ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

SIMカード

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

スマートフォンアプリのおかげでPCデスクトップアプリの良さが再認識できた

私は普段、タブレットPCのNexus7(2013)のLTEモデルと、Androidスマートフォン(富士通F-02E)を持ち歩いている。
Nexus7は、NTTコミュニケーションズのSIMカードOCNモバイルONEを入れて、3G/LTE(4G)の通信をすると共に、スマートフォン用のモバイル・ルーター代わりにしている(テザリング機能)。
私のスマートフォンはSIMカードが入っておらず、単独では通信できないが、このように、Nexus7を通してインターネットに接続できる。
2台合わせて(時にはiPod touchやノートPCも一緒で)、通信料は月額980円だ。
電話は従来型携帯電話(フィーチャーフォン)を使っている。3年ほど前の機種だが、電話機としては、音質、操作性、バッテリーの持ち等、スマートフォンよりはるかに優秀である。費用は月額1300円ほどで、無料通話分だけで済んでしまうので、これ以上全くかからない。
私は、スマートフォンという名前はついていても、これを完全に5インチタブレットPCと認識している。
私のスマートフォンの最大の用途は読書だ。現在は百冊ほどのKindle本をスマートフォンに入れ、いつでもどこでも読書できる。
私は、7インチのNexus7より5インチのスマートフォンの方が読書しやすく、もっぱらスマートフォンで読んでいる。片手で持てるのが便利だし画面の大きさも5インチは十分である。ただ、図が多い本だけはNexus7で読んでいるが、その場合は建物の中で座って読む。

私は、スマートフォンやタブレットPCでは、メールはGmail、Outlookメール、そして稀に、Yahoo!メールを使う。
auのメールや、ドコモのメールといった、携帯電話キャリアのメールは全く使わない。
それで本日のテーマだが、ちょっと妙なことに気付いた。
Windows PCでも、Gmail、Outlookメール、Yahoo!メールは使うが、その場合はWebブラウザを使う。
スマートフォンやタブレットPCでも、Webブラウザでこれらのメールを使えるのだが、いずれも、スマートフォン・タブレットPC用アプリがあり(無料)、私もそちらを使っている。
専用アプリを使う方がはるかに使いやすいからだ。
そこで「あれっ」と思ったのが、それならば、PC用も、それらのメールのデスクトップアプリケーションがあれば、ブラウザで使うより使い易いはずだ。
調べたら、確かに、これらのメールのデスクトップアプリもあるようなのであるが、やたら余計な機能が満載なので使うのをやめた。
これらは、メールが目的というよりは、Google、マイクロソフト、Yahoo!のサービスに、ユーザーを引っ張り込んで稼ごうという意図のためにあるのだろう。
だが、スマートフォン用アプリの方はいずれも、そこそこまとも(メール機能主体)だ。
要するに、PCではそれらのメールをWebブラウザでも十分使えるが、スマートフォンでは専用アプリでないと使い難くて仕方がないのだ。

つまり、やはり、Webアプリというものは、使い難く、色々まずい点が多いというのが事実だろう。
それなのに、企業の業務アプリケーションまでWebアプリが流行ってきているのは、おかしなことと思う。
無論、Amazonのようなインターネット通販では、ユーザーに使わせるところはWebアプリしか考えられない。
Amazonの場合は、世界一のネット通販なので、ユーザー用アプリもかなり複雑だが、一般には、ユーザーに使わせる部分は単純なものである。
それを、企業の中の、複雑な部分までWebアプリでやるというのは、不合理というか、馬鹿としか思えないのだ。
私は今でも、業務用アプリのほとんどをマイクロソフトAccessで作っている。
Webアプリよりずっと操作性の良いアプリを、Visual Basic(.Net)の半分以下、Webアプリの、少なくとも1/3(実感では1/5)の労力で開発でき、トラブルの発生もWebアプリに比べ、はるかに少ない。
実際、システムの機能拡張がない場合、作って数ヶ月もすると、全く問い合わせがなくなり、私は作ったことをすっかり忘れてしまう。
それが2年も経って、ユーザーから問い合わせがあった時、正直、私は、「まだ誰か使っているのか?」と思うのであるが、実は、端末300台以上で連日フル稼働であると聞いて、なんだか、ゾっとしたということもあった。
それほど、Accessで上手く作ると安定するということなのである。
ただ、DB(データベース)はマイクロソフトSQL Server(かなりの規模でも、無料版のExpressでまにあってしまうことが多い)を使う必要がある。
株式会社インフォースという会社が、そんなまともなことを実践しているらしいが、賢い会社であると思う。

