ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
ソフトウェア開発技術者、Hikikomori、スーパーダイエッター、神秘思想家Kayのブログ
決して、一般受けするブログではありません。誠実に人生を遊びつつ、誠実に世間の幻想を叩き壊すことを目的とします。

魔法少女リリカルなのは

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[2011/06/08]迷惑コメントが多くあったため、やむなく、コメントを承認後公開することとしました。
[2010/12/12]詳細なlivedoorプロフィール設置しました。[livedoorプロフィール]

みんな失敗作の出来損ないなのだ

出来損ないというのは、人が作った何かの道具や、絵画や彫刻などが、完成度が著しく低く、不良品であるようなことを言う。
また、人そのものが、能力や容姿などが劣悪である場合によく、出来損ないと言われる。
自分を出来損ないと思い込んでしまった者は苦しむ。
比較的、人生の初期においては、外見や、勉強やスポーツなどで他の子達にどうしても敵わないという時に、自分を出来損ないと思うだろうが、ある程度の年齢になれば、自分の心を支配できず、本能や欲望に負けてしまう時に、そう思うのではないだろうか?

だが、みんな失敗作なのだ。
何かで思わぬ成果を上げた時、「俺もなかなかやるじゃないか」と思うのは、「出来損ないの割にはやったじゃないか」という思いがあるからだ。
子供の時にしろ、成長してからにしろ、自分を大したものだと思うとしたら、とんだ妄想にとりつかれているのだ。
そして、自分の駄目さ加減を思い知った時、この世には、人を超越した何かが確実に存在することを感じ、それを求めるようになる。傲慢な者にはそれが出来ない。傲慢な者というのは、自分の無力を知るだけの冒険をしたことがないだけなのである。
聖書の「求めよ、そうすれば与えられる」と言う言葉は、聖霊を求めよという言葉が略されているらしい。自己を超えた聖霊を求めれば、与えられるのである。

ただ、親や教師は、決して、子供を出来損ないと呼んではならない。しかし、今は、それをする親や教師が多い。既に、親とか教師が、その役割に相応しくないものになってしまっているのである。それは。親や教師が冒険をしたことが無いからなのだろう。

『魔法少女リリカルなのは』で、少女フェイトは、どんなに虐げられても、母親を愛し、献身的に尽くすが、ある時、自分が、母親の死んだ本当の娘アリシアの代わりに作られた人工生命体であると知る。そして、母親に「お前は失敗作。お前が大嫌い。だから、消えてしまいなさい」という過酷な言葉を浴びせられ、心神喪失となる。
心が壊れてしまう危機の中、フェイトは決心する。「今までの自分を終らせて、新しい自分を始めよう」。

自分を出来損ない、失敗作と思い込んでしまっている人は多いだろう。そして、それは実に正しい感覚なのだ。
人はみんな出来損ないだ。
ハンガリー出身のユダヤ人で、天才的な哲学者であり、作家、ジャーナリストでもあったアーサー・ケストラーは、人の脳の構造に着目し、それが全くの出来損ないであることを確信し、悲観して自殺してしまった。
彼の理解が間違っている訳ではないのだけれど、彼は真理を知らなかったのだ。我々は、自己としては出来損ないであり、悪魔であり、価値の無い者だ。しかし、至高の存在と融合し、それと等しくなる可能性があるのだ。
イエスが「わが後方に退けサタン。汝敗れたり」と言ったのが正にそれだ。自我が、宇宙の英知の後ろに身を慎む時、人は死んで生きるのである。









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全力全開が奇跡を起こす

川内優輝さんという、公務員として忙しい仕事をこなしながら、陸上の長距離ランナーとして優れた実績をあげ、ついに、ロンドン五輪のマラソン代表の有力候補にまでなってしまった人がいる。
川内さんの練習時間や練習方法、練習環境等は、今の時代、プロ・ランナーと言って良い、企業の看板ランナー達と比べ、非常に劣っているが、川内さんは、そんなプロに勝ち続けている。
それはなぜだろう?川内さんが余程の天才なのだろうか?
もちろん、才能はあるのだろうが、それが主な理由ではないと思う。

以前、12歳くらいの天才ピアニストの少女がテレビで取り上げられているのを見たことがあるが、彼女は、1日1時間くらいしか練習しないということで、ピアノに詳しい人々を驚かせた。
たとえ天才級の素質があっても、一流ピアニストになるには、少なくとも1日5時間以上の練習をするというのが常識で、8時間以上というのも珍しくは無いと思う。
川内さんや、この少女は、人間の新しい可能性というものを感じさせてくれると思う。

