万能の「神の圧力呼吸」は、基本は、オイゲン・ヘリゲルの著書『弓と禅』に書かれている通りだ。
この本には2つの翻訳があるが、この呼吸法に関しては、旧訳(紙の本のみのロングセラー)の方が良い訳と思う。
◆旧訳
息を吸い込んでから腹壁が適度に張るように、息をゆるやかに圧(お)し下げなさい。そこでしばらくの間息をぐっと止めるのです。それからできるだけゆっくりと一様に息を吐きなさい。そして少し休んだ後、急に一息でまた空気を吸うのですーーこうして呼気と吸気を続けて行ううちに、その律動(リズム)は、次第に独りでに決ってきます。
◆新訳
息を吸った後、息を静かに押し下げなさい。腹壁が程々に張るようになると、少しの間保ちなさい。それから出来るだけ長く同じ調子で息を吐きなさい。少し休んで、勢いよく空気を吸います。ーー息を吐いたり吸ったりするリズムは次第に自然に決まってきます。
だが、いずれも、「腹壁が張る」という表現をしているのは良い。しかし、やはり曖昧で分かり難い。
とにかく、
(1)吸うことから始める
(2)勢いよく吸う。当然、短く吸うことになる。
であるが、吸う時、胸に、つまり、肺に息を入れるように吸うことを意識すると良いと思う。
そして、肺の内部に圧力を感じるのである。
いっぱいに吸って息を止めるのだが、その際、水中に潜る時のように、気管を筋肉で締めて閉じることはしてはならない。
肺を膨らんだまま維持するようにして息を止めるのであり、肋骨がやや上がった状態のままであるはずだ。
この時、肺の内部の圧力を感じることが出来るはずである。
この圧力を腹で感じるのである。
腹が風船のように膨らんでいる感じであるが、普通の風船のように柔らかい弱いものではなく、太いゴムチューブのような素材で出来た強い風船である。それが適度に張るように内側に圧力を感じるのである。
胸に意識はもうないが、胸がしぼんだり肋骨が下がったりはしていない。相変わらず胸も張っているが、意識は腹にあるのである。
腹の内部に圧力を感じている間、息は保たれているはずである。
なぜなら、この状態では横隔膜が下がったままで、息を吐くことは出来ないからだ。
苦しくなるまで息を保ってはならず、適度なところで息をゆっくり吐いていく。

AIアート366
「ニンフの棲み処」
Kay
難しい場合、まずは胸に、やや勢いよく息を吸い、胸、あるいは肺を膨らませたまま維持することで息を保てば良い。
やはり、気管を喉の筋肉で締めてはならない。ここが非常に重要である。
W.E.バトラーの「4の呼吸」では、これだけを行う。つまり、これだけでも効果があるのである。
作詞家の阿久悠が行っていた引き寄せの呼吸も、これと同じだったのではと思う。
私も、体調が悪い時に速く回復させる時には、これを行う。
慣れてきたら、胸を膨らませている圧力を腹で感じれば良いのである。
吸って息を留めることをヨガではクンバクと言うが、クンバクを正しく行うだけで、脳や全身の細胞に酸素が供給されて活性化し、IQが上がり、若返り、強く健康で美しくなる。
そして、クンバク中は思考が消えるので、引き寄せも自在となる。
まさに、神の圧力呼吸であり、神とは圧力なのである。
この本には2つの翻訳があるが、この呼吸法に関しては、旧訳(紙の本のみのロングセラー)の方が良い訳と思う。
◆旧訳
息を吸い込んでから腹壁が適度に張るように、息をゆるやかに圧(お)し下げなさい。そこでしばらくの間息をぐっと止めるのです。それからできるだけゆっくりと一様に息を吐きなさい。そして少し休んだ後、急に一息でまた空気を吸うのですーーこうして呼気と吸気を続けて行ううちに、その律動(リズム)は、次第に独りでに決ってきます。
◆新訳
息を吸った後、息を静かに押し下げなさい。腹壁が程々に張るようになると、少しの間保ちなさい。それから出来るだけ長く同じ調子で息を吐きなさい。少し休んで、勢いよく空気を吸います。ーー息を吐いたり吸ったりするリズムは次第に自然に決まってきます。
だが、いずれも、「腹壁が張る」という表現をしているのは良い。しかし、やはり曖昧で分かり難い。
とにかく、
(1)吸うことから始める
(2)勢いよく吸う。当然、短く吸うことになる。
であるが、吸う時、胸に、つまり、肺に息を入れるように吸うことを意識すると良いと思う。
そして、肺の内部に圧力を感じるのである。
いっぱいに吸って息を止めるのだが、その際、水中に潜る時のように、気管を筋肉で締めて閉じることはしてはならない。
肺を膨らんだまま維持するようにして息を止めるのであり、肋骨がやや上がった状態のままであるはずだ。
この時、肺の内部の圧力を感じることが出来るはずである。
この圧力を腹で感じるのである。
腹が風船のように膨らんでいる感じであるが、普通の風船のように柔らかい弱いものではなく、太いゴムチューブのような素材で出来た強い風船である。それが適度に張るように内側に圧力を感じるのである。
胸に意識はもうないが、胸がしぼんだり肋骨が下がったりはしていない。相変わらず胸も張っているが、意識は腹にあるのである。
腹の内部に圧力を感じている間、息は保たれているはずである。
なぜなら、この状態では横隔膜が下がったままで、息を吐くことは出来ないからだ。
苦しくなるまで息を保ってはならず、適度なところで息をゆっくり吐いていく。

AIアート366
「ニンフの棲み処」
Kay
難しい場合、まずは胸に、やや勢いよく息を吸い、胸、あるいは肺を膨らませたまま維持することで息を保てば良い。
やはり、気管を喉の筋肉で締めてはならない。ここが非常に重要である。
W.E.バトラーの「4の呼吸」では、これだけを行う。つまり、これだけでも効果があるのである。
作詞家の阿久悠が行っていた引き寄せの呼吸も、これと同じだったのではと思う。
私も、体調が悪い時に速く回復させる時には、これを行う。
慣れてきたら、胸を膨らませている圧力を腹で感じれば良いのである。
吸って息を留めることをヨガではクンバクと言うが、クンバクを正しく行うだけで、脳や全身の細胞に酸素が供給されて活性化し、IQが上がり、若返り、強く健康で美しくなる。
そして、クンバク中は思考が消えるので、引き寄せも自在となる。
まさに、神の圧力呼吸であり、神とは圧力なのである。
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