今年、ロンダ・バーンの引き寄せの法則の本『ザ・シークレット』を原作とする映画『ザ・シークレット:デア・トゥー・ドリーム』が制作され、今月から、Amazon prine ビデオで配信されている(有償)。
(この映画は、新型コロナウイルスの影響で、劇場公開は見送られた)
『ザ・シークレット』を原作にすると言っても、正しくは、「『ザ・シークレット』の思想に基づいた映画作品」と言うべきで、『ザ・シークレット』を解説する映画ではない。
(『ザ・シークレット』の書籍を映画化した『ザ・シークレット』は別に存在する)
Wikipediaを見る限り、評価は高くないようだが、私は、良い作品で、引き寄せの法則が、より直観的に理解出来ると思う。
主人公のミランダ・ウェルズ役は、ケイティ・ホームズ。
ケイティ・ホームズは、かつての美貌の青春スターの時と違い、15歳の長女を筆頭に3人の子供を抱える、夫と死別したシングル・マザー役で、すっかり疲れたオバサンといった雰囲気だった。
彼女の一家の前に現れた大学教授ブレイ・ジョンソンは、大きな不幸を乗り越える中で、心の力に目覚めた男で、「引き寄せマスター」と呼びたいほどの、エネルギーに満ちた明るい男だ。
とはいえ、彼にだって、悪いことは起こる。
だが、彼は、「僕はどん底でも可能性を信じる」と言い、その力強い肯定性に、ミランダの15歳の娘ミッシーは、「あなた、仏教徒?」と尋ねるほどだ。
私は、ミッシー同様、フレディに強い好意を持った。
ちょっと彼の真似をしようと思う(笑)。
それほど、「引き寄せマスター」の名に相応しいと思う。
ところで、ご存じの方も多いと思うが、ケイティ・ホームズは、トム・クルーズの元妻の1人だ。
これもご存じかもしれないが、トム・クルーズは、サイエントロジーという新興の宗教団体の熱心な信者で、他にも、ジョン・トラボルタが、やはり同教団の敬虔な信者であるが、他にも有名人の信者は多い。
ケイティ・ホームズも、トム・クルーズと結婚するにあたり、サイエントロジーの信者になった。今はどうか知らないが、多分、サイエントロジーから離れていると思う。
私は、サイエントロジーにはほとんど興味がないが、サイエントロジーの創始者であるSF作家、L.ロン.ハバートの著作『ダイアネティックス』は、一頃、熱心に読んでいた。
『ダイアネティックス』は、人間の能力を最大化する方法が書かれた、やや分厚い本で、Wikipediaによれば、この本は、1950年の出版以来、2000万部が売れていて、単一書籍の売上げとしては、世界の歴史の中で51位になる(聖書やユークリッドの『原論』など、実際の出版数が分からない本は除く)。
ただ、この映画の主題とも言える『ザ・シークレット』も2000万部以上売れているそうだ(Wikipediaの該当項目には未掲載)。
私個人としては、『ダイアネティックス』は、とても興味深いとは思ったが、昔から、いろいろな矛盾には気付いていた。
今は『ダイアネティックス』に興味を失くしたが、著名な批評家による『ダイアネティックス』の批判の文章を読むと、彼らは、本当には『ダイアネティックス』を読んでいないのだろうと思うし、あまりに口汚い批判にはまるで同意出来るところはない。
また、L.ロン.ハバートが書いた教育書には、稲森和夫氏や、日本の高位の教育関係者らの推薦の言葉が書かれている。
そして、ハバートの小説には、アイザック・アシモフ、レイ・ブラッド・ベリ、スティーブン・キングらの超大物作家達が称賛の言葉を寄せているのを見たことがある。
尚、『ザ・シークレット』も『ダイアネティックス』もDVD(『ダイアネティックス』はblu-rayもある)が出ていて、ごく個人的感想であるが、『ザ・シークレット』は、何度見ても興味深いが、『ダイアネティックス』は、見ていて、とにかく疲れる。理屈が通ってないように思えるが、それでいて、非常に押しつけがましいのが原因と思う(あくまで私見)。
ケイティ・ホームズのように、本格的に『ダイアネティックス』と『ザ・シークレット』に関わった人に対しては、決して軽薄な好奇心ではなく、彼女がどう考えているか興味深いが、彼女は多分、そういったことは語らないのではと思う。