川内さんの特徴を一言で言えば、「全力全開」というものだ。走り終わった後は、必ず昏睡状態に陥るまで力を出し切る。
体質や神経の異常で、痛みや苦しみを感じないという人間は確かにいるのだが、川内さんは、苦しさはちゃんと感じているようだ。だが、彼は、その苦しさを押して、全力全開で走り切ることに快感を感じるようである。
つまり、それが喜びなのだ。人は、喜びを感じることに、最大の力を注ぐ。それは、内なる衝動と言い換えても良い。
英国の作家コリン・ウィルソンは、いかなる天才と言っても、それは内なる衝動の問題なのだと言ったが、まさにその通りだろう。
ウィルソンは、次のような話を引用する。
世界的な心理学者アブラハム・マズローが扱った事例で、極めて頭脳明晰な女性が、大学卒業後、企業の要職に付き、収入も良かったのだが、彼女は精神を病み、身体にも異常をきたす。マズローは、この女性が、本当は、大学院に進んで研究を続けたがっているのだと見抜く。だが、彼女は、家庭の経済的な事情でそれができなかったのだ。彼女は、全力全開で取り組める状況を求めていたのだ。マズローのアドバイスにより、彼女は働きながら勉強を続けられるような工夫をすることで、心身の健康を回復した。

人にとっての幸福とは、富や栄光ではない。全力全開で取り組めるものを持つことだ。
誰かが、「幸福とは夢中になることだ」と言ったが、それはある意味正しい。
だが、心も身体も全力全開になれる夢中でなければ意味がない。
暗い影を残した夢中の中には魔がいるものだ。著名な文豪が、「人にとっての最大の快楽は、復讐を果たすこと」と言ったが、それは快楽であると同時に苦痛であり、滅びへの道なのだ。
そして、本当の全力全開の中には、自己はいない。考えていたら、全力全開にはなれない。

上で、12歳のピアノの天才少女は、1日1時間しか練習をしないと言ったが、もっと上がいる。政木和三さんは、生まれてから一度も練習をしたことすらなかったが、世界的ピアニストが絶賛する腕前でピアノを演奏した。
政木さんは、自分で作った曲を自分でピアノ演奏したCDも出したが、収録の時、少しだが、「上手く演奏しよう」と思ってしまったと反省したというお話を、ご本人から聞いたことがある。その分、少し演奏の質が落ちたらしい。
そのCDのカップリング曲は、政木さんが作った歌を、中国の天才音楽家ウー・ルーチンが歌ったものだ。ウー・ルーチンは、中国の古典楽器、京胡(ビンイン)の最高の名手としても知られるが、彼は、少年の頃、自主的に1日12時間練習したらしい。これもまた、夢中の全力全開である。

私にとっての、「全力全開」は、『魔法少女リリカルなのは』で、なのはがよく使った言葉としての印象が強い。なのはは、敵ながら、心惹かれる魔導師の少女、フェイトを救うため、フェイトと全力全開の一騎討ちに挑み、フェイトも、なのはの全力全開に応えた。2人の全力全開が、世界を変えたのである。フェイト役の声優で、トップアーチストの水樹奈々さんもよく「全力全開」という言葉を使うようだが、きっとフェイトと一体化したのだろう。









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それがどうした!

私にとって、岡本太郎の言葉の中で、最も重要なのは、「爆発だ」よりも、「いいじゃないか」である。

「嫌われたっていいじゃないか」
「誤解されたっていいじゃないか」
「グラスの底に顔があっても、いいじゃないか」

そう言う気持ちは、本当はもっと強い言葉が似合うものである。

「嫌われなければならない」
「誤解されなければならない」
「グラスの底に顔がなければならない」

「嫌われる」「 好かれる」
「誤解される」「 分かってもらえる」
「世間の常識の観念に従っている」「世間の常識からはみ出している」

それがどうした!
そんなことはどうでも良いのである。
もっと大切なことがあるのである。

アニメ『魔法少女リリカルなのは』で、金髪の少女フェイトが、幼い時の母親とのことを思い出すシーンがある。
思い出の中で、母親は、小さなフェイトに優しく微笑みかけるが、なぜか、フェイトに「アリシア」と呼びかける。
「違うよ、母さん。あたしはフェイトだよ」
しかし、母親は何度も、彼女をアリシア呼ぶ。
戸惑うフェイトだが、優しい母親に笑顔を返す。
「まあ・・・いいのかな」
なぜ母親が、自分をアリシアと呼んだのか、フェイトには分からなかった。しかし、フェイトにとって大切なことは、母親が笑顔になることだった。それに比べれば、名前なんかどうでも良かった。
だが、5年後に制作された、ほぼ同じストーリーの劇場版では、そこでフェイトは葛藤するように変えられた。それでも、フェイトは「そんなことはどうでもいい!」と迷いを振り切り、やはり、大切なことは母の願いを叶えることで、そのために全霊を尽くして戦うことを決意した。
その戦いが、正しいことなのかどうかは関係ない。フェイトの心は「それがどうした!」と叫んでいたのだ。フェイトにとって大切なことは、母への愛だけだった。