ここで、子供のプログラミング教育を題材に、さらに話を進めよう。
Life is Tech(ライフイズテック)という、大学生としか思えない若々しい社長さんが作ったベンチャー企業では、小学生にコンピュータープログラミングを教えている。
iOS、Androidのいずれかを選択して、スマートフォン用アプリを作らせるのである。
しかも、iOS用にはObjective-C、Android用にはJavaというプログラミング言語を使った本格的なものだ。
Life is Techのホームページを見れば、実に華々しい活動、評価、あるいは、実績である。
しかし、本当に子供達のプログラミング能力の向上を考えるなら、PC用デスクトップアプリケーションの作り方を教える方がはるかに良いのである。
ただ、確かに、それではビジネスにならないだろう。

そこにいくと、Scratch(スクラッチ)という、MIT(マサチューセッツ工科大学)メディアラボで開発された教育用プログラミング言語(環境)は教育用にもっと向いている。
こちらは、デスクトップ環境で開発、動作する。
Scratchは、日本では教育最大手(世界3位)のベネッセがMITメディアラボと提携して教育事業化を目指しているように思える。
また、IT大手サイバーエージェントもScratchによる子供のコンピュータープログラミング教育事業を始めている。
私の知る範囲では、サイバーエージェントはLife is Techと一緒に会社を作ったりと仲が良いが、ITを活用した教育事業に極めて積極的なベネッセはLife is Techを完全に無視しているように感じるのだ。面白いものである。
ところで、Scratchの基になっているSqueak(スクイーク)というSmalltalk(スモールトーク)言語の一種も教育用に相応しいものであり、実際、人類史上屈指のコンピューター科学者アラン・ケイはSqueakを子供達に教える事業を行っている。
しかし、Squeakはやや難しい。特に日本語では使えたもんじゃない。
他にも、Squeakに影響を与えた、LOGO言語があり、これは、大昔から、子供のプログラミング教育に使われている。
私は、今でもLOGOが最高の教育用プログラミング言語と思う。
しかし、自分が作ったアプリが、自分や他の人のスマートフォンで動く感激は、動機付けとしては強いものがあるので、商売にはしやすいだろう。









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スマートフォンという名称はもう不自然だ

私は7インチのタブレットPCを持っているが、何ヶ月も電源を入れていない。
7インチのタブレットPCは、いかに小さく軽くなったところで、持ち運ぶには大き過ぎて重過ぎるのである。
しかし、5インチスマートフォンとフィーチャーフォン(従来型携帯電話)なら、2つでも何の問題もなく持ち歩ける。それどころか、私は、加えて、スマートフォンとほぼ同サイズの充電器も一緒に持ち歩いているのである。実際は、その充電器を使うことは全くないのであるが、持っていても不都合ないので、そのまま持ち歩いているのである。

7インチのタブレットPCはハンドバッグ(セカンドバッグ)に入らないし、スーツやジャケットの内ポケットに入れると、いくら何でも違和感がある。
カバンに入れても重い(私は腕力のある身体の大きな男性である)。
カバンから出すのも、大きいので億劫であると感じる。
また、7インチの画面は一目で視認するには大き過ぎ、しかも、強い人工光を発しているのだから、長時間見ると、やはり目が疲れる。
だが、5インチスマートフォンは、軽さ、画面の大きさ、画面の画素密度、操作性など、とてもバランスが取れているので、心身の負担が少ない。
ところで、スマートフォン(賢い電話)という名前がついていても、私はこれを電話機として使うことはない。そもそも、通話機能を設置していないのだ。
私は、SIMカードの入っていない、いわゆる白ロムの新品のスマートフォンを買い、NTTコミュニケーションズの通信用SIMカードを入れてインターネット接続できるようにしているのである。
月額980円でインターネットが使い放題である。高速なLTE通信に対応しているが、現在のところはまだ3G通信に切り替わることも多い。しかし、ほとんどの場合、3Gでも十分である。そもそも、3Gしか使えない最新の人気スマートフォンもあるほどである。
1日の通信量が30MBを超えれば、その日(午前0時まで)は200Kbpsの通信速度に制限されるが、私の場合は1日30MBを超えることは全くない。大きなファイルの通信を行う時は家のWiFiを使う。そして、実は200Kbpsというのは十分な通信速度なのである。

