人生で偉大な仕事を為した人達が、なぜその仕事をするようになったかについてたまたま話したり、書いたりしているのを見ると、それが神秘体験からだったということがよくある。
このブログでよくご紹介している腕振り運動を我が国で普及させた電波工学の世界的権威であった関英男博士が、高次元科学の研究を始めたきっかけもそうで、若い研究者だった関博士が、宇宙からの電波を観測していた時にそれが起こったようだ。
神秘体験というのも、それぞれの人によって、色々異なるのかもしれないが、共通するのは、日常とは異なった意識の状態になっていることと言えると思う。多くの場合、自分が万物と一体化した感覚、宇宙に意思があり、それが非常に親しみを持っていると感じたとか、全て良しという絶対肯定の確信などといったものが含まれるようであるが、関博士のものが、まさにそうであったようだ。
英国の作家コリン・ウィルソンは、19歳の時、ままならぬ人生に嫌気が差し、青酸カリの錠剤を呑もうとしたまさにその瞬間に訪れたようである。ただ、ウィルソン自身、そんな過激なことをしなくても、そのような神秘体験が得られることを知り、それを教えようともしている。それはつまり、強い緊張を解いた時に訪れるものだ。関博士にしろ、宇宙からの電波を集中して観測し続け、緊張を解いた時に起こったのである。ウィルソンは、精神病の妻の様子を注意深く見守っていた男が、妻の回復で緊張を解いた時に、ある不思議な感覚が起こり、以来、賢者になってしまったという話を著書で紹介していたことがあった。
アイルランドの詩人W.B.イェイツは、芸術家であると共に、求道者であったのだろう。彼は、神秘体験についてよく書いているので、どれが最初なのかは分からないが、彼は自伝的小説である「まだらの鳥」の中で、日常とは明らかに異なる意識の中で精霊の少女を見たことを美しく描写していた。少女は、イェイツの投影であるマイケルに、「あなたはいつ仕事を始めるつもりですか」と非難めいた言葉を言ったようだ。
アイザック・ニュートンが錬金術の研究を行っていたことは知られているが、そのきっかけが神秘体験であることは予想できるが、あまりはっきりとした記録がない。ニュートンは、死の前に、ほとんどの手稿を燃やして捨ててしまったのだ。ところが、オカルティズム(神秘主義)とはあまり縁のなさそうなルネ・デカルトが、実は神秘体験から真理の探究を始め、いまだ科学の世界で物議を醸しているエーテル理論などを閃いたことは、多分、間違いないと思う。
アメリカ最高の賢者である、哲学者、思想家のラルフ・ウォルドー・エマーソンは、詩人でもあるが、彼は詩の中で、自分の魂の中に神の魂が溶け込んできた感動的な体験を語っているが、これこそが、偉人たちに偉大な人生を始めさせた神秘体験の本質であろう。
どうすれば神秘体験を起こせるかというと、上に述べた通り、精神の緊張状態を長く続け、それを解放することで起こることが多い。その緊張とは、関博士のように、注意深い観測のようなことが多いが、精神の憂鬱な抑圧状態が続き、それが何かのきっかけで解放されたという場合も多い。コリン・ウィルソンがまさにそうで、ずっとノイローゼ状態だった彼が、青酸カリで人生を終わらせようとした時、一瞬、心が解放されたのだろう。死の恐怖からの解放ということでは、あの偉大なラマナ・マハルシもそうだった。ただ、ウィルソンは、単に、鉛筆の先などに強く集中して、一瞬、緊張を解くということを繰り返すだけで、似たことが起こるとよく著書に書いている。皆さんも、鉛筆が良いかどうかは分からないが、壁のシミか何かを凝視して、一瞬で緊張を解くといった練習でもしてみると良いかもしれない。弓の名手に神秘体験者が多いのも同じ原理かもしれない。
