ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

腹式呼吸

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

想定の法則で美少女と仲良くなるには

政木和三さんが子供の時にやった腹式呼吸について改めて述べるが、書籍『この世に不可能はない』に、こう書かれている。
7秒間かけてゆっくり吸った息を、7秒間下腹部に留め、7秒でゆっくり吐く。
それを毎晩1時間行い、20秒吸い、20秒止め、20秒吐くという、1分1呼吸を、小学3年生で出来るようになった。
そうしたら、習ったこともないピアノが演奏出来るようになったり、母親が読んでいた仏教のお経の意味が勝手に分かったりと、他にも、不思議なことが起こった。
この呼吸法で脳波がシータ波になったことが原因らしいが、脳波がシータ波になった時の面白い能力に加速能力がある。
これは、本に載っていると同時に、私は政木さんから直接聞いた。
測定機器を使って計測したらしいが、薬瓶とビー玉を用意し、薬瓶の蓋を開け、何にビー玉を入れ、薬瓶の蓋をするまで、どれくらい時間がかかるかという実験を行った。
結果は、50万分の1秒から100万分の1秒で、傍目には、ビー玉が薬瓶の中に瞬間移動したようにしか見えないそうだ。
私は是非見たいと思ったが、実験の用意がなかったし、他に面白いものを沢山見せてくれたからまあ良かった。
お土産に、政木さんの絶版著書『精神文明と奇跡』ももらったし。
この本をもらった経緯も不思議なもので、私が何の脈絡もなく、思いつきで政木さんに「横尾忠則さんをご存じですか?」と尋ねたら、政木さんは黙って壁を見るので、その方向を見ると、政木さんの見事な肖像画があり、その絵に「横尾忠則」の銘が入っていた。
私がもらった『精神文明と奇跡』の装丁を横尾忠則さんが行っていて、表裏の両表紙に横尾さんの素晴らしい絵があった。
私は、その時は政木さんと横尾さんの関係は全く知らなかったが、私がたまたまその前日に読んだ『アミ 小さな宇宙人』に、横尾さんが推薦の言葉を寄せていたのを憶えていたという、おかしな理由で政木さんに「横尾忠則さんをご存じですか?」と聞いたのだった。

ところで、政木さんが行った腹式呼吸をやれば、誰でも、政木さんほどでなくても、大きな成果が得られるかというと、おそらく間違いなく可能だ。
だが、そんな毎晩1時間の腹式呼吸をいつまでも続けられるかということだ。
まず、ほとんどの人には出来ないと思うが、実を言えば、政木さんは子供の時、吃音(きつおん、どもり。一種の言語障害)があり、それを治したくて、この腹式呼吸を真剣にやったから続けられたのだと思う。
つまり、「続けられる理由があれば続けられる」、逆に言えば、「続けられる理由がなければ続かない」のである。
私は昔、速読法の訓練で、毎日腹式呼吸をした。せいぜい数分だったが、欠かさず3か月ほどやった。
その程度では大きな成果は得られないが、やはり、いろいろ不思議なことが起こった。当時、私は遅い時間に犬の散歩をしていたが、その散歩道で高校1年生の美少女が毎日待っていてくれるようになったりとか(笑)。

腹式呼吸のようなものは、嫌々やるようでは駄目で、せめて淡々とやらないといけないが、楽しくもないことを毎日欠かさず、長時間続けるのは難しい。だから、なかなか続かない。
だが、想定の法則の方法であれば、楽しく出来るし、一回一回の時間は短く、比較的短期間で済む場合が多いと思う。
たとえば、高校1年生の美少女と仲良くなりたければ(あくまでついでのたとえである)、高校1年生の美少女と仲良くなったらどんな気持ちかを想像し、その気持ちをしっかり感じるのである。
それを頻繁に行うのだ。
これなら、比較的続けられると思う。
政木さんの例で言えば、吃音が治ったらどんな気持ちかを想像すれば良いのである。
想定の法則らしく言えば、吃音が治ったと想定し、その気分を味わうのである。
これなら、もっと楽しく、短期間で達成出来たと思う。
ただし、超人になることはなかっただろうが。
しかし、それならぞれで、超人になったらどんな気持ちかを想像すれば良いのである。
『ヒマラヤ聖者の生活探求』の大師(マスター)あたりを目標にしても良いと思う。
大師になるのに修行など必要なく、今すぐなれると、大師も言っていたようである。
大師になったと想定し、その気分を想像するのである。

人待ち
AIアート760
「人待ち」
Kay


◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)この世に不可能はない(政木和三)
(2)精神文明と奇跡(政木和三)※装丁:横尾忠則
(3)想定の『超』法則(ネヴィル・ゴダード) ※『The Power of Awareness』翻訳書
(4)その思いはすでに実現している! (ネヴィル・ゴダード) ※『The Power of Awareness』翻訳書
(5)The Power of Awareness(Neville.Goddard)
(6)ヒマラヤ聖者の生活探究 第1巻
(7)Life and Teaching of the Masters of the Far East, Vol. 5

諦めてこれをやるしかない

世の中には駄目な人間が沢山いて、そんな駄目な人間には、男も女も若い者も年寄りもいる。
沢山・・・と書いたが、実際は、ほぼ全ての人間が駄目かもしれない。
駄目な人の希望になった話は、普通の人間は脳の10パーセントしか使っていないというもので、脳をより多く使えば飛躍的に能力が上がり、駄目でなくなると言われ、能力開発のブームが起こり、今もそれで稼いでいる者は少なくないが、思うように脳を多く使い、能力を上げることが出来る者はほとんどいなかった。
ちなみに、普通の人間が脳の10パーセントしか使っていないというのは間違いだという人も増えたが、ジル・ボルト・テイラーという現代の有名な脳科学者はそれ(普通の人間が脳の10パーセントしか使っていない)を肯定しており、概ね正しいと見なして良いと思う。

で、能力(脳力)開発が無理と分かったら、次は引き寄せで、引き寄せで問題は全て解決するはずが、これがうまくいかない。
アメリカの作家マイク・ハーナッキーは、ざっくりと、引き寄せ本の読者数と、実際の成功者数を比較したら、引き寄せ本の効果はほぼないことが明確であったと述べている。

ところで作家、事業家の岡田斗司夫さんが昔『ぼくたちの洗脳社会』という本を書いていて、岡田さんは今「世界は僕がこの本に書いた通りになっている」とか言っているが、まあ、ぼんやりとしたレベルではそうかもしれない(それでも大したものだが)。
この本に書いていることは、かつては、支配者が庶民を洗脳するというパターンしかなかったが、ネット社会になり、誰もが洗脳する側に回るということだ。
「誰もが」が、たとえば、ひろゆきさんがその代表のようなものと考えると良いと思うが、ナンバーワンの一般側洗脳者のひろゆきさんの洗脳力といったところで、