ところで、私は、そのNTTコミュニケーションズのSIMカードは、1ヶ月ほど前に買った「d LTE980」という名称のものを使っているが、早くもバージョンアップし、「OCNモバイルONE」というものに変わった。これまで通りの使い方も当然できるが、月額1480円で1日60MBまで、LTEや3Gで通信できるプランを選べるようになったのだ。私のように、「d LTE980」を使っている場合も、そのままで、この新しいサービスに変更できる。わずか月500円の追加で、これまでの倍の60MBまで高速通信ができるのは非常に有り難いし安心だ。しかし、今のところ、私は30MBも全く使い切らないので、まだ1日30MBのプランで、月980円のままだ。

私は、通話はフィーチャーフォンを使うが、これは、電話としてはスマートフォンよりはるかに使いやすい上、月額基本料は1000円ほどで、無料通話分も使い切らないから、月額基本料以外かかっていない。
スマートフォンは上記のSIMカードの使用料金の月額980円だけなので、フィーチャーフォンとスマートフォンを合わせても2000円ほどしかかからない。私がこれまで、スマートフォンに全く見向きもしなかったのは、費用が高過ぎるのと、バッテリーがすぐに切れるからだ。
しかし、私のような使い方だと、普段はスマートフォンを機内モードにして通信を切っているし、無駄な通信はしないので、1日経っても、50%程度の充電率を残すことが多い。その上、持っていることも忘れている充電器すら持っているのであるから、バッテリーの問題は皆無である。
私はスマートフォンで動画をよく見る。それは通信を必要としない、スマートフォン内に記憶させたMP4などの動画だ。それでも、バッテリーは十分であるのだ。やはり、最も電源を消費するのは通信であると思う。
私は、音楽はウォークマンS(初音ミクモデルだ)で聴く。つまり、フィーチャーフォン、スマートフォン、充電器、ウォークマンを持っているのだが、かさばらないし、重くもない。小さく分散されていれば、持ち運びがし易いのである。総重量も7インチタブレットPCより軽いだろう。
しかも、音楽を聴いたり、通話をしながらスマートフォンを使えるのである。これはとても便利なことがある。実際、私は、冨田勲さんのシンセサイザー音楽を聴きながら、スマートフォンで電子書籍を読むことが多いのだ。電子書籍については以下に述べる。

私はこれまで、紙の本至上主義であったが、紙の本が不要というのではないが、認識を変えざるを得なくなった。
これまで、毎朝、今日はどの本を持っていくか悩むこともよくあった。
しかし、電子書籍なら、スマートフォンの中に何百冊でも楽々入れておける。
そして、実際にそうなると、1日の中で、3~5冊くらいは並行して読むようになった。
また、通販がいかに便利でも、注文から到着までいくらか時間がかかるし、配達の際に家に誰かいないといけない。しかし、電子書籍はすぐに入手でき、在庫切れもなく、特にAmazonでは、価格が紙の本に比べかなり安価な場合が多い。宮沢賢治の80の作品が収録されたものを100円で買った。青空文庫からの流用のものなら、無料の名作が数多くある。

私のスマートフォンは、画面サイズが5インチで、解像度はフルHDと呼ばれる1920×1080ピクセルだが、HD(1280×720程度以上)の解像度でも、ほとんどの場合違いはない。
そして、このくらい画素密度が高いと目もあまり疲れない。また、画面が大き過ぎないので、あまり視点移動をする必要がないのも目が疲れない理由と思う。

ところで、現在の紙の本は、文字が小さ過ぎるものが多い。
ある程度の年齢になると小さな文字が見難いものらしいが、そうでなくても、今の日本人は近くのものを凝視し過ぎるので異常なほど近視の者が多い。
また、全体としては尊敬すべきある理学博士が、さかんに、速く読むことを薦めていたのであるが、確かに速く読めば総合的な理解が高まるが、それはあくまで、総合的理解のために作られたものを読む場合である。速く読めば、理解は浅くなり、また、必ず誤読するのだ。1つの言葉を読み間違うと、全く違う意味に理解してしまったり、正反対の意味に誤解することも、予想されるよりはるかに多いのである。
私は、スマートフォンで、文字を大きくしてじっくり読んでみたら、それでも、誤読がよくあることに気付いた。ただ、この場合は気付くことが多かったが、小さな文字を速く読んでいた時は、それに気付かず、さぞ、間違った、そして、馬鹿な理解をしてしまったことが物凄く多かったはずなのだ。
いつの時代も速読というものは一部で人気があるが、今より馬鹿になるのが嫌なら、そんなせかせかした読み方などやめることだ。

