ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

自己信頼

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
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まるで駄目なやつが逆転する奇跡

駄目なやつはどこにでもいる。
あなたの回りにも何人かいると思う。
「君はちっとも駄目じゃない」
などときれいごとを言っても、駄目なやつはやっぱり駄目だ。
そして、駄目なやつが浮上する(要は駄目でなくなる)ことは、まずない。

確かに、こんな話がある。
コリン・ウィルソンの『超越意識の探求』という本のあとがきにあった話だ(と思う)。
本当に駄目な青年がいた。
ある時、その青年が「僕って本当に駄目だ」と口にしたところ、そばにいた男が、
「君はちっとも駄目じゃない。自分でそう思っているだけだ」
と言った。
それを聞いた青年は、何か感じ、「自分でそう思っているだけ」という言葉をずっと考え続けた。
それで彼は駄目でなくなり、誰にも尊敬されるようになった。

この話は曖昧過ぎる。
抽象的過ぎて使えない。
そこで、分かるように、使えるように言い直す。
まず、概要を言えば、その青年は、自信を持った。それだけである。
自信とは、文字通り、自分を信じることであり、それは、自分の能力や自分の人間性を信じることである。
そんな自信を「自己信頼」と言い、エマーソンの有名な本のタイトルでもある。
しかし、エマーソンは、ただ、「自分を信じろ」と言うだけで、「どうすれば」は言わなかった。
18歳でハーバード大学を卒業出来るような優秀な彼には、「どうすれば」が必要だという発想が無かったのかもしれない。

ところで、そもそもだが、駄目なやつでも、自分が駄目だということが分かる殊勝(けなげで感心)な者は少ない。
だから、駄目なやつは、徹底的に叩き落されないと駄目なままなのだ。
今は、学校でも会社でも、駄目なやつを、甘やかすかいじめるかの両極端しかない。
まあ、甘やかすことは1つの無難な手ではあるのだが、それでは、駄目なやつは一生駄目なままで、幸せになれない。

問題は、さっきの青年は、どうやって、自分が駄目でないと思うことが出来た・・・つまり、自信を持てたかだ。
私は、そんな例を2人、知っている。ただし、10代だ。
2人とも、少なくとも1年の修行の末、1つのことで実力を持つことが出来た。
とはいえ、それは、野球で言えば、高校野球のそこそこの選手でも、草野球では抜群に上手いようなものだ。
けれども、その程度で自信は持て、2人とも、実に威風堂々としていた。
この2人は稀に見る幸運だったと言えるが、これでは、うまくいっても、小市民として平凡に生きていけるだけだ。

一方、あの青年は、社会の実力者からも一目置かれているようなので、レベルが違う。
これと似た青年の話が、藤本憲幸さんの『秘法ヨガ入門』の最後にあるが、内容は略す(以前、書いたことはある)。

自信がない者に対し、「出来ると思っても、出来ないと思ってもどちらも正しい」という、ヘンリー・フォードの名言でお茶を濁したがる者も多いが、それでは、全く有効性はない。
そんな言葉を聞いて、自分でなんとかするような者は、最初から駄目じゃない。
つまるところ、答はこうなのだ。
「諦めろ」
それは、プロレスラーとリングの上で勝負し、マットのホコリを嫌というほど舐めさせられて、自分は全く敵わないと認めるようなものだ。
そして、それが出来れば、ピストルで1発で勝てる。
だが、弾丸の火薬を発火させて爆発力を生み出すのは、あなたの仕事ではない。
ただ、あなたは、ピストルが素晴らしいことに感謝するだけだ。
同じように、自分の内にある巨大な力崇め、代わりに戦ってくれることに感謝するのだ。
その内なる力は、既に多くの恩恵を与えてくれている。
住む家があったり、着る服があったり、ネットを見ることが出来る目があったりだ。
それらに感謝すれば、すぐに、もっと良いものをくれるだろう。








