昔、ある人気男性アイドル歌手が、自分はプロ野球選手になりたかったが、高校生の時に才能がないので諦めたという話をすると、今でも誰もが信頼する元超一流のプロ野球選手が「才能があるかどうかは二十歳位までやらないと分からない」と言った。
しかし、プロに近いレベルまで来ていても、二十歳でアマチュアを圧倒する実力がなければプロにはなれない。
普通、高校生にもなれば、特殊な例外は別として、野球に限らず、プロになれるかどうかは分かると思う。
どんなことでも、能力によって成功を収めたいと思ったら、なるべく早く始め、若いうちに才能を見極めて、駄目なら別のことをやらないと時間がもったいないし、諦めるのが遅ければ人生を棒に振るほど、取り返しがつかないことになりかねない。
オリンピック100mと200mで金メダルを獲得したロシアの短距離選手が、やはり、スポーツで成功したかったら、出来るだけ早いうちにトレーニングを開始する必要があると言ったが、彼は、25歳で短距離走を始めた優秀な選手を取り上げた。しかし、その選手は、アメリカンフットボールをやっていて、走る能力が開発されており、才能があることも分かっていたからやれたのだと明言した。
つまり、ゼロから始めて成功出来る年齢は、やはり低いのである。
プログラマーは、昔は35歳限界説というのがあったが、今はそれほど言われない。
しかし、プログラマーの全盛期は、20代前半で、27、28歳で限界を感じたと言う一流プログラマーもいる。
これも、プログラミングを開始するのは遅くても、それまで、数学や論理学に取り組んでいたような者なら、むしろ、数学等の素養のない者より上に行くことはある。
Prolog言語の専門家には、Prolog言語に関しては、論理学を2年ほどやらないと使い物にならないと言う者もいる。
イラストレーター、デザイナー、漫画家等も、20代前半で活躍出来なければ、成功は難しい。それらの仕事は激務であり、20代で注目された時に無茶をしてでも作品を作ってファンを獲得してこそ、その後、アシスタントを雇って負荷を軽減しながら本格的な活躍が出来る。
だが、世の中には、20代後半になって、強豪でもない企業のサッカーチームでレギュラーも取れないのに、プロサッカー選手を夢見る変な人もいる。
いや、若くても、強豪校でもない高校の野球部で、特に注目もされない選手がプロになれる可能性は限りなくゼロだ。野球部に入る前は陸上部で並外れた才能を見せ、そこから野球を始めてプロになったという選手はいるが、そんなことが何もないなら無理である。
だから、イチローが子供達に言っていた「なるべく早く好きなことを見つけて下さい」というアドバイスはくれぐれも軽んじてはならないと思う。
早く始めていたら、もっと好きなことが見つかった場合でも、元々やっていたことと関連のあることなら、むしろ有利になる場合すらある。
だが、若い時に大きく選択を間違えた者の運命は悲惨になる場合が多い。
才能もないのに漫画家やサッカー選手を目指したような場合だ。
だから、なるべく早く、自分の才能を試すべきである。そんなことが出来る場所に果敢に挑むのだ。才能がないことが分かり、がっかりすることもあるが、人生を無駄にするよりはマシである。
学校は、多面的に、子供の才能を発見する場でなくてはならない。
今の学校のように、子供達を代替可能なロボットにするような教育は問題外だが、少数の無能な教師やメンターの意見が重視されるようであってはならない。
最終的には決めるのは自分であるが、その決定で人生を棒に振っても、自分の責任であることをしっかり教えるべきだろう。そうすれば、良い選択をするようになるだろう。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)村上龍と坂本龍一 21世紀のEV.Cafe
(2)「大企業の時代」は終わったか (夏野剛、猪子寿之)

AIアート3098
「ココロの在り処」
Kay
しかし、プロに近いレベルまで来ていても、二十歳でアマチュアを圧倒する実力がなければプロにはなれない。
普通、高校生にもなれば、特殊な例外は別として、野球に限らず、プロになれるかどうかは分かると思う。
どんなことでも、能力によって成功を収めたいと思ったら、なるべく早く始め、若いうちに才能を見極めて、駄目なら別のことをやらないと時間がもったいないし、諦めるのが遅ければ人生を棒に振るほど、取り返しがつかないことになりかねない。
オリンピック100mと200mで金メダルを獲得したロシアの短距離選手が、やはり、スポーツで成功したかったら、出来るだけ早いうちにトレーニングを開始する必要があると言ったが、彼は、25歳で短距離走を始めた優秀な選手を取り上げた。しかし、その選手は、アメリカンフットボールをやっていて、走る能力が開発されており、才能があることも分かっていたからやれたのだと明言した。
つまり、ゼロから始めて成功出来る年齢は、やはり低いのである。
プログラマーは、昔は35歳限界説というのがあったが、今はそれほど言われない。
しかし、プログラマーの全盛期は、20代前半で、27、28歳で限界を感じたと言う一流プログラマーもいる。
これも、プログラミングを開始するのは遅くても、それまで、数学や論理学に取り組んでいたような者なら、むしろ、数学等の素養のない者より上に行くことはある。
Prolog言語の専門家には、Prolog言語に関しては、論理学を2年ほどやらないと使い物にならないと言う者もいる。
イラストレーター、デザイナー、漫画家等も、20代前半で活躍出来なければ、成功は難しい。それらの仕事は激務であり、20代で注目された時に無茶をしてでも作品を作ってファンを獲得してこそ、その後、アシスタントを雇って負荷を軽減しながら本格的な活躍が出来る。
だが、世の中には、20代後半になって、強豪でもない企業のサッカーチームでレギュラーも取れないのに、プロサッカー選手を夢見る変な人もいる。
いや、若くても、強豪校でもない高校の野球部で、特に注目もされない選手がプロになれる可能性は限りなくゼロだ。野球部に入る前は陸上部で並外れた才能を見せ、そこから野球を始めてプロになったという選手はいるが、そんなことが何もないなら無理である。
だから、イチローが子供達に言っていた「なるべく早く好きなことを見つけて下さい」というアドバイスはくれぐれも軽んじてはならないと思う。
早く始めていたら、もっと好きなことが見つかった場合でも、元々やっていたことと関連のあることなら、むしろ有利になる場合すらある。
だが、若い時に大きく選択を間違えた者の運命は悲惨になる場合が多い。
才能もないのに漫画家やサッカー選手を目指したような場合だ。
だから、なるべく早く、自分の才能を試すべきである。そんなことが出来る場所に果敢に挑むのだ。才能がないことが分かり、がっかりすることもあるが、人生を無駄にするよりはマシである。
学校は、多面的に、子供の才能を発見する場でなくてはならない。
今の学校のように、子供達を代替可能なロボットにするような教育は問題外だが、少数の無能な教師やメンターの意見が重視されるようであってはならない。
最終的には決めるのは自分であるが、その決定で人生を棒に振っても、自分の責任であることをしっかり教えるべきだろう。そうすれば、良い選択をするようになるだろう。
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