考えてみれば、今、スマートフォンと呼んでいるものは、その名前が不自然であると思う。
特に私の場合は、これで通話することが全くないので、フォウン(電話)でも何でもない。
そして、私のような使い方が、ほとんどの意味で合理的で、おそらくは、賢明であるのだと自信を持って言える。
キーボードの無いスマートフォンは、入力機能が低いので、決して万能ではない。この程度の入力機能で十分と思うなら、単に文章を作成することを極めて低いレベルでしかしていないというだけのことだ。
だから、スマートフォンは、ダイナブックと言う事はできないが、ユビキタスデバイスであるとは言えるだろう。だから、スマートフォンではなく、スマートデバイス、スマートターミナルユニットと言うべきであると思う。
私が今、登場を期待しているスマートフォンはNexus5だ。望むスペックは、5.2インチのフルHDの画面とLTE対応だ。その他は、希望以上のものになるだろう。当然、Nexus4と同じく、SIMフリーとなるはずだ。
だが、実際はNexus4でも十分であると思う。
ソニーやサムスン電子、あるいは、他の国内メーカーも、SIMフリーのものをもっと公然と売ってくれれば良いのであるが、それはいろいろ難しいと思う。
尚、前も書いたが、私と同じ富士通 X F-02Eを買う場合は、USBケーブルやACアダプターが入っていないと思うので注意して欲しい。充電器を買えば、両方付いていることが多いので、1つ買っておくことをお奨めする。









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スマートフォンとフィーチャーフォンの2台で安価で気楽に使う

フィーチャーホン(従来型携帯電話)からスマートフォンに変えたところ、思いもしない高額な請求になったという人がよくいるらしい。
それで、契約の際は、契約内容をよく確認しろと言う人がいるが、それははっきり言って無理だ。
スマートフォンの契約内容は長く、IT専門家である私ですら、さっぱり分からない。

そこで、私は次のような使い方をしているが、これがかなり「まとも」であると思うので、参考になればと思って、ご紹介する。

(01)スマートフォンとフィーチャーフォンの2台を持つ。フィーチャーフォンは通話専用にする。ドコモ、au、ソフトバンクは、フィーチャーフォンでは、もうすっかりやる気がなく、良いものがないが、ウィルコムのPHSには素敵なものがあるので、それをお薦めする。ただ、どこの電話会社のものでも、通話専用に最適な契約をすれば、基本料は千数百円程度で、私の場合、毎月、無料通話分すら使い切らないので、基本料だけだ。
(02)スマートフォンは、ドコモ系の白ロム(SIMカードの入っていないもの)のAndroidスマートフォンを新品で買う。Amazonで買える。画面の大きなものをお薦めする。私は5インチを使っている。具体的には、富士通のF-02Eである。
(03)NTTコミュニケーションズのSIMカード d LTE980を買う。スマートフォンに合ったサイズ(標準/マイクロ/ナノ)を買い、それをスマートフォンに挿入し、インターネットで使用契約を結ぶ。それで、月額980円で無制限に通信できる。通信量が1日30MBを超えると、通信速度が200Kbpsになるが、大抵はそれでも間に合う。IP電話は申し込まない。解約はいつでも出来るので安心である。
スマートフォンでは通話しない。ただ、LINEやSkypeで無料通話するのはご自由に。
尚、d LTE980とスマートフォン各機種との対応は、「ocn lte980」で検索し、OCNのHPで確認して欲しい。
(04)不要なアプリは全てアンインストールする。標準で画面に出ているアプリはほとんど不要である。Webブラウザと、それに、Gmailは下で述べるように必要なので残しておく。
(05)メールは、Gmailを使う。d LTE980でOCNのメールアドレスが1つ付与されるが、私は使っていない。
AndroidではGmailが必要なので、これを専用にすれば良い。Gmailアプリは標準で入っているはずだ。Googleアカウントを持っていないなら取得し、その設定を行う。
また、Outlookのアカウントを取得し、Gmailと共に、Outlookメールも使うと良いと思う。私はそうしている。その場合、Outlookアプリをインストールする。GmailもOutlookも、標準設定で、メール着信を知らせてくれる。
(06)ウイルス対策ソフトは、フリーのものを何か入れる。よく分からないなら、「アンチウイルスフリー」にする。
(07)Webブラウザは標準で入っているもので良いと思う。FireFox等、PCで使い慣れているものがあると言っても、スマートフォン用は使い勝手が全然違う。
Google ChromeがAndroidに最適だろうから、これでも良いと思う。
(08)MP4動画等の動画を見るなら、MX動画プレーヤーをインストールする。無料版は広告が出るが、それほど不都合はない。
(09)必要がなければ、WiFiをOFFにし、また、機内モードONにして通信を切る。これでバッテリーが長持ちする。