(この映画は、新型コロナウイルスの影響で、劇場公開は見送られた)
『ザ・シークレット』を原作にすると言っても、正しくは、「『ザ・シークレット』の思想に基づいた映画作品」と言うべきで、『ザ・シークレット』を解説する映画ではない。
(『ザ・シークレット』の書籍を映画化した『ザ・シークレット』は別に存在する)
Wikipediaを見る限り、評価は高くないようだが、私は、良い作品で、引き寄せの法則が、より直観的に理解出来ると思う。
主人公のミランダ・ウェルズ役は、ケイティ・ホームズ。
ケイティ・ホームズは、かつての美貌の青春スターの時と違い、15歳の長女を筆頭に3人の子供を抱える、夫と死別したシングル・マザー役で、すっかり疲れたオバサンといった雰囲気だった。
彼女の一家の前に現れた大学教授ブレイ・ジョンソンは、大きな不幸を乗り越える中で、心の力に目覚めた男で、「引き寄せマスター」と呼びたいほどの、エネルギーに満ちた明るい男だ。
とはいえ、彼にだって、悪いことは起こる。
だが、彼は、「僕はどん底でも可能性を信じる」と言い、その力強い肯定性に、ミランダの15歳の娘ミッシーは、「あなた、仏教徒?」と尋ねるほどだ。
私は、ミッシー同様、フレディに強い好意を持った。
ちょっと彼の真似をしようと思う(笑)。
それほど、「引き寄せマスター」の名に相応しいと思う。
ところで、ご存じの方も多いと思うが、ケイティ・ホームズは、トム・クルーズの元妻の1人だ。
これもご存じかもしれないが、トム・クルーズは、サイエントロジーという新興の宗教団体の熱心な信者で、他にも、ジョン・トラボルタが、やはり同教団の敬虔な信者であるが、他にも有名人の信者は多い。
ケイティ・ホームズも、トム・クルーズと結婚するにあたり、サイエントロジーの信者になった。今はどうか知らないが、多分、サイエントロジーから離れていると思う。
私は、サイエントロジーにはほとんど興味がないが、サイエントロジーの創始者であるSF作家、L.ロン.ハバートの著作『ダイアネティックス』は、一頃、熱心に読んでいた。
『ダイアネティックス』は、人間の能力を最大化する方法が書かれた、やや分厚い本で、Wikipediaによれば、この本は、1950年の出版以来、2000万部が売れていて、単一書籍の売上げとしては、世界の歴史の中で51位になる(聖書やユークリッドの『原論』など、実際の出版数が分からない本は除く)。
ただ、この映画の主題とも言える『ザ・シークレット』も2000万部以上売れているそうだ(Wikipediaの該当項目には未掲載)。
私個人としては、『ダイアネティックス』は、とても興味深いとは思ったが、昔から、いろいろな矛盾には気付いていた。
今は『ダイアネティックス』に興味を失くしたが、著名な批評家による『ダイアネティックス』の批判の文章を読むと、彼らは、本当には『ダイアネティックス』を読んでいないのだろうと思うし、あまりに口汚い批判にはまるで同意出来るところはない。
また、L.ロン.ハバートが書いた教育書には、稲森和夫氏や、日本の高位の教育関係者らの推薦の言葉が書かれている。
そして、ハバートの小説には、アイザック・アシモフ、レイ・ブラッド・ベリ、スティーブン・キングらの超大物作家達が称賛の言葉を寄せているのを見たことがある。
尚、『ザ・シークレット』も『ダイアネティックス』もDVD(『ダイアネティックス』はblu-rayもある)が出ていて、ごく個人的感想であるが、『ザ・シークレット』は、何度見ても興味深いが、『ダイアネティックス』は、見ていて、とにかく疲れる。理屈が通ってないように思えるが、それでいて、非常に押しつけがましいのが原因と思う(あくまで私見)。
ケイティ・ホームズのように、本格的に『ダイアネティックス』と『ザ・シークレット』に関わった人に対しては、決して軽薄な好奇心ではなく、彼女がどう考えているか興味深いが、彼女は多分、そういったことは語らないのではと思う。