最近私は、IQが低いやつは駄目で、IQを高めるためには教養・知識が必要で、そのために本を読んだり、新しいことをやることが必要だと述べた。
だが、それは、思考を消すためのメソッドである「私は誰か?」と自分に問うことや、世界コマンド「私は何も考えない」「われ思わず」を続けられるようになるためには、ある程度のIQが必要だからで、無理矢理にでも、これらを継続出来る者は、確かに、多少IQが低くても、これだけでも構わないし、それでIQが高くなる。
それはそうで、魂の中には、最も賢い人間が一生かけて得られる知識の数千億倍の、しかも、はるかに進んだ知識があるのだから。
そして、思考を消せば消すほど、それらの知識がより多く自分のものになる。
まあ、あえて言えば、そんな知識が脳の心の領域に入ってくるのではなく、思考を消せば、そんな知識を含む魂ごと自分なのである。
ここらは、人間の頭脳や思考の及ぶところではないので、考えるだけ無駄である。

一瞬の夏
AIアート145
「一瞬の夏」
Kay


昔の賢い人は、IQを高めるためには、もっぱら聖書や聖典を読んだ。
ただ、最高の天才であるミルトン・エリクソンは聖書ではなく辞書を熱心に繰り返し読んだ。
実は私も一頃、それを少し真似たことがある。まあ、私の場合、少し成果があった程度であるが、興味があればやると良いと思う。
聖書や聖典は、どんどん悪い方に改ざんされているが、面白いと思うなら、読むと良いかもしれない。しかし、正直分からない。

ところで、19世紀から20世紀にかけて、天啓を得てIQが高くなった人たちが優れたSFを書いていて、それらの作品には良いものが多い。
イーロン・マスクも『銀河ヒッチハイク・ガイド』を読んで賢くなったのだしね。
優れたSFを熱心に読む者でIQが低い者はまずいない。
私の場合、H.G.ウェルズのSFを桑田次郎氏が漫画化してくれたり、ハインラインの『夏への扉』を子供向きに書いてくれた人がいたので、それらを読んで、かなり低かったIQが何とか標準以上になりIT技術者程度にはなれたのだからラッキーだった。
IQが低い人は是非、真似していただきたい。








  
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