タイムリーパー(意識が過去に移動し、その時の自分の身体と一体化した人)でなければ成功しないのではと思う。
普通の人が使う引き寄せの力では、世界を大きく変えることは出来ない。
個人の欲望のままに自在に引き寄せを起こせたら、大変なことになってしまう。
もちろん、いつも言う通り、思考を消せば全知全能で引き寄せも完璧であるが、思考が消えたら個人的な欲望はなくなる。
引き寄せは、思考が消えたレベルに応じた力の大きさがある。
一方、タイムリーパーであれば、タイムリープ前の記憶があれば、ある程度は自我があって思考が起こっていても賢く行動して成功することが出来る。知恵があるからだ。

つまり、何が言いたいのかと言うと、タイムリーパーでないなら、成功しなくてがっかりするなということだ。
懸命に努力しても上手くいかなかったのは、知恵がないので効率が悪過ぎたからだ。

ところで、タイムリーパーでありながら、タイムリーパーの自覚がなく、それでも、タイムリーパーでなければ持てない知恵があるので、一部のことで成功した人というのもいる。こんな人達は、割と始末が悪いことが多い。
私が若い時、私に事業家になることを勧める事業家が何人もいて、彼らは、一応はひとかどの人物・・・つまり、社長さんだった。
お金の援助を申し出てくれた人もいた。
しかし、彼らはそんなにはうまくいってはおらず、彼らの会社は小さかったし、それほどお金を持っているわけではなかった。
ところが、かなり成功した、極めて豊かな社長さんが、私に、起業はやめとけと言ったのだった。
その人はタイムリーパーの自覚があり、周囲からすれば、何でも彼が言った通りになるので、神格化されてもいた。
その人は、私がタイムリーパーの自覚がないことが分かっており、そんな私が起業しても苦労続き、下手したら大失敗の可能性もあるので、金はやるから大人しくしておれということなのだろう。

避暑地にて
AIアート150
「避暑地にて」
Kay


どんな場合であろうと、思考を消すことに励むべきであるのだ。
そうすれば、世の中を変えるなんて大それたことは出来ないまでも、幸福な人生にすることが出来る。
若いうちにタイムリーパーの自覚を持てれば、大きなことが出来るか、あるいは逆に、タイムリーパーの自覚があるからこそ、ひっそりと生きる気になることもある。
子供の時からタイムリーパーの自覚があり、しかも、計画的なタイムリープであったのでなければ、上位のプロサッカー選手や歌手になどなれない。
タイムリーパーの自覚があっても、思考を消すことが出来ず愚かなことをやれば失敗するのである。

だから、とにかく思考を消すことをお薦めする。
そうは言っても、ではそうしようと思うのは、少なくとも「何となく」程度の自覚のあるタイムリーパーか、それに匹敵するほど賢い人なのであると思う。
大部分の馬鹿な人間は、こんな話は猿のように笑うであろう。
だが、「私は誰か?」と自分に問うたり、世界コマンド「私は何も考えない」あるいは「われ思わず」を唱えて思考を消せば、魔法の指輪を得たようなものだし(より力のある魔法のランプは無理かもしれないが)、本当に十分にやれば、下手なタイムリーパーを超えることもあり得る。
そして、かなり思考を消せれば、計画的で理想的なタイムリーパーになれる可能性が高まると思う。








  
このエントリーをはてなブックマークに追加   
人気ランキング参加中です 人気blogランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