以上で、私は、スマートフォンも、フィーチャーフォンも十分に使って、月額3000円をかなり下回る。
また、AmazonのKindleビューアをインストールすることをお薦めする。芥川龍之介や太宰治などの文豪の多くの作品が無料で読めるし、名作が極めて安価に入手できる場合も多い。特に、画面の解像度の高い5インチのスマートフォンなら、とても読みやすい。メインの読書は紙の本で良いが、様々な意味で、この便利さは捨て難い。
また、Kindleパーソナル・ドキュメントサービスを使えば、自分で作ったWord文書やテキスト文書等を、Kindle本と全く同様に扱うことができる。これは実に便利である。
私は、一応、充電器を持ち歩いている。私の場合、実際はほとんど不要だが、使い方によっては、安いので1つ持つと良いと思う。
尚、私と同じF-02Eを使う場合の注意は、これには、ACアダプターもUSBケーブルも付属しないので、自分で用意することだ。いろいろなものがあるが、私が持っているものを一応ご紹介しておく。修理などはドコモ店で対応してもらえるはずだ(私は、初期不良で新品と交換してもらった)。









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スマートフォンを小型タブレットPCとして合理的に使う方法

今月、私は初めてスマートフォンを購入したが、これは一応、製品名がスマートフォンであるというだけで、正しくは、5インチタブレットPCを購入したというべきである。
私が購入したのは、SIMカードという、電話番号が記載されたICカードが入っていないスマートフォンで、正式な言い方ではないが、「白ロムのスマートフォン」ということになる。
普通の携帯電話やスマートフォンは、ユーザーは意識していないだろうが、必ずSIMカードが入っている(カード形式でないSIMもあるが)。
白ロムの携帯電話は、違法な用途に使われることがあったのでイメージが悪いが、このように、「白ロム」とは、単にSIMカードが入っていない携帯電話やスマートフォンのことである。

よって、私はスマートフォンを買ったとは言っても、ドコモ、au、ソフトバンクといった通信会社とは何の契約もしておらず、当然、月額基本料金や通話料金、使えば加算されるパケット通信料金、その他サービス料金、さらには、最低使用義務期間等、一切無い。
通信のためには、NTTコミュニケーションズが販売しているSIMカード「d LTE980」(3,150円)を購入してスマートフォン内に挿し、月額980円完全固定で、一般的なスマートフォンと同じ、3G/LTEの通信を行っている。1日30MBの通信量を超えれば、通信速度は200Kbpsに制限されるが、それに至ったことはまだないし、200Kbpsあれば、特に不都合ないと思う。ただ、大きなファイル(例えば動画)のダウンロードや、Playストアから大きなアプリケーションのダウンロードをすると、すぐに30MBに達したり、また、200Kbpsでは時間がかかるので、そのような用途では、家にある無線LAN(WiFi)を使う。
ただし、30MBを超えても、200Kbpsに制限されるのは、あくまでその日のうち(深夜0時まで)で、0時には通信速度が回復する。これは、1ヶ月に何MBとかいうのとは違い、非常に気楽で良いと思う。