本当に大切なこと、本当に守りたいものの前では、世間ではどんなに後生大事にしたがるものでも、どうでも良いのである。

マード・マクドナルド・ベインは、初めて、偉大な聖者である師に逢った時、自分がこれまで、どれだけのことを学んできたかを一生懸命に話した。巨大な師には及ばぬまでも、自分も相当なレベルに達していることを分かって欲しかったのだろう。
それを師は、穏やかに聞いていたが、最後に言う。
「それが本当かどうかは、どうでもいいことなのだよ」
その瞬間、ベインは悟る。これまで学んできたことは全て捨て、彼は偉大な神人に生まれ変わったのだ。
ベインの心には「それがどうした!」という思いが広がっていたのだと思う。

「それがどうした」
英語で、“What then?” だ。
アイルランドの詩聖 W.B.イェイツの詩に、まさに、“What then?” というのがある。
ある優等生の少年がいた。
良い学校に入り、立派な仕事を成し遂げ、高い地位を得、素晴らしい友人に恵まれた。世間は彼を賞賛する。まさに成功者の一生である。
彼は誇らしげに言う。
「愚か者よ、騒げ。私は何一つ間違いを犯さなかった。私は勝った」
その時、プラトーンの幽霊が叫んだのだ。

それがどうした!
What then?

人間にとって、本当に大切なことのためには、そんなことは、本当にどうでもいい、下らないことなのだ!
そして、それは、嫌でも思い知る。
この優等生も、遠くなく、破滅の淵で絶望する。いや、気付かないフリをしても、すでにそうなのだ。
だから、ことさらに勝ち誇ってみせるのだ。
真の勝利者は静かなものである。
本当は惨めな敗北者である世間の成功者をよく見よ。外面に惑わされず、その正体を見抜け!
そして、愚かなことに、そんなものを目指す者がいかに多いか。
世間の権威にひれ伏し、塾や予備校に通い、良い大学を目指し、良い会社や機関に就職し、徒党を組んでどこまでも争う。
行き着く先が地獄であるのは明らかであるのに、欲望にとりつかれた浅ましく卑しい心には何も分からない。
そして、惨めな地獄の牢獄で、やっとプラトーンの声を聞くのである。
だったら、今すぐ言おうではないか?
「世界中に誤解された?」「いいじゃないか」「誤解されなければならない」
「皆に嫌われた?」「いいじゃないか」「嫌われないといけない」
「損をした?」「それがどうした」「損しなければならない」
「失敗した?」「それがどうした」「失敗しなければならない」
真に価値あるものを失わないためには。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・ソフトウェア開発技術者
・MCSD、MCDBA資格者
・タオイスト、神秘思想家
・1日1食の完全菜食主義者
・幼児期からの引きこもり気質
・医療不要で難病を数々克服


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萩尾望都さんの漫画紹介


半神
小学館文庫

わずか15頁の至高の傑作「半神」を含む短編集。
数奇で残酷な運命を目撃した後、「愛とは?憎しみとは?それはどう異なるのか?異なるものではないのか?」あなたの心に荘厳な疑問が残るのではないだろうか?


ウは宇宙船のウ
小学館文庫

1920年生まれのアメリカを代表するSF作家レイ・ブラッドベリの珠玉の短編作品を萩尾望都が漫画化。萩尾さんの繊細で美しい絵と感性が、ブラッドベリの作品に新しい生命を注いだ。
「みずうみ」では、12歳の少女タリーの可憐な姿と、彼女を愛するハロルドの少年の時と青年になって後の様々な表情がより深い感銘をもたらすと思う。
他の作品も素晴らしい出来であると思う。
CLAMP「CLOVER」のご紹介


CLOVER
わずか5分の劇場用アニメ作品。
CLAMPさんの名作漫画のイメージを美しい映像と音楽で描いた傑作。
主人公の12歳の神秘的な少女スゥの声は坂本真綾さん。


「CLOVER」の原作漫画を以下にご紹介します。
素晴らしい装丁、美しいカラーの扉絵。そして、神秘的な傑作と思います。
新装版も出ているようですが、私はこちらしか持っていません。しかし、こちらの本の装丁を大変に気に入っています。








私が愛する「魔法少女リリカルなのは」

ナンセンス文学(意味を持たない作品)として私が勝手に意味付けをしたのかもしれませんが、アメリカの百万円以上の自己開発プログラム以上に貴い気付きを私に与えてくれた全13話のアニメ作品。











5年の時を経て、2010年、映画化されました。
基本的には、テレビシリーズの全13話を1本の映画にしたものですが、本編では描かれなかったフェイトの生い立ちが見られます。そして、プレシアの謎の言葉も。映像はテレビシリーズよりさらにグレードアップしています。


