ノーマン・ヴィンセント・ピールの『積極的考え方の力』は、1960年代に、アメリカで大ベストセラーになり、世界中に翻訳され、日本でも今も版を重ねている。
ピール自身を尊敬していたドナルド・トランプ大統領も愛読していると言われている。
ところで、この『積極的考え方の力』は、こう締めくくられている。
「なぜもっと神の力を求めないのか?」
素晴らしいアドバイスであるが、残念なことに、本書を通じてそのやり方を簡単に分かるように書いていない。
いや、もちろん、書いてはいるのだけれど、ピールは牧師だから当然だが、宗教的で単純さに欠け、実践ということになると曖昧模糊としているのだ。
つまり、「じゃあ、どうすれば神の力を得ることが出来るのか?」と言われたら、「本書を実践せよ」ということになり、こんな長い本の何を実践して良いのか戸惑い、結局、ほとんどの者が救われなかったと思う。

白百合の花言葉
AIアート106
「白百合の花言葉」
Kay


では、シンプルに神の力を求めるにはどうすれば良いのかと言うと、
「思考を消せば良い」
である。
だが、いきなり恒久的、あるいは、長時間、思考を消そうなどとしてはならない。
そんなことは無理だから。
人によっては、「まず1分間、思考を止めなさい」などと言うが、そんな人は、「ほれ、出来ないだろう?」と言いたいだけだ。
そんな無理なことを言う意味などない。
1秒だ。
1秒で良く、それなら出来る。
そして、1秒思考を止めるだけでも、神の力はちゃんと得られ、幸運に恵まれ、問題は解決する。
無論、いきなり多くを求めてはならないが、わずかとはいえ、神の力である。それは素晴らしいものだ。
そして、1秒の思考停止を積み重ねていけば、思考を消すことに慣れ、どんどん容易く思考を止められるようになり、どんどん人生は向上するのである。
そして、最も簡単に思考を消す方法は、いつも言う通り「私は誰か?」と自分に問うことであるが、こんな簡単なことを、ほとんど誰も知らないし、知っていても、やとうとしないのである。








  
このエントリーをはてなブックマークに追加   
人気ランキング参加中です 人気blogランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