面白秘儀・・・と言っては何だが、そんな感じの引き寄せの秘儀をこっそり述べる。
全く難しくない。
まず、簡単に原理を述べる。
古武術の達人のパンチやキックを見ると、人間の肉体構造的に、どう見ても不合理な蹴り方、打ち方がある。
例えば、空手チョップの水平打ちであれば、右手を使う場合、左から右方向に打つのは、素人でもそれなりに速く打てるが、右から左方向というのはちょっと難しい。
肩や腕の構造的に、そんな打ち方は無理があるからだ。
しかし、空手の達人中の達人しか出来ない、ガラスのビール瓶の先端を空手チョップで吹っ飛ばすという技は、必ず、右手なら、右から左に打つ。
まあ、本当にパワーとスピードでやってしまう人もいるのかもしれないが、これは、パワーとスピードが出難いように、わざと打ち難いやり方でやるのである。

私に、やり方の原理を教えてくれたのは政木和三さんだった。
彼は、ゴルフの達人で、60歳を過ぎても、ドライバーで370ヤードという、プロでもほぼ不可能な飛距離を出せたが、その打ち方が、空手の達人の秘儀と同じである。
早い話が、インパクトの瞬間に力を抜くのである。
そのコツは、ピンポン玉のような軽いボールを、ただ、決めた方向に飛ぶように打つことである。
武術の場合は、どうしても力が入るので、わざと力を入れ難い打ち方をするのである。
武術の神がかり的な達人であれば、手のひらでそっと押したように見えて、相手が吹っ飛んだり、体内に大きなダメージを与えることも出来る。

そして、引き寄せで大きな力を発揮する時も同じである。
私の知り合いが宇宙人のチャネラーだが、おそらく、宇宙人と1対1で対話しているのはなく、一種の宇宙放送をキャッチしていたのだと思う。
それを彼の奥さんが翻訳する。
その中で、こんな言葉があった。
「願いがあれば、それをぽーんと宇宙に投げなさい」
ただ、人間には理解し難い概念が含まれる場合、どうしても、翻訳は不正確になる。
この言葉は、本当は、
「願いがあれば、魂に伝えなさい」
という意味なのだが、人間の普通の精神状態では、願いが魂に届かない。
この魂とは、一般的には潜在意識と考えても良いと思う。
そのやり方が、この奥さんの翻訳では「ぽーんと」という言葉になったのだ。
この「ぽーんと」が、政木さんが言われた「力を抜く」ということだ。

青と白の光景
AIアート280
「青と白の光景」
Kay


具体的にはこうやる。
まず、願い言葉を作る。
「富」の一言でも良い。
それを、心の中で、出来るだけ小さな声で言うのである。
難しく感じるなら、「言ったつもり」で良い。
いや、「言ったつもり」くらいが良いのである。
工夫してみて欲しい。
難しいことではない。








  
このエントリーをはてなブックマークに追加   
人気ランキング参加中です 人気blogランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