ドストエフスキーの『賭博者』という小説がある。
私は読んでいないが、宗教人類学者の植島啓司さんの本で、内容をさらっと見たことがある。
植島啓司さんは65歳くらいで初めて初音ミクのライブに行き、大絶賛した素晴らしい学者だ(笑)。
簡単に言えば、こんな話だ。
ルーレットを初めてやるお婆さんが、ずっとゼロに賭け続け大勝するが、2度目にやった時、同じようにゼロに賭けたがさっぱりだったというものだ。
間違いなく、おばあさんは、1度目は引き寄せ状態にあったのだ。
『ディア・ハンター』(1978)という映画がある。
内容のごく一部を言うと、ロシアン・ルーレットで無敵の男がいた。
1対1のロシアン・ルーレットでは、勝率は2分の1で、負けたら死ぬ。
どのくらい勝っているのかは分からないが、10連勝なら1024分の1の確率になる。
この男が、かつての仲間と対戦し、負けて死ぬ。
この無敵の男も、最初の数回は偶然に勝ったのかもしれない。
しかし、4回、5回と勝つうちに、脳機能がおかしくなって思考が麻痺し、引き寄せ状態になったのだろう。
昔の仲間と対戦した時は、もう相手が誰か分からない状態だったが、相手の声を聞き、ふと思い出したのか、自分のこめかみに銃口を当てた時、にやっと笑った。そうして引き金を引いたら弾が出て死んだ。
私にも同じような思い出がある。
私が中学1年生だった時、暇つぶしに、勝率が明らかに2分の1になる一人遊びのゲームを作った。
それで27連勝した。27回で飽きてやめたのだ。
27連勝の確率は、1億3421万7728分の1だ。
現在の日本の人口はだいたい1億2570万人だから、日本人に1人の奇跡を起こしたわけだが、その程度は私には驚くようなことではない。
問題は、私の27連勝中の精神状態をインストールすれば、誰でも奇跡が起こせるかもしれないことだ。
これは、上の『賭博者』や『ディア・ハンター』も同じである。
私の場合は、クリスマスの夜のような、ふわふわしたような、どこかぽかんとした感じだった。
宿題があっても、もうどうでも良いような感じとも言えた。
つまり・・・夢を見ているような状態だったのだろう。
となれば、やはり薄目をすれば良いのである。
薄目をしてルーレットやロシアン・ルーレットをやれば勝てるのである。
もちろん、緊急事態で心まで薄目になるには、多少の猶予が必要と思うが、1人で引き寄せをやるなら余裕があると思う。
薄目をして「成った」と思えば、願いを引き寄せ始める。
後は、忘れてから薄目を解除することである。
実践訓練あるのみである。
AIアート696
「楽園の子」
Kay
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)賭博者 (ドストエフスキー。光文社古典新訳文庫)
(2)賭ける魂(植島啓司)
(3)偶然のチカラ(植島啓司)
(4)ディア・ハンター [DVD]
私は読んでいないが、宗教人類学者の植島啓司さんの本で、内容をさらっと見たことがある。
植島啓司さんは65歳くらいで初めて初音ミクのライブに行き、大絶賛した素晴らしい学者だ(笑)。
簡単に言えば、こんな話だ。
ルーレットを初めてやるお婆さんが、ずっとゼロに賭け続け大勝するが、2度目にやった時、同じようにゼロに賭けたがさっぱりだったというものだ。
間違いなく、おばあさんは、1度目は引き寄せ状態にあったのだ。
『ディア・ハンター』(1978)という映画がある。
内容のごく一部を言うと、ロシアン・ルーレットで無敵の男がいた。
1対1のロシアン・ルーレットでは、勝率は2分の1で、負けたら死ぬ。
どのくらい勝っているのかは分からないが、10連勝なら1024分の1の確率になる。
この男が、かつての仲間と対戦し、負けて死ぬ。
この無敵の男も、最初の数回は偶然に勝ったのかもしれない。
しかし、4回、5回と勝つうちに、脳機能がおかしくなって思考が麻痺し、引き寄せ状態になったのだろう。
昔の仲間と対戦した時は、もう相手が誰か分からない状態だったが、相手の声を聞き、ふと思い出したのか、自分のこめかみに銃口を当てた時、にやっと笑った。そうして引き金を引いたら弾が出て死んだ。
私にも同じような思い出がある。
私が中学1年生だった時、暇つぶしに、勝率が明らかに2分の1になる一人遊びのゲームを作った。
それで27連勝した。27回で飽きてやめたのだ。
27連勝の確率は、1億3421万7728分の1だ。
現在の日本の人口はだいたい1億2570万人だから、日本人に1人の奇跡を起こしたわけだが、その程度は私には驚くようなことではない。
問題は、私の27連勝中の精神状態をインストールすれば、誰でも奇跡が起こせるかもしれないことだ。
これは、上の『賭博者』や『ディア・ハンター』も同じである。
私の場合は、クリスマスの夜のような、ふわふわしたような、どこかぽかんとした感じだった。
宿題があっても、もうどうでも良いような感じとも言えた。
つまり・・・夢を見ているような状態だったのだろう。
となれば、やはり薄目をすれば良いのである。
薄目をしてルーレットやロシアン・ルーレットをやれば勝てるのである。
もちろん、緊急事態で心まで薄目になるには、多少の猶予が必要と思うが、1人で引き寄せをやるなら余裕があると思う。
薄目をして「成った」と思えば、願いを引き寄せ始める。
後は、忘れてから薄目を解除することである。
実践訓練あるのみである。
AIアート696
「楽園の子」
Kay
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)賭博者 (ドストエフスキー。光文社古典新訳文庫)
(2)賭ける魂(植島啓司)
(3)偶然のチカラ(植島啓司)
(4)ディア・ハンター [DVD]