『涼宮ハルヒの憂鬱』の中で、高1の美少女、朝倉涼子が夕陽に朱色に染まる放課後の教室でクラスメイトの男子キョンと2人きりの状況で突飛な話を始める(アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』エピソード4)。
「人間はさ、やらなくて後悔するより、やって後悔した方がいいって言うよね?これはどう思う?」
キョンは困惑しながら、
「よく言うかどうかは知らないが、言葉通りの意味だろうよ」
と答える。
何と言っても、朝倉涼子は容姿も性格も抜群に良い美少女だ。読者(あるいは視聴者)は、涼宮ハルヒのことは忘れ、
「GOだ!キョン!やって後悔しろ!朝倉はやって後悔してもいいと言ってるんだ!」
と大誤解したことだろう・・・と言うか、作者はわざと読者に誤解させる意図だったことだろう。
「やらなくて後悔するより、やって後悔する方がいい」とよく言われるようになったのは、この小説・アニメが発端のような気もする。そう思ってしまうほど、社会現象を起こした作品であった。
このお話で思い出すことがある。
ある若い男性が、老衰で寝込む祖父に、
「俺のような寂しい人生を送るな」
と言われたのだが、この「寂しい人生」という言い方が心に残ったと言う。
これが、「やらなかった後悔」を示しているように思う。やらずに後悔することは、辛いとか苦しいではなく「寂しい」のだ。
この祖父は、若い時、ある大地主の使用人の1人だった。その大地主には美しいお嬢さんがいて、祖父も彼女に憧れていたが、身分違いも甚だしいので何もせずにいたのだが、後で、そのお嬢さんが自分を気に入っていたと知らされ、それが一生の後悔になったようだった。
それでまた思い出す話がある。
私が中学生の時の中年の男性教師の話だ。
その教師が高校時代だったと思うが、クラスにマドンナ的な美少女がいて、憧れてはいたが、彼は自分とは不釣り合いと思い、何もしないまま卒業した。
ところが、随分経った同窓会で、その元美少女に、軽いノリで「僕は君が好きだったんだぜ」と言ったところ、その女性が血相を変え「私も好きだったのに、どうして言ってくれなかったの」と言ったらしい。
まあ、いくら私が中学生でも、作り話なのはバレバレだったが、お話としては(中学生レベルでは)面白かったので憶えていた。
この嘘話(あるいは妄想話)の中では、彼は「やらなヵった後悔」を味わったのである。
ところで、上の老人と教師の話で、彼らは、やらずに後悔しないために「やった」方が良かったのだろうか?
ここで私のお話をさせていただく。
私が若い会社員だった時、時々訪問していた会社の新入社員の美人OLが私のことを気に入っているという情報を得て、既に上の2つのお話を知っていた私は、「ここはGOだ」と(笑)積極的に行った結果、うまくいかなかったばかりか、どうも気まずい雰囲気になってしまった。
まあ、これはこれで経験とポジティブに捉えていたが(笑)、彼女の知り合いの女性から、別の会社の神秘的美人OLが私に気があると言うので、やはりGOだと(笑)思って行ったが、同様の結果となった。
つまり、上の老人と教師のお話(片方は作り話だろうが)も、やらずに後悔したとはいえ、やってもうまくいったとは限らなかったわけだ。
だから、私のように、餌に食いつく魚のごとく(笑)、軽率、いや、軽薄に「やる」べきでないかもしれない。
つまり、だから、やらなくても後悔するなよと言いたいのだ。
そして重要なことは、やる運命にあれば、嫌でもやってしまうし、やらない運命であれば、いくらやりたくても出来ない。
自分で決められるようでいて、そうではないのだ。
自分は何かにコントロールされているだけ。
だから、やろうがやるまいが後悔するな。
ラマナ・マハルシに、ある男が「隣の奥さんが魅力的過ぎて間違いを犯しそうだ」と言うと、マハルシは、「どうなっても後悔するな」と言ったらしい。
間違いを犯す運命であれば、どうしたって犯すし、間違いを犯さない運命であれば間違いは起こらない。
そんなことは全能の神にまかせれば良いということだろう。
そうであれば、表向きには間違いが起こっても、平和であろう・・・知らんけど(笑)。
平和でいたければ、マハルシが教えたように、心で常に「私、私、私」と言えば良いだろう。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)涼宮ハルヒの憂鬱(谷川流)
(2)涼宮ハルヒの憂鬱 ※Amazon Prime Video dアニメストア