自分が最高の存在であることをこう言う

今朝述べた、エマーソンのように、「私は世界の所有者」と宣言することは、世間の教義や信条といった幻想に過ぎないものを打ち破り、真の自己に目覚めることになる。
私は世界の所有者・・・初めはそう思えなくても、この言葉を何百、何千と繰り返すうちに、その言葉の通りに潜在意識が形作られ、潜在意識を映したものに過ぎない世界に反映する・・・即ち、世界は、あなたに従い、意のままとなる。

では、このエマーソンすら貴んだ、インドの聖典『バガヴァッド・ギーター』で、至高神クリシュナは自分をどう表現したか見てみよう。
その中で、特に神話の知識を要しない、我々でも比較的解り易いものを抜き出す。
まず、『バガヴァッド・ギーター』(日本ヴェーダーンタ協会)、「第一〇章 超越者認識の道」より引用する。
・光るものの中では太陽
・星々の中では月
・貯水池の中では大洋
・動かぬものの中ではヒマラヤ
・樹木の中では菩提樹
・人々の中では王
・武器の中では雷電
・獣類の中では獅子
・魚類の中では鮫
・河川の中ではガンジス河
・詐欺の中の賭博
・秘行における沈黙
・智者における智慧

次に、同じ部分を、文語調で訳された『至高者の歌』(三浦関造訳。竜王文庫)「第一〇場 至上神力の統一」で見る。
・爛たる群星中の燃え輝く日輪
・星宿の間に住む月輪
・湖水を凌ぐ大海
・厳たる諸山中のヒマラヤ
・一切樹木中の菩提樹
・人中の大王
・武器中の雷電
・野獣中の獣王
・鳥類中の鷲
・風の中の烈風
・諸川中の恒河(ガンジス河)
・詐欺中の大博奕 ※博奕(ばくえき)は賭博と同じ
・王者等の中の帝笏(ていしゃく) ※帝笏とは君主が持つ装飾的な杖
・秘密中の沈黙
・智者中の大智

クリシュナは至高神であるのだから当然であるが、自己こそ最高の存在であることを権威を持って断じる姿を想うと感動的である。
そして、エマーソンは、自分だけでなく、全ての者がそうでなければならないと確信し、『自己信頼』を書いたのである。
あなたも、上記の中から気に入った言葉を自分のキャッチフレーズとして常に使えば、そのようになるであろう。








世界は意のまま

短いが、魂に響く魔術的な教えがある。
ここから、良い自己暗示(呪文、おまじない、アファーメーション、つぶやきと言っても良い)の言葉が見つかるのではないかと思う。

1つは、藤本憲幸氏の『秘法ヨガ入門』の中にあるが、この本の中の最後にある、どこか番外編的な、極めて印象的な内容である。
当時、27歳だった藤本氏は、既に、超人的なヨガ修行者として注目され、ヨガ道場の運営、セミナー講師、それに、テレビにも出演していたと思う。
そんな藤本さんの講演会で、講演終了後、藤本さんは、1人の二十歳くらいの青年と半年振りに再会し、驚愕する。
半年前、内気でモジモジしてロクに口も利けなかった青年が、威風堂々とし、藤本さんを完全に格下扱いする。
青年は(藤本さんも十分に青年だったが)、自分は、釈迦、キリストよりはるかに上で、不老不死の全能の超人だと言う。
それだけだと、ただの誇大妄想の馬鹿かもしれないが、青年は風格があり、その対話を読むと、青年の話に私も感服した。
彼は、願いを叶えるには、「もうすでに成れリ」という完成された実感を味わえば良いと言う。
そして、超人になる要諦は「静か」であると述べているのだと思う。
おそらく数ページ程度なので、良ければ読んでいただきたいと思う。

