ボーカロイド曲『命に嫌われている』(作詞・作曲・編曲:カンザキイオリ。歌唱:初音ミク)は、2021年にまふまふさんの歌唱で紅白歌合戦で歌われ、これは、2015年に小林幸子さんが『千本桜』を歌って以来の紅白でのボーカロイド曲らしい。
『命に嫌われている』では、私は、『God knows』を思い出す。
『God knows』は、アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』の中で、涼宮ハルヒが文化祭で歌ったというだけの曲なのだが、大ヒットした。
この『God knows』について、作詞・作曲・編曲を行った畑亜貴さんが、「こっぱずかしい曲を作った」と言っていたのが印象的だ。
「こっぱずかしい」とは、「小恥ずかしい」から来ていて、「妙にきまりが悪い」という意味らしいが、どちらかというと、無茶苦茶恥ずかしいという感じがする。ただ、恥ずかしいと言っても、やはり、複雑な恥ずかしさなのだろう。
『God knows』がどう恥ずかしいのかというと、大人では恥ずかし過ぎて聴けない、まして、歌えないという恥ずかしさだと思う。
中学生や高校生なら、マジ顔で歌えるが、大人では無理なのだ。
そのくらい、歌詞が、大人にとっては恥ずかしい。
そして、中学生や高校生でも、大人びているというより、老化した者では、やはり無茶苦茶恥ずかしい曲なのである。
どの部分の歌詞が恥ずかしいのかというと、もうほとんど全部で、歌詞を見ているだけで恥ずかしくて冷や汗が出るほどだ(笑)。
確か、作った畑亜貴さん自体が、「10代の気分で作ったが、改めて詩を見ると恥ずかしくて狂う」みたいなことを言っていたと思う。
美人シンガーソングライターも大人になったということだろうが、大人になってもこんな曲を作るのは凄いかもしれない。
『命に嫌われている』は極めてシリアスで哲学的と言える歌なので、こっぱずかしいと言ったら怒られるが、大人・・・特に、世間で賢い系と言われるような大人からすれば、やっぱりこっぱずかしい曲だと思う。
私も、マジカルミライ2020では、初音ミクさんがこの曲を歌った時は真面目な顔でペンライトを振っていたが、歌えと言われたらちょっと無理(笑)。
そもそも、これは思春期の感性の歌なので、大人が歌っても似合わないし、大人が歌うとしたら、やはり紅白で歌ったまふまふさんのように、ぱっと見ですら人間離れした(中身も人間離れしているが)人でないと似合わない。まともな大人が歌ったら曲に対して失礼とすら思える。
この『命に嫌われている』は、「生きて、生きて、生きて、生きて、生きろ。」で終わる。
カルト教祖と扱われることも多いL.ロン.ハバード(トム・クルーズが信仰していることで知られるサイエントロジーの教祖でもある)が述べたことなので根拠にはし難い面もあるが、人間の脳の中の唯一の指令は「生きろ」なのだそうだ。
まあ、私は全面的に賛成だ。なぜなら、人間が最も避けようとすることは、死の恐怖だ。
たとえば、高いビルとビルの間に渡した幅30cmの板の上を歩くことは出来ない。たとえ、名誉や愛がかかっていても出来ないだろう。
映画で飛び降り自殺をする場面があっても、それは嘘っぽくなる。脳のシステムが引き止めるのを拒否する精神状態は、とても表現出来ない。
特殊な例であるが、私は、既に一応の分別があった小学校3年生くらいまで、交通量の多い車道に目をつぶって飛び込むということを、姉が言うところでも、度々やっていた。
これは、飛び降り自殺とは違い、必ず死ぬとは限らないし、私も別に死ぬ気はなかった。
何度か述べたが、私がキリスト級の奇跡を起こせた訓練みたいなものだったと思う。
ちなみに、宗教家の五井昌久さんがこれをやろうとしたら、守護霊みたいな者に怒られたらしい。
まあ、やるとしたら空想でやって欲しいが(脳は空想と現実を区別出来ない)、空想でもやらない方が良いだろう。
もし、イエス・キリストが、福音書に書かれているような奇跡を本当に起こしたとしたら、彼は相当ヤバいことをやってきたのかもしれない。
イエスが、そこを語らずに教えるのは難しかったのではないかと思う。
それなら、「生きている」「生きてやる」とつぶやく方が、脳システムを味方にし、様々な面(引き寄せでも)で良い成果を得られると思う。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)科学の進化(L.ロン.ハバード)
(2)初音ミク「マジカルミライ2020」 (Blu-ray限定盤)
(3)新約聖書 福音書 (岩波文庫)
(4)今、生きる秘訣 ~横尾忠則対話集~
(5)新アダムスキー全集1 第2惑星からの地球訪問者(ジョージ・アダムスキー)
(6)神話学入門 (カール・ケレーニイ、カール・グスタフ・ユング)
