科学技術が進歩した宇宙人は、精神的にも優れていると思っている人が多いかもしれない。
H.G.ウェルズのSF小説を原作とする1953年の映画『宇宙戦争』で、地球をはるかに超える科学技術を示す火星人の宇宙船に、1人の神父が、こう言いながら近付いていく。
「我々より進んでいるなら、より神に近いはずだ」
しかし、その神父は、火星人の宇宙船が放った熱光線で蒸発させられる。
そして、火星人は、その超科学による恐るべき兵器で、地球を瞬く間に征服していく。

地球人類だって、たとえば千年前と比べれば、科学技術はもちろん、知識も増え、科学的に考えるようになったが、それで本当に精神性が進歩したと言えるだろうか?
あるいは、現在だって、科学的に考える文明国の人々の人間性が、未開民族の人々より高いと言えるだろうか?
そう思っている人も多いと思うが、まともに考えれば、そんなはずがないと分かると思う。

『エイリアンインタビュー』でも、アダムスキーの本でも、科学技術は進歩していても、精神性が低く攻撃的な宇宙人の種族がいることが書かれているが、そのようなことはやはりあると考えた方が良いと思う。

『エイリアンインタビュー』を読むと、我々の魂は、遠い過去、別の星で、既に高度な科学技術を理解している可能性があると思われる。
ただ、それを忘れている(忘れさせられている)のである。
また、我々の魂は神のような力を持っているが、そのことも忘れているので、我々はすっかり無力な状態にある。
だが、我々は魂の記憶を取り戻すことが出来ることを、それに成功した人達の様々な話から考え、十分に期待出来るのではないかと思う。
それには(失われた記憶を取り戻すには)、様々な方法があるかもしれないが、1つの有力と思える方法に、「私は誰か?」と自分に問う方法がある。
まず、知識の上で良いので、自分が神(のようなもの)であることを知り、自分が神であるという確信が自然に生まれるまで「私は誰か?」問うべきであると思う。








  
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