花と蝶たち」
Kay


そこで、私は、ヨガのクンバク呼吸や、『弓と禅』に書かれた、弓術の達人である阿波研造の呼吸法を取り入れた、強力な「神の圧力呼吸」を作った。
やり方に関しては、佐川幸義流四股のように、簡易なところを示し、後は各自工夫するしかないと思う。
やり方は、胸にいっぱいに息を吸い、胸の内部に息の圧力を感じると、その圧力を腹で感じることで息を保つのである。無理のない範囲で息を保ち、そして、ゆっくり息を吐く。
以上を繰り返すのである。
この呼吸をやればやるほど、マインドコントロール装置の影響を脱し、全知全能に近づくだろう。
既に地球では、支配層も、ほぼ完全にマインドコントロール装置の影響下にある。
正しい呼吸法を知らずにいたからだ。
アメリカは露骨にそれが現れ、日本もそれに続く。
日本でマインドコントロール装置の影響が全く及ばないのは天皇陛下であると言う者がいるが、そうかもしれないし、違うかもしれない。
いずれにせよ、我々此処がマインドコントロール装置の影響を脱しなければならない。
マインドコントロール装置の影響を脱すれば、恐れるものは何もない。全知全能なのだからだ。








  
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