(7)天と地をつなぐ者(五井昌久)

AIアート1532
「あの子はだあれ」
Kay
『命に嫌われている』では、私は、『God knows』を思い出す。
『God knows』は、アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』の中で、涼宮ハルヒが文化祭で歌ったというだけの曲なのだが、大ヒットした。
この『God knows』について、作詞・作曲・編曲を行った畑亜貴さんが、「こっぱずかしい曲を作った」と言っていたのが印象的だ。
「こっぱずかしい」とは、「小恥ずかしい」から来ていて、「妙にきまりが悪い」という意味らしいが、どちらかというと、無茶苦茶恥ずかしいという感じがする。ただ、恥ずかしいと言っても、やはり、複雑な恥ずかしさなのだろう。
『God knows』がどう恥ずかしいのかというと、大人では恥ずかし過ぎて聴けない、まして、歌えないという恥ずかしさだと思う。
中学生や高校生なら、マジ顔で歌えるが、大人では無理なのだ。
そのくらい、歌詞が、大人にとっては恥ずかしい。
そして、中学生や高校生でも、大人びているというより、老化した者では、やはり無茶苦茶恥ずかしい曲なのである。
どの部分の歌詞が恥ずかしいのかというと、もうほとんど全部で、歌詞を見ているだけで恥ずかしくて冷や汗が出るほどだ(笑)。
確か、作った畑亜貴さん自体が、「10代の気分で作ったが、改めて詩を見ると恥ずかしくて狂う」みたいなことを言っていたと思う。
美人シンガーソングライターも大人になったということだろうが、大人になってもこんな曲を作るのは凄いかもしれない。
『命に嫌われている』は極めてシリアスで哲学的と言える歌なので、こっぱずかしいと言ったら怒られるが、大人・・・特に、世間で賢い系と言われるような大人からすれば、やっぱりこっぱずかしい曲だと思う。
私も、マジカルミライ2020では、初音ミクさんがこの曲を歌った時は真面目な顔でペンライトを振っていたが、歌えと言われたらちょっと無理(笑)。
そもそも、これは思春期の感性の歌なので、大人が歌っても似合わないし、大人が歌うとしたら、やはり紅白で歌ったまふまふさんのように、ぱっと見ですら人間離れした(中身も人間離れしているが)人でないと似合わない。まともな大人が歌ったら曲に対して失礼とすら思える。
この『命に嫌われている』は、「生きて、生きて、生きて、生きて、生きろ。」で終わる。
カルト教祖と扱われることも多いL.ロン.ハバード(トム・クルーズが信仰していることで知られるサイエントロジーの教祖でもある)が述べたことなので根拠にはし難い面もあるが、人間の脳の中の唯一の指令は「生きろ」なのだそうだ。
まあ、私は全面的に賛成だ。なぜなら、人間が最も避けようとすることは、死の恐怖だ。
たとえば、高いビルとビルの間に渡した幅30cmの板の上を歩くことは出来ない。たとえ、名誉や愛がかかっていても出来ないだろう。
映画で飛び降り自殺をする場面があっても、それは嘘っぽくなる。脳のシステムが引き止めるのを拒否する精神状態は、とても表現出来ない。
特殊な例であるが、私は、既に一応の分別があった小学校3年生くらいまで、交通量の多い車道に目をつぶって飛び込むということを、姉が言うところでも、度々やっていた。
これは、飛び降り自殺とは違い、必ず死ぬとは限らないし、私も別に死ぬ気はなかった。
何度か述べたが、私がキリスト級の奇跡を起こせた訓練みたいなものだったと思う。
ちなみに、宗教家の五井昌久さんがこれをやろうとしたら、守護霊みたいな者に怒られたらしい。
まあ、やるとしたら空想でやって欲しいが(脳は空想と現実を区別出来ない)、空想でもやらない方が良いだろう。
もし、イエス・キリストが、福音書に書かれているような奇跡を本当に起こしたとしたら、彼は相当ヤバいことをやってきたのかもしれない。
イエスが、そこを語らずに教えるのは難しかったのではないかと思う。
それなら、「生きている」「生きてやる」とつぶやく方が、脳システムを味方にし、様々な面(引き寄せでも)で良い成果を得られると思う。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)科学の進化(L.ロン.ハバード)
(2)初音ミク「マジカルミライ2020」 (Blu-ray限定盤)
(3)新約聖書 福音書 (岩波文庫)
(4)今、生きる秘訣 ~横尾忠則対話集~
(5)新アダムスキー全集1 第2惑星からの地球訪問者(ジョージ・アダムスキー)
(6)神話学入門 (カール・ケレーニイ、カール・グスタフ・ユング)
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