神秘体験が、不可思議な能力、超能力のようなものをもたらすのは、関博士によると、見えない脳とでもいうものが発達するからなのかもしれない。関博士は、この見えない脳をインドの古代科学から見つけたのだと思うが、アンタカラーナと呼んでいて、これが発達するほど、超能力も強くなる。面白いことに、仏教の浄土教の聖典である『観無量寿経』の中に、最高の力を持つ如来(仏様)と、それより少しだけ劣る菩薩との違いは、見えない頭部の盛り上がりの大きさが、菩薩はやや小さいとさりげなく書かれている。
中国の曇鸞(どんらん)という名僧は、中国の仙術の秘本を入手したが、インドの僧に、もっと凄いのがあるぞと、その『観無量寿経』を与えられ、たちまち恐れ入って仙術の本を捨てたという。彼の碑文を読んで、やはり『観無量寿経』を熱心に研究したのが道綽(どうしゃく)だ。『観無量寿経』はとても短いお経である。
見えない脳が発達した関博士の鋭い洞察から良しとして普及させた腕振り運動に効果があるのは当然のことと思える。
腕振り運動は、健康や知力の増大に効果があるが、その原理は、GTP(複数のグラビトン粒子を含む粒子)の体内での増大だ。GTPは、生まれてから減る一方で増えないが、腕振り運動で増やすことができる。それで若返る。GTPの増大に関しては、関博士は実験でも確認している。もっとも、GTPを直接観測する方法は無いので、間接的な影響からの推測であることは仕方がない。ただ、結果は出ているので、我々は真面目に腕振り運動に取り組み、後は自分で確認するしかない。
尚、GTPは呼吸が穏やかなほど保持される。息の荒い人があまり知的でなくて品格に劣り、健康が乱れ勝ちであることは納得できるのではないかと思う。天使のような人は、しばしば、呼吸をしているのかどうか疑わしいほどだ。ちなみに、心と呼吸は根が同じだ。だから、呼吸を整えると、心が静まり、心を透明化する悟りへとも繋がりやすい。呼吸は穏やかであるように。
地球や天と共鳴する腕振り運動
腕振り運動の効果、最新レポート
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このブログでよくご紹介している腕振り運動を我が国で普及させた電波工学の世界的権威であった関英男博士が、高次元科学の研究を始めたきっかけもそうで、若い研究者だった関博士が、宇宙からの電波を観測していた時にそれが起こったようだ。
神秘体験というのも、それぞれの人によって、色々異なるのかもしれないが、共通するのは、日常とは異なった意識の状態になっていることと言えると思う。多くの場合、自分が万物と一体化した感覚、宇宙に意思があり、それが非常に親しみを持っていると感じたとか、全て良しという絶対肯定の確信などといったものが含まれるようであるが、関博士のものが、まさにそうであったようだ。
英国の作家コリン・ウィルソンは、19歳の時、ままならぬ人生に嫌気が差し、青酸カリの錠剤を呑もうとしたまさにその瞬間に訪れたようである。ただ、ウィルソン自身、そんな過激なことをしなくても、そのような神秘体験が得られることを知り、それを教えようともしている。それはつまり、強い緊張を解いた時に訪れるものだ。関博士にしろ、宇宙からの電波を集中して観測し続け、緊張を解いた時に起こったのである。ウィルソンは、精神病の妻の様子を注意深く見守っていた男が、妻の回復で緊張を解いた時に、ある不思議な感覚が起こり、以来、賢者になってしまったという話を著書で紹介していたことがあった。
アイルランドの詩人W.B.イェイツは、芸術家であると共に、求道者であったのだろう。彼は、神秘体験についてよく書いているので、どれが最初なのかは分からないが、彼は自伝的小説である「まだらの鳥」の中で、日常とは明らかに異なる意識の中で精霊の少女を見たことを美しく描写していた。少女は、イェイツの投影であるマイケルに、「あなたはいつ仕事を始めるつもりですか」と非難めいた言葉を言ったようだ。
