本物のスキルアップに必要なことは愚直であることだ。
効率的に一足飛びに高いスキルを得ようとする者は大したものにはなれない。
そういう軽薄で安易なやり方は、それほどのスキルが必要ないことでなら通用するかもしれないが、大きな力は得られない。
私は、ラノベ・アニメ『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました』の、アズサのやり方を見て、いいなあと思った。
最弱のモンスターであるスライムを、1日平均25匹、300年倒し続けてレベルMAXの最強の魔女になったというものだ。
この作品、良いのは最初の方だけだが、アズサが最強になったことに関するポリシーは大変によく表現されている。
「魔法を使って治している」とまで言われた驚異的な精神科医ミルトン・エリクソンは、大学で精神医学を学んだわけではなかった。
だが、彼が力を得た方法が、いちいち上のアズサのようだった。
彼が育った家には、本は聖書と辞書しかなかった。
彼は、辞書の方を選び、それを繰り返し読んだのだ。
また、辞書を辞書として使うようになっても、言葉を調べる時、彼は最初のページから順に見ていったそうだ。
そんな愚直なことを長年続け、彼は膨大な知識を得、その知識は生涯役に立ったという。
賢く勉強する者は彼に及ばない。
どこまで信用出来る人かは分からないが、昭和の世界的に有名だった空手家が、「空手に王道なし。あるのは、千回、万回の繰り返しのみ」と言ったのだけは真理と思う。
大東流合気柔術の達人、佐川幸義は、自ら考案した、ほとんど足踏みでしかない佐川幸義流四股を毎日数千回行っていたというが、ある新弟子が、寝食を忘れてこの四股をやったところ、佐川以外、誰も倒せなくなったという。
本当に強力な存在は、皆、このような愚直な方法を取る。
誰でも出来ることを馬鹿にせず、コツコツと長い道のりを行く。
半世紀も前から流行になってしまった最短距離を行くような真似をしない。
では、我々は何をすれば良いのか?
それは各自見つければ良いし、どうしたって与えられる。
だが、コスパの良さを優先する者ばかりになり、この世界の人間から力が抜け、邪悪が好き放題に蔓延った。
世界が末期に近付いていることは気付いているかもしれない。
人間が本当の力を失うと、悪魔が支配する世界になるのだ。
その中で脳を奪われずに生きるためには、心で「私、私、私」と言い続けるのも良い方法だろう。
どんな時でも、300年続けるつもりでやるのだ。
それにより魂の力を取り戻した者が、容易く悪を退け平安を得るだろう。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました ※Amazon Prime Video dアニメストア
(2)スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました(森田季節)
(3)私の声はあなたとともに: ミルトン・エリクソンのいやしのストーリ
(4)佐川幸義 神業の合気
(5)月刊 秘伝 2022年 03月号 [雑誌]

AIアート2948
「静かに見つめる」
Kay
効率的に一足飛びに高いスキルを得ようとする者は大したものにはなれない。
そういう軽薄で安易なやり方は、それほどのスキルが必要ないことでなら通用するかもしれないが、大きな力は得られない。
私は、ラノベ・アニメ『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました』の、アズサのやり方を見て、いいなあと思った。
最弱のモンスターであるスライムを、1日平均25匹、300年倒し続けてレベルMAXの最強の魔女になったというものだ。
この作品、良いのは最初の方だけだが、アズサが最強になったことに関するポリシーは大変によく表現されている。
「魔法を使って治している」とまで言われた驚異的な精神科医ミルトン・エリクソンは、大学で精神医学を学んだわけではなかった。
だが、彼が力を得た方法が、いちいち上のアズサのようだった。
彼が育った家には、本は聖書と辞書しかなかった。
彼は、辞書の方を選び、それを繰り返し読んだのだ。
また、辞書を辞書として使うようになっても、言葉を調べる時、彼は最初のページから順に見ていったそうだ。
そんな愚直なことを長年続け、彼は膨大な知識を得、その知識は生涯役に立ったという。
賢く勉強する者は彼に及ばない。
どこまで信用出来る人かは分からないが、昭和の世界的に有名だった空手家が、「空手に王道なし。あるのは、千回、万回の繰り返しのみ」と言ったのだけは真理と思う。
大東流合気柔術の達人、佐川幸義は、自ら考案した、ほとんど足踏みでしかない佐川幸義流四股を毎日数千回行っていたというが、ある新弟子が、寝食を忘れてこの四股をやったところ、佐川以外、誰も倒せなくなったという。
本当に強力な存在は、皆、このような愚直な方法を取る。
誰でも出来ることを馬鹿にせず、コツコツと長い道のりを行く。
半世紀も前から流行になってしまった最短距離を行くような真似をしない。
では、我々は何をすれば良いのか?
それは各自見つければ良いし、どうしたって与えられる。
だが、コスパの良さを優先する者ばかりになり、この世界の人間から力が抜け、邪悪が好き放題に蔓延った。
世界が末期に近付いていることは気付いているかもしれない。
人間が本当の力を失うと、悪魔が支配する世界になるのだ。
その中で脳を奪われずに生きるためには、心で「私、私、私」と言い続けるのも良い方法だろう。
どんな時でも、300年続けるつもりでやるのだ。
それにより魂の力を取り戻した者が、容易く悪を退け平安を得るだろう。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました ※Amazon Prime Video dアニメストア
(2)スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました(森田季節)
(3)私の声はあなたとともに: ミルトン・エリクソンのいやしのストーリ
(4)佐川幸義 神業の合気
(5)月刊 秘伝 2022年 03月号 [雑誌]

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