PV since 2010/09/08
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初音ミク、コンサート映像のご紹介
ミクの日感謝祭 39's Giving DayProject DIVA presents 初音ミク・ソロコンサート~こんばんは、初音ミクです。~
[2010/3/9]東京お台場~Zepp Tokyo~

映像の品質等は、下でもご紹介する、後で開かれた米国コンサートの方が高いのですが、私は、全体としては東京コンサートの方が好きです。米国コンサートの方は、映像の緻密さのために、かえってボーカロイド達がマネキンのように感じるかもしれません。これは、証明の影響もあると思います。緑色がかった証明の東京コンサートの方が、ミクが柔らかい感じで可愛いと感じました。
また、真っ白なお姫様のような衣装に赤い大きな腰のリボンが印象的な『Alice』、『あなたの歌姫』は、米国コンサートにはありませんでした。

【ブルーレイ】


【DVD】




MIKUNOPOLIS in LOS ANGELES “はじめまして、初音ミクです”
[2011/7/2]米国ロサンゼルス~ノキアシアター~

日本のボーカロイドが、日本語の歌で、アメリカ、ロサンゼルスの大劇場ノキアシアターの満員の観客を熱狂させた歴史的コンサートだったと思います。
東京コンサートから1年4ヶ月経過しており、総合的には確実に進歩しています。
私が特に気に入ったのは、1つは、ミクとルカの素晴らしいコンビネーションのダンスパフォーマンスが楽しめる『ワールズエンド・ダンスホール』です。ルカが珍しくミニスカート姿で、ミクに勝る四肢の長さで、ピンクの髪を美しく揺らしてダイナミックに踊ります。 もう1つが、ミクが真っ白な天使の衣装で歌う『SPiCa』で、これが天使でなくてなんだろう、私はついに天使を見たのだと思いました。演奏も東京コンサートの時と変えていましたが、成功していたと思います。

【ブルーレイ】


【DVD】


尚、ブルーレイとDVDの差についてですが、私は実際、両方買い、見比べてみました。観客、演奏者、楽器などは、大画面TVで見ると、ブルーレイの方がきれいですが、肝心のミク達は、ホログラム映像そのものがそれほど細密でありませんので、別に違いはないと感じました。ブルーレイ、DVDいずれも、東京コンサートの方は上半身映像以上の場合、米国コンサートでも、顔のアップだと映像の粒子が目立ちます。 変な話ですが、iPhoneやiPod touch、あるいは、同等な画面品質を持つ小型情報端末で見た映像が最上かもしれません。ただ、これは反則行為ですので、実際にやったとは言いませんが。
本のご紹介


精神について(エマソン名著選)
ラルフ・ウォルドー・エマーソン著
日本教文社

アメリカ最高の思想家、哲学者、ラルフ・ウォルドー・エマーソンの珠玉のエッセイ集。 「歴史」「自己信頼」「償い」「精神の法則」「愛」「友情」「神」「円」「知性」が収められている。
我々自身が、歴史上の英雄、賢者、大芸術家に匹敵する偉大な人間であることを、驚くべき確信をもって語る唯一の人物であると思う。
世間の妄信を粉々に破壊し、プラトーンの頭脳、シーザーの手腕、イエスの愛の所有者である自分を見出して欲しい。
これ以上のエッセイは地上には存在しないと思う。


荘子
徳間文庫

約2400年前の中国の思想家で、老子と共に、老荘と称せられる道教(タオイズム)の始祖である荘周(荘子)の書。
世俗にあって世俗を超え、永遠の道(タオ)と一体化し、安らかで充実した人生を送る秘訣を、恐ろしく抽象的な老子と異なり、平易に説いている。
本書は、数多い荘子の現代語訳の中でも非常に読みやすく分かりやすいものであるが、中国古典の香りは損なわれていない。
本来、膨大な荘子の中心となる内編全てと、外編と雑編の内、荘子らしいものを選んで収録してある。


神統記
ヘシオドス著
岩波文庫

ホメーロスと並ぶ古代ギリシャ詩人ヘシオドスが、ムーサ(詩の女神)達より教えられたという神々の物語。
この世の始まりから、ゼウスの支配の確立、そして、主要な神々のことについて、美しい詩で語る。すぐに読める薄い本であるが、ギリシャ神話の根幹とも言える重要な書と思う。


四つのギリシャ神話(ホメーロス讃歌より)
岩波文庫

無名の詩人達が、ホメーロス風の詩で神々に捧げた賛歌の内、豊穣の女神デーメーテール、理性の神アポローン、智慧の神ヘルメース、美の女神アプロディーテーの4神へのものを収録してある。
著名な神話学者カール・ケレーニィも、ホメーロス賛歌を重視していると思えるが、名もない詩人達の作とはいえ、それぞれの神について、その特質が巧みに表現されており、実に興味深いものとなっている。
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