繰り返すが、私は、スマートフォンを買ったのではなく、5インチのタブレットPCを買ったのだと思っている。
アップル社がiPadというタブレットPCを発売した時は10インチのみだったが、他社が7インチタブレットを出すと、ほとんどの用途では、タブレットPCは7インチで十分であることが分かり、それなら、10インチより圧倒的に持ち運びに便利な7インチが愛好され、たちまち主流になった。「7インチのiPadは出さない」と言っていたアップルも、それは非現実的となり、7インチのiPad miniを発売した。
ところが、そこでまた、新たな出来事が起こる。
韓国サムスン電子が5インチのスマートフォンを発売したことだ。
5インチ画面を持つスマートフォンは大き過ぎるのではと危惧されたが、出してみたら、手の小さな女性にすら受け入れられた。
元々、5インチスマートフォンは、「大きなスマートフォンと言うより、5インチタブレットPC」と言われたが、その通りだ。つまり、タブレットPCは、7インチどころか、5インチでも、ほとんど間に合うということが分かったのだ。百聞は一見にしかず・・・いや、「百見は一験にしかず」(栗山天心さんが言った言葉)だ。体験が何より確実なのだ。
ただ、スマートフォンには、高額な利用料金と、2年使わないと(契約を続けないと)高額な違約金を取られる場合があるといったものがあるところが、7インチタブレットPCと違うところだ。
しかし、白ロムのスマートフォンを買えば、7インチタブレットPCと同じなのである。
だが、現在はまだ、白ロムスマートフォンは、非正規という雰囲気があると思う。
Amazonや楽天等で、新品の白ロムスマートフォンが買えるとはいえ、メーカーの直接販売、あるいは、メーカー指定の販売店からの販売ではない。
だが、私は、Amazonで購入した白ロムスマートフォンが初期不良だったので、ドコモ系のスマートフォンだったからドコモ店に持ち込んだら、事実上、新品に交換してくれた。ドコモ店では、「基盤と外装を交換しました」というが、それは新品に交換したということと同じである。
ただ、ドコモ店では、嫌うという雰囲気ではなかったが、戸惑ってはいた。店員も、NTTコミュニケーションズのSIMカードのことを知らなかったので、私の使い方を不思議(あるいは不審)に思ったようだ。
私は、「1週間でも2週間でも預かってもらって結構ですよ」と言い、また、ドコモ店自体には何の責任もないのだから(もっとも、ドコモ店自体がそう思ったら、販売店失格だが)、初期不良に関する文句は一切言わなかった。こういったことが良いサービスを引き出すコツなのだと思う。
今後は、白ロムスマートフォンが一般化してくるはずだ。総務庁すら、こういった使い方の普及に肯定的だ。それは当たり前で、海外では普通のことなのである。

私が購入したスマートフォンは、富士通のARROWS X F-02Eで、5インチ画面の解像度は1920×1080ドットで、PPI(画素密度)は440以上である。これは、Retina(レティーナ)ディスプレイと呼ばれ、画面の美しさが売り物の1つであるiPhoneの326PPI、10インチiPadの264PPI、AmazonのKindle Fire HD 8.9の254PPI、そして、Googleの新Nexus7の驚異的とも言える323PPIをはるかに上回る。
また、CPUは1.7GHzのクアッドコアで、現在、これ以上のタブレットPCやスマートフォンを私は知らない。
とはいえ、これらは過剰スペックではないかと思えるほどで、私は、4.3インチ1280×720で、1.5GHzのデュアルコアあたりがバランスが良く、バッテリーの持ちも良いのではないかと思う。

1週間ほど使っているが、このF-02Eに不満はない。
F-02Eは、バッテリー消費が激しいと言われることもあるが、確かに、電車の中でよく見る、ずっと指をサルのようにせわしくなく動かして使っているような使い方なら、どんなスマートフォンでも、バッテリー切れに悩むことだろう。
私は、スマートフォンをずっと見ているようなことをすべきでないと思う。そして、私は、特に駅などの人混みでスマートフォンを見ながら歩くのは、犯罪と思っている。昔、丹波哲郎さんが、「自動車からゴミを捨てるのは、自分さえ良ければ良いと思っている人間で、人殺しと変わらない」と言っておられたが、それを思い出すのだ。
私は、普段は、WiFiをOFFにするだけでなく、機内モードにして通信を切っている。
私は、昔から、携帯電話とモバイルモデムを使って、外でPCでインターネットを使っていたので、通信がバッテリーを消費することをよく知っているのだ。
通信をしていないつもりでも、電波を発しているのであり、ONにしているとバッテリーをどんどん消費すると思う。
私は、この美しいディスプレイで、MP4動画をよく見るが、特にバッテリーに不足を感じることもない。
ただ、一応、大容量電池を内蔵した充電器を持っている。ソニーの「CP-F1LSAVP」だ。大きさは、iPhoneなど、普通のスマートフォンと同じくらいである。これは3500mAhの容量(1.5回の充電が可能)だが、倍の7000mAhの「CP-F2LSAVP」もある(10000mAhのもある)。
また、交換バッテリーも安価であるので、工夫すれば、バッテリーで悩む必要はないと思う。

私は、電話に関しては、フィーチャーフォン(従来型携帯電話)を持っており、今後もずっと使うつもりだ。月額は全て込みで千数百円で済み、バッテリーは極めて長持ちし、通話音質も良い。操作性は、やはり、フィーチャーフォンが圧倒的に良いだろう。通話と簡単なメールができれば良い。スマートフォンにばかり注力する通信会社と違い、PHSの携帯電話に力を入れているウィルコムが良いのではないかと思う。私も、携帯電話はウィルコムに変えるつもりだ。