(3)誰がかまうもんか?!(ラメッシ・バルセカール)

AIアート2959
「陰りなき瞳」
Kay
「人間はさ、やらなくて後悔するより、やって後悔した方がいいって言うよね?これはどう思う?」
キョンは困惑しながら、
「よく言うかどうかは知らないが、言葉通りの意味だろうよ」
と答える。
何と言っても、朝倉涼子は容姿も性格も抜群に良い美少女だ。読者(あるいは視聴者)は、涼宮ハルヒのことは忘れ、
「GOだ!キョン!やって後悔しろ!朝倉はやって後悔してもいいと言ってるんだ!」
と大誤解したことだろう・・・と言うか、作者はわざと読者に誤解させる意図だったことだろう。
「やらなくて後悔するより、やって後悔する方がいい」とよく言われるようになったのは、この小説・アニメが発端のような気もする。そう思ってしまうほど、社会現象を起こした作品であった。
このお話で思い出すことがある。
ある若い男性が、老衰で寝込む祖父に、
「俺のような寂しい人生を送るな」
と言われたのだが、この「寂しい人生」という言い方が心に残ったと言う。
これが、「やらなかった後悔」を示しているように思う。やらずに後悔することは、辛いとか苦しいではなく「寂しい」のだ。
この祖父は、若い時、ある大地主の使用人の1人だった。その大地主には美しいお嬢さんがいて、祖父も彼女に憧れていたが、身分違いも甚だしいので何もせずにいたのだが、後で、そのお嬢さんが自分を気に入っていたと知らされ、それが一生の後悔になったようだった。
それでまた思い出す話がある。
私が中学生の時の中年の男性教師の話だ。
その教師が高校時代だったと思うが、クラスにマドンナ的な美少女がいて、憧れてはいたが、彼は自分とは不釣り合いと思い、何もしないまま卒業した。
ところが、随分経った同窓会で、その元美少女に、軽いノリで「僕は君が好きだったんだぜ」と言ったところ、その女性が血相を変え「私も好きだったのに、どうして言ってくれなかったの」と言ったらしい。
まあ、いくら私が中学生でも、作り話なのはバレバレだったが、お話としては(中学生レベルでは)面白かったので憶えていた。
この嘘話(あるいは妄想話)の中では、彼は「やらなヵった後悔」を味わったのである。
ところで、上の老人と教師の話で、彼らは、やらずに後悔しないために「やった」方が良かったのだろうか?
ここで私のお話をさせていただく。
私が若い会社員だった時、時々訪問していた会社の新入社員の美人OLが私のことを気に入っているという情報を得て、既に上の2つのお話を知っていた私は、「ここはGOだ」と(笑)積極的に行った結果、うまくいかなかったばかりか、どうも気まずい雰囲気になってしまった。
まあ、これはこれで経験とポジティブに捉えていたが(笑)、彼女の知り合いの女性から、別の会社の神秘的美人OLが私に気があると言うので、やはりGOだと(笑)思って行ったが、同様の結果となった。
つまり、上の老人と教師のお話(片方は作り話だろうが)も、やらずに後悔したとはいえ、やってもうまくいったとは限らなかったわけだ。
だから、私のように、餌に食いつく魚のごとく(笑)、軽率、いや、軽薄に「やる」べきでないかもしれない。
つまり、だから、やらなくても後悔するなよと言いたいのだ。
そして重要なことは、やる運命にあれば、嫌でもやってしまうし、やらない運命であれば、いくらやりたくても出来ない。
自分で決められるようでいて、そうではないのだ。
自分は何かにコントロールされているだけ。
だから、やろうがやるまいが後悔するな。
ラマナ・マハルシに、ある男が「隣の奥さんが魅力的過ぎて間違いを犯しそうだ」と言うと、マハルシは、「どうなっても後悔するな」と言ったらしい。
間違いを犯す運命であれば、どうしたって犯すし、間違いを犯さない運命であれば間違いは起こらない。
そんなことは全能の神にまかせれば良いということだろう。
そうであれば、表向きには間違いが起こっても、平和であろう・・・知らんけど(笑)。
平和でいたければ、マハルシが教えたように、心で常に「私、私、私」と言えば良いだろう。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)涼宮ハルヒの憂鬱(谷川流)
(2)涼宮ハルヒの憂鬱 ※Amazon Prime Video dアニメストア
(3)誰がかまうもんか?!(ラメッシ・バルセカール)

AIアート2959
「陰りなき瞳」
Kay
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