自主的に、自分が好きなことで、野球の素振りに当たるようなことを出来るだけ長くやることで人間を超える力を得ることが出来ることを、最近、ずっと書いてきた。
だが、素振りも、いろんな形のものがある。
とはいえ、重要なことは1つで、長くやる・・・これだけは変わらない。
サッカーの強豪国では、良いサッカー選手になるには、子供の時から、なるべく長くサッカーボールに触れることだと教えられる。
だが、そう教えられても、それを実践する子供は少ない。
これも一種の素振りで、常にサッカーボールを身近に置いて、サッカーボールを意識することで高次元の力を得るのである。
私が、メールだけだが交流したことがある偉大な発明家は、常にダイオードを持ち歩き、それをずっと意識することで天啓を得て、ダイオードを使った数多くの発明をしたと著書に書いている。彼は、他にも沢山の優れた発明をして、黄綬褒章も受章した。

梅雨の森で
AIアート186
「梅雨の森で」
Kay


また、優れた知恵がある者がたまに、こんなことを教えることがある。
それは、優れた本を常に持ち歩くことだ。
たとえ読書嫌いで、その本を読まなくても良い。
もちろん、読書家で、常に読むなら非常に良いことだが、とにかく、肌身離さないことが大切なのだそうだ。
私が好きな『ヒューマノイド』(1948。ジャック・ウィリアムスン)という、今読んでも、全く古さを感じさせない(むしろ新しい)SF小説がある。
この作品に登場するフランク・アイアンスミスという名の青年は優れたコンピューター技術者で、上司である世界最高の科学者フォレスター博士を超える能力を示す。
しかし、アイアンスミスは、昨日までは仕事道具はホウキという雑用係だった。
その彼が、職場の仲間と飲みに行く時でも、常に技術書を持ち歩き、いつのまにかフォレスターの研究所で役職につくまでになっていた。
これは、著者のジャック・ウィリアムスンが12歳まで学校に行かず、二十歳くらいで学校(師範学校)をやめたが、後に文学博士号を取得したこととも関係があるのだと思う。
彼もまた、アイアンスミスのように、いつも優れた本を持ち歩いたのではないかと思う。
ウィリアムスンは90歳を過ぎても優れた作品を執筆し、現在、注目されている「テラ・ホーミング」という言葉を作るなど、優れた知恵を持っていたのは、彼もまた素振りの力のことを知っていたのだと思う。








  
このエントリーをはてなブックマークに追加   
人気ランキング参加中です 人気blogランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