私は決して電子書籍派ではないが、我が国の素晴らしい文学作品が無料、あるいは、極めて安価に読めるのは、捨て難い面もある。
Androidには、あまり良い青空文庫(著作権の切れた本を、ボランティアの方々の努力で電子書籍にしたもの)のビューアが無いので、AmazonのKindleを使っている。無料である。青空文庫の本も、ほとんどが、Amazonで無料ダウンロードでき、素晴らしいKindleビューアで読めるので有り難い。
ところで、私は、中学1年から2年にかけて、『神曲物語』を愛読していたが、絶版になってしまって残念に思っていたら、Kindle版が出ている。
『神曲』は、原文は詩で、翻訳の際も皆、詩にするのだが、どれも、難しい文体で、普通には見たこともない漢字を使って、荘厳なものにしたがるために、ほとんど読む気にならない場合が多いと思う。
しかし、『神曲物語』は、小説の文章で、しかも分かり易く書かれていて、読みやすく、神曲の面白さがよく分かる。
こんな良い本を絶版にしてはいけない。だから、電子書籍とはいえ、多くの人に読む機会が与えられたことは良いことだ。
神曲は、地獄編、煉獄編、天堂編がそれぞれ33編で、1編ずつが短いので、電子書籍によく合っている。
そして、このKindle版では、注釈がついた語句をタッチすれば注釈に移動し、戻るボタンで戻ってこれる。これは、坂村健さんが開発した国産OSであるTRONの中に、何十年も前から元々あった発想で、ようやく実現したものを見て嬉しく思うのである。

尚、私は、このスマートフォンを使う際に、初めにやったことは、画面にじゃらじゃらはりついていた、余計なアプリを全てアンインストールすることだった。
ほとんどが全く下らない無用なものだった。試しにタッチすると、有料サービスに誘い込み、「同意しますか?」とか、決して誰も読まないはずの「注意」(私は多くを詐欺と思っている)や、いくら読んでも、IT専門家の私でさえ全く意味の掴めない選択を迫られる。正直、これを詐欺と言わず、何と言うのだろう?
すっきりした画面と、Kindleの画面を下にご紹介しておく。
尚、この壁紙は、昨年(2012年)、東京オペラシティーコンサートホールで公演された『イーハトーヴ交響曲』の第5楽章『銀河鉄道の夜』のラストでの、歌い終わった初音ミクちゃんの決めポーズの画像を元に、ごく個人的に作成したものである。

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スマートフォン利用の新しい流れ~月額980円完全固定。SIMカード d LTE980を使う~

初めてスマートフォンを買った。
ただし、私が購入したのは、SIMカードという、電話番号情報を記録したICカードが入っていないスマートフォンで、このままでは通信ができないものだ。通信の方法に関しては後述する。
私が選んだのは、富士通のARROWS X F-02Eという、NTTドコモ系の今年(2013年)の春モデルだ。
スマートフォンとしては最大クラスの5インチの液晶ディスプレイは1920×1080ドットの解像度で、ドット密度単位を示すDPIは440。これは、アップルのiPhoneやiPad、GoogleのNexus10や日本未発売の新Nexus7すらはるかに上回る。
1.7GHzのクアッドコアも、現在の最高レベルである。
ただし、これほどの性能が必要なことは実際にはなく、性能の高さはバッテリーの消耗の大きさも意味することを注意しておく。
私はPC用に22インチのディスプレイを使っていて、これの解像度が同じ1920×1080なのであるが、これですら十分過ぎると思うのである。

では、通信の方法について述べる。
NTTコミュニケーションズの d LTE 980という名称のSIMカードをAmazonで3150円で購入して、このスマートフォンに取り付けた。
X F-02Eは、どんなSIMカードでも使えるSIMフリーのスマートフォンではないが、NTTドコモ系なので、このNTTコミュニケーションズのd LTE980なら、何もせずにそのまま使える。
後は、インターネットで、このSIMカードの使用契約を結べば、月額980円でLTE/3Gの高速通信が可能になる。
1日の通信量が30MBを超えたら、その日一杯(午前0時まで)通信速度が200Kbpsに制限される。しかし、200Kbpsもあれば、特に高速通信が必要な用途(例えば動画のダウンロード)でもない限り十分と思う。ちょっと昔、64KbpsのISDN回線を有難がり、これを2回線合わせて128Kbpsにした通信(バルク転送とか言った)は夢のようなものだった。それを思えば、常時200Kbps以上の通信ができれば何の不満もないし、そもそも、私は、スマートフォンで1日に30MB以上の通信をしない。
そして、d LTE980は、最低使用期間というものはなく、いつでも解約できる。
普段は、機内モードに設定して通信をOFFにし、5インチのタブレットPC、あるいは、画面の大きなiPdo touchとして使えば、バッテリーの消費も少ない。