アイザック・ニュートンが錬金術の研究を行っていたことは知られているが、そのきっかけが神秘体験であることは予想できるが、あまりはっきりとした記録がない。ニュートンは、死の前に、ほとんどの手稿を燃やして捨ててしまったのだ。ところが、オカルティズム(神秘主義)とはあまり縁のなさそうなルネ・デカルトが、実は神秘体験から真理の探究を始め、いまだ科学の世界で物議を醸しているエーテル理論などを閃いたことは、多分、間違いないと思う。
アメリカ最高の賢者である、哲学者、思想家のラルフ・ウォルドー・エマーソンは、詩人でもあるが、彼は詩の中で、自分の魂の中に神の魂が溶け込んできた感動的な体験を語っているが、これこそが、偉人たちに偉大な人生を始めさせた神秘体験の本質であろう。
どうすれば神秘体験を起こせるかというと、上に述べた通り、精神の緊張状態を長く続け、それを解放することで起こることが多い。その緊張とは、関博士のように、注意深い観測のようなことが多いが、精神の憂鬱な抑圧状態が続き、それが何かのきっかけで解放されたという場合も多い。コリン・ウィルソンがまさにそうで、ずっとノイローゼ状態だった彼が、青酸カリで人生を終わらせようとした時、一瞬、心が解放されたのだろう。死の恐怖からの解放ということでは、あの偉大なラマナ・マハルシもそうだった。ただ、ウィルソンは、単に、鉛筆の先などに強く集中して、一瞬、緊張を解くということを繰り返すだけで、似たことが起こるとよく著書に書いている。皆さんも、鉛筆が良いかどうかは分からないが、壁のシミか何かを凝視して、一瞬で緊張を解くといった練習でもしてみると良いかもしれない。弓の名手に神秘体験者が多いのも同じ原理かもしれない。
神秘体験が、不可思議な能力、超能力のようなものをもたらすのは、関博士によると、見えない脳とでもいうものが発達するからなのかもしれない。関博士は、この見えない脳をインドの古代科学から見つけたのだと思うが、アンタカラーナと呼んでいて、これが発達するほど、超能力も強くなる。面白いことに、仏教の浄土教の聖典である『観無量寿経』の中に、最高の力を持つ如来(仏様)と、それより少しだけ劣る菩薩との違いは、見えない頭部の盛り上がりの大きさが、菩薩はやや小さいとさりげなく書かれている。
中国の曇鸞(どんらん)という名僧は、中国の仙術の秘本を入手したが、インドの僧に、もっと凄いのがあるぞと、その『観無量寿経』を与えられ、たちまち恐れ入って仙術の本を捨てたという。彼の碑文を読んで、やはり『観無量寿経』を熱心に研究したのが道綽(どうしゃく)だ。『観無量寿経』はとても短いお経である。
見えない脳が発達した関博士の鋭い洞察から良しとして普及させた腕振り運動に効果があるのは当然のことと思える。
腕振り運動は、健康や知力の増大に効果があるが、その原理は、GTP(複数のグラビトン粒子を含む粒子)の体内での増大だ。GTPは、生まれてから減る一方で増えないが、腕振り運動で増やすことができる。それで若返る。GTPの増大に関しては、関博士は実験でも確認している。もっとも、GTPを直接観測する方法は無いので、間接的な影響からの推測であることは仕方がない。ただ、結果は出ているので、我々は真面目に腕振り運動に取り組み、後は自分で確認するしかない。
尚、GTPは呼吸が穏やかなほど保持される。息の荒い人があまり知的でなくて品格に劣り、健康が乱れ勝ちであることは納得できるのではないかと思う。天使のような人は、しばしば、呼吸をしているのかどうか疑わしいほどだ。ちなみに、心と呼吸は根が同じだ。だから、呼吸を整えると、心が静まり、心を透明化する悟りへとも繋がりやすい。呼吸は穏やかであるように。
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