もう1つが、フレデリック・ヴァン・レンスラー・ダイの『人生を変える魔法の物語』という本の中にある。この本の原題は『マジック・ストーリー(Magic Story)』で、100年以上、読み次がれている本のようだ。
この本の中で、プラス・エンティティ(プラスの生命体。本書ではプラスの自分)が、落ちぶれた主人公に厳しく話す内容が良かった。
簡単にまとめると、
・世界は自分のもの、自分の王国である。
・自分(プラスの自分)は人に何かをお願いしない。要求するだけだ。そして、その要求は絶対である(世界の支配者であるからだ)。
という感じである。
実際はもっと長いが、特に私好みの部分を取り出した。

するとここで、ビートルズの『Nowhere Man(ひとりぼっちのあいつ)』を思い出す。
その中に、私が自然に覚えていた歌詞がある。
それは、
Nowhere man, the world is at your command.
だ。Nowhere man以下をGoogle翻訳にかけると、
「世界はあなたの指揮下にあります」
で、私が買ったアナログレコードの翻訳歌詞では、「世界は君の意のままなのさ」となっていた。
まさに、上の2つの本の、取り上げた部分とシンクロする。

それだけではない。
アメリカ最高の賢者の1人と言われるラルフ・ウォルドー・エマーソンが著し、ニーチェやオバマ前大統領らの著名人が最高の書と絶賛する『自己信頼』の中に、こんな文がある。

Absolve you to yourself, and you shall have the suffrage of the world.

Google翻訳では「あなたを自分自身にゆだねなさい。そうすれば、あなたは世界の選挙権を得る。」だが、まあ、「選挙権」は「賛同」とすれば良いだろう。
翻訳書の該当部分を見てみよう。

そうすればその人は世界の賛同を得るであろう。
『精神について』入江勇起男訳(日本教文社)

自分自身を牢獄から解き放てば、いずれ世界の賛同を得られるだろう。
『自己信頼[新訳]』伊東奈美子訳(海と月社)

自分を解放するがよい。そうすれば、人々はあなたに共感するだろう。
『[超訳]自己信頼』 三浦和子訳(PHP研究所)

きみが正しいと自分自身に証を立てれば、世間はきみに賛同するだろう。
『自分を信じる力』 大間知知子訳(興陽館)

以上は、だいたい同じであるが、面白い訳があった。これが私は一番気に入った。それは、

自分を自分に解放せよ。そうすれば、世界はあなたの意のままなのだ。
『自己信頼』関岡孝平訳(パンローリング株式会社 )

である。
『Nowhere Man』で、「世界は君の意のまま」とは言っても、「どうすれば」がなかった。
それは「自分を解放する」であるが、そのやり方が分からない。
だが、最初に上げた『秘法ヨガ入門』と『人生を変える魔法の物語』の教えが、それを指していることが分かる。

世界はあなたの意のままである。
それを確信すれば良いだけだ。
それが、「世界は自分の意のままではない」という世間の教義からあなたを解放する。
その方法は、最初に述べた通り、絶えず、自己暗示を行うことである。
それは、今朝の記事で述べた言葉で良いし、何か別の言葉でも良い。
内緒にしたいが「世界は私の意のままだ」が、最上かもしれない。








頼れるのは自分だけ

チベットだったかインドだったか分からないが、昔、テレビで、ある村の様子が映されていた。
その村には聖者がいて、特別な日に、人々が、その聖者に教えを受けることになっていた。
その聖者の短い教えが、私は大変に気に入った。
いよいよ、聖者が教えを授ける時になると、聖者は言った。
「私を頼るな、自分を頼れ」
もちろん、自分の小さな筋力や浅はかな人智に頼れと言ったのではないだろう。
それを、魂とか、潜在意識とか言っても良いのだけれど、それを抽象的に感じるなら、「静かな心」とか「美しい感情」とか「想像力」と言えるかもしれない。
頭で何も考えていない時に立ち現れる精神である。
これでもまだ抽象的で、「さっぱり分からん」と言う人もいるかもしれないが、分からないはずがない。
ぼーっと夜空の星を見上げている時の自分を信じることだ。

身体や脳を鍛えるのは、あくまで、それを通して、魂を磨くためだ。
身体を鍛える究極の目的は、喧嘩に勝つためでも、金メダルを取るためでもない。
頭を鍛える究極の目的は、良い学校に入ったり、良い仕事に就くためではない。
魂を磨けば、必要なものは全て簡単に手に入る。
そうであるなら、過剰に筋肉を鍛えたり、身体や心を壊すほど勉強する必要はないことが分かる。
聖書を読むことだって、ペラペラ暗誦してみせて誉められたり、感心されるためではない。
学校に行ったり(というより教師の話を聞いたり)、テレビの人気番組を見ていたら、こんな簡単なことも分からなくなる。
それが分からないと、どれほど身体を鍛えようが、勉強しようが、弱くて愚かなままなのである。

だが、頼れるのは自分だけだといことを認めれば、あらゆることが良くなる。
無論、腕力や、出来る腹筋運動の数や、トライアスロンの記録や、学歴や、TOEICの点数なんてものは、ほとんど頼りにならない。
そんな外面的なものを全部剥ぎ取った自分だけが信じられるのである。

心ごと体ごと 全部脱ぎ捨てたこの魂
無くしてた熱情が 指先から流れ出した
~『FREELY TOMORROW』(作詞:Mitchie M・ЯIRE、作曲・編曲:Mitchie M。唄:初音ミク)より~








自己信頼

人気が出たからスターになるのではなく、スターだから人気が出るのである。
スターは初めからスターなのである。
AKB48みたいなアイドルグループでも、トップになれる人と、駄目になって消える人は、最初から分かるものだ。
スポーツのスター選手が魅力があるのは、マスコミが作ったイメージということもあるだろうが、本物の輝きがなければ、人気、そして、活躍が長続きするものではない。
そして、スター選手が引退後、必ずしも忘れられる訳ではない。
すっかり「過去の人」になってしまう「元スター」は、その人をスターにした何かを失くしたのである。
人を上に押し上げ、それが無くなるとただの人になるもの、それは自己信頼である。

軽んじられる人間、能力を発揮出来ない人間に欠けているものは、ただ自己信頼である。
では、手っ取り早く自己信頼を得る法方はと言うと、やはり呪文なのである。
「私は自分を信じる」
この呪文を使えば良い。
これも、高度な万能呪文だ。
これまで教えてきた万能呪文、
「絶対、大丈夫だ」
「全て順調だ」
「世界は意のままだ」
は、やはりどれも効果があり、自己信頼だって向上させる。
しかし、世の中には、致命的なまでに自己信頼に欠ける人がいる。
ラルフ・ウォルドー・エマーソンは名著『自己信頼』で、無謀なまでの自己信頼の重要性を熱く説いたが、では、それをどう得るかについては全く書いていない。
その方法は、言葉によるしかない。なぜなら、我々は、心を自由にコントロール出来ないので、自在に自分を信頼することは出来ないからだ。
だが、言葉だけは支配出来る。
「私は自分を信じる」
この言葉を、万能呪文の流儀に従って、感情を込めず、丁寧に、心の中で、出来るだけ多く唱えることだ。
自分を信じることが出来れば、全てを得る。

私が、レイシア(BEATLESS)や香々地アイリス(天動のシンギュラリティ)に強く惹かれるのは、彼女達はブレることなく自分を信じていることが感じられるからである。
初音ミクさんの場合は、その穢れなき歌声と、軽々とした理想的な少女の姿によるところが大きいのだが、やはり自分を信じていることを感じるのである。
セーラームーンは、月野うさぎとしては迷うこともあったが、究極の場面ではいつも自分の信念を貫いた。クイン・メタリアとの絶望的な戦いの中でも「私は世界を信じる」と断言した。これは自分を完全に信頼する者にしか言えない言葉だ。だから、彼女は世界的なスターだったのである。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんを愛す
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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