電話はできないが、私はフィーチャーフォン(従来型の携帯電話。世間ではガラケーと言う場合が多い)を持っていて、スマートフォンで通話する気はない。
そもそも、私は、携帯で通話することは、1年に何度もない。
どうしてもスマートフォンで通話したければ、IP電話サービスを利用すれば良いだろう。
NTTコミュニケーションズのIP電話である050plusは月額基本料金が315円で、通話料金も安い。また、月額基本料金0円のIP電話サービスIP-Phone SMART(FUSION)もある。これらは、SkypeやLINEと異なり、050から始まる電話番号を得られるので便利である。ただ、私は、自分で使う予定はないので、よく知らない。

NTTコミュニケーションズが、d LTE980のサービスを開始したのは、特に、NTTドコモにとっては迷惑な話ではないだろうか?
月額980円で、いつでも解約可能という、驚くほどの安さと、単純明快な料金体系は実に有難い。
実際のところ、私は、自分の携帯電話の料金体系を全く理解できない。モバイルWiFi(ポケットWiFi)に関しても同様で、料金体系が明解でないので、これまで使わなかったが、このd LTE980のおかげで使う必要がなくなった。しかも、X F-02Eは、モバイルWiFiのように、モバイルルーターにすらなるのである。

ところで、この富士通のX F-02Eだが、正直言って、初期不良だった。
15分も使うと、温度上昇のためか、勝手に再起動をする。それが起こる頻度は多く、数十秒から数分ごとに再起動するのである。それは、電源OFFにしていても同じだった。
また、バッテリーの消耗も激しく、10分も動画を見れば、100%近かった充電率が80%をずっと下回った。
そのまま放置しても(通信はON)、2時間も経てば60%くらいになったと思う。
これでは、全く使い物にならない。
このX F-02Eは、ドコモ店で買ったのではなく、Amazonで買ったのだが、ドコモ店に持ち込むと、快く対応して下さり、無償修理を受け付けていただけた。
1週間ほど経つと連絡があったのだが、ドコモ店の方は、「メーカーでは症状を確認できなかった」と言う。
私は技術者として呆れた。ただし、こういう回答が多いことは、ネット上でよく見ていたので、予想はしていた。
しかし、ドコモ店の方は、「しかし、基盤の交換を行っておりますので、しばらくお試し下さい」と言う。
結論から言えば、事実上、新品と交換されたのと同じだった。
そして、戻ってきたものは、以前とは全くの別物だった。
強制的な再起動はもちろん起こらないし、バッテリーの持ちも十分である。バッテリーに関して何の不満もないiPod touchに勝るのではと思うほどだ。
1つの推測だが、このX F-02Eは、ある時期まで、基盤等に問題があり、非公表で改良が行われたのだ。
ただ、それは別に珍しいことではなく、カメラや自動車でもよくあることである。

スマートフォンを必要としない人も、月額980円で済むなら、私のように小型タブレットPCのつもりで購入してはいかがだろう?
メールのチェックや、あるいは、ブログやFacebookのチェックには便利である。
そういえば、最近、奈良で大地震が発生したという誤報があったが、あの時、オフィス中の携帯電話が一斉に、聴いたこともない凄まじい着信音を発し、ちょっと嫌な気持ちがしたものだ。
Yahoo!で状況確認しようとする者が多かったが、Yahoo!などのポータルサイトで地震速報が出るとは限らない。しかも、あの時、Yahoo!は通信障害となった。
私は、Twitterの地震速報アカウントを見たが、すぐに誤報の報告があった。こんな時は、これが最も迅速で確実である。
こんな時にも、スマートフォンが役に立つ。
私のようなスマートフォンの使い方が流行れば、スマートフォンユーザーのかなり多くが、通信キャリアとの契約を止めるだろうし、iPod touchユーザーも奪ってしまうことだろう。しかし、ユーザーには多大なメリットがあり、新しい時代の流れと言えると思う。私は、NTTコミュニケーションズを評価する。
だが、SIMカードの設定等は、いわゆるITに弱い人には、やや難しい面もあるかもしれないと思う。しかし、逆に言えば、こういったことを自分でやることでITに強くなるのである。









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名前:Kay(ケイ)
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◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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