1980年代のパソコンは、BASICというプログラミング言語が付いていて、それを使ってプログラムを作る以外、実用的な用途はなかった。
そして、企業の中で、事務や営業や様々な技術職をやっている人達が、自分達の仕事を効率化するためにBASIC言語でプログラミングを行った。
彼らはプログラマーと呼ばれることはなかったが、パソコンを有益な道具にしたのは彼らで、コンピューターを一般の人のものにして世界を変えたのである。
やがて、マルチプランやロータス1-2-3といった表計算ソフトが登場し、BASICでプログラムが出来なくても、自分の仕事にパソコンを役立たせることが出来るようになった。
単にデータを入力し、単純に処理するだけなら、BASICよりはるかに便利で、表計算ソフトは大いに普及したが、BASICのような万能性はなかった。
ところが、1990年代になり、パソコンにもリレーショナルデータベースという凄いものが現れた。
dBASEや、そのコピーと言うしかないFOX BASEやdBXLなどだった。
dBASEは高価で(10万円くらいしたと思う)、性能で優るとも劣らないFOX BASEやdBXLは安価だったが、当時は、ソフトの違法コピーが簡単だったこともあり、3つ共広く普及したが、一番多く使われたのはdBASEだった。
これらは、BASIC言語でやれることを、はるかに簡単に、しかも、より高度に実現出来た。
ただ、数万円とはいえ有償だったのと、高度な処理には、xBASE言語でプログラミングをしなければならず、それはBASICでのプログラミングと同じくらい難しかったので、BASICも生き残った。

そして、BASICやdBASE等で行っていたことは、今は、EXCELとACCESSで行われている。
途中、MAGIC(昔は国内ではdbMAGICと呼ばれた)やMRDB、その他、良いものがいろいろ現れたが、使われ続けるのはEXCELとACCESSである。
なぜそうなるのかというと、根本的には、EXCEL、ACCESS以外は、「お高い」からだ。
MAGICは今でもあるが、もはやいくらかかるのか、(携帯電話やポケットWiFiの料金プラン並に)いくら調べてもサッパリ分からない。昔なら、パソコン一台につき60万円だった。そういうふうにシンプルな料金だと、高くても使おうという気になるのだけどねえ・・・。
MRDBも10万円以上で、やっぱり高い。それで消滅した。
最近、ユーザーが自分で業務システムを作るためのもので、「EXCELはもう古い」を謳い文句にするものが、いろいろ出ているが、全く駄目だ。
そして、駄目以前にやっぱりバカ高い。
1人、月数千円という新手の商売である。
だが、EXCELやACCESSなら、最初に1~3万円で買えば、10年は使える。
今は、EXCELやACCESSのバージョンは2016が最新だが、2010とそれほど変わらず、2010で十分であり、これらを作っているマイクロソフトは、落ちたとはいえ、まだまだ、そして、これからもお金持ちなので、このまま少なくとも10~20年は変わらない。
EXCELやACCESSに付いているVBA言語を使えば万能である。
VBAはもう古いというのは10年以上前から言われているが、それは、茶碗や箸が古いというのと同じで、電動茶碗や電動箸を家庭で必要とする人などいないように、ユーザーコンピューティングに、他の高価なツールは必要ない。いや、本当は、少なくとも8割の企業のシステムは、EXCELやACCESSで十分なのである。
それは、一般家庭でなくても、宮廷や高級ホテルでも、電動茶碗や電動箸なんていらないのと同じである。
ただ、EXCELそのもの、ACCESSそのもの、OSやSQL Serverなどのデータベースシステム、あるいは、初音ミクやMMD(MikuMikuDance)を作るのに、C系言語(C、C++、Java等)を使えば良いのである。
FileMakerも良いのだと思うが、私には、あの料金体系も理解出来ない。電気を供給する企業の電力プラン並にふにゃふにゃしてて理解する気にもならない。
FileMakerも、EXCELやACCESSのように、1つ2万円くらい(せめて5万円)で無制限に使えるようであれば、私も使おうという気になるが、そうなってはいない。
FoxProが残ってたら良かったかもしれないが、これも消えた。
やっぱり、EXCELとACCESSしかない。
ユーザーシステムがWebシステムである必要はないので、RubyやPHPなどを使う必要はないし、これらも、開発に必要なフレームワークがいっぱいあって、選ぶことが出来ない。
よって、サラリーマンとして1つの力を持ちたいなら、昔ならBASIC、その後はdBASE(とそのコピー)、そして、現在と今後少なくとも十数年は、EXCELかACCESSを使うのが、賢いやり方である。









↓応援していただける方はいずれか(できれば両方)クリックで投票をお願い致します。
人気blogランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