引き寄せに興味があるなら、引き寄せのテクニックに関する、こんな話を聞いたことがあるかもしれない。

「『私はお金持ちだ』というアファーメーションをすれば、実際は自分がお金持ちでないことを知っているので、心に葛藤が起こり、願いは実現しない。だから、『私はお金持ちになりつつある』と現在進行形でアファーメーションを行わないといけない」

「『お金持ちになりたい』と思えば、『お金持ちになりたい』という状況がいつまでも実現する。だから、『私はお金持ちだ』と思わないといけない」

こんな小手先の、小賢しい、みみっちいテクニックで引き寄せが実現したりはしない。
実際、「私はお金持ちだ」と言っていた人が「私はお金持ちになりつつある」と言ったところで、あるいは、「私はお金持ちになりたい」と思っていた人が「私はお金持ちだ」と言ったところで、お金持ちになったりなどしない。
そんな些細なことはどうでも良いのである。
逆に、お金持ちになれる人は、(引き寄せのテクニックでは間違いとされている)「私はお金持ちだ」とか「私はお金持ちになりたい」と言おうが(思おうが)お金持ちになれる。

重要なことは、魂の力が使えるかどうかだ。
魂の力は根本的には全知全能だ。
しかし、地球上のほとんどの人間は、魂の力をほとんど使えない状態にされている。
そんな状態にある者が、上に取り上げた、下らないテクニックで何か良くなったりはしない。

魂の力を取り戻す方法は、最近、このブログで、いろいろな面からずっと書いているので、良ければ参考にして欲しい。
私個人的には、『エイリアンインタビュー』を読み、真理を理屈の上で納得した上で「私は誰か?」と問うだけであるが。
尚、『エイリアンインタビュー』に嘘が紛れ込んでいても全く問題ない。
そんなことはないと思うが、仮に全体が嘘だとしても、害のない嘘で、役に立つ嘘でもある。
なぜなら、「私は誰か?」と問う明白な理由を与えてくれるからだ。
この問いを提示したラマナ・マハルシには、それが出来たかどうか分からないが、やはり、マハルシが教えを説いた時代や場所と、我々の環境では、かなりの違いがあり、新しい理由が必要であるのだと思う。
私は、『エイリアンインタビュー』ほど良い理由を見たことはない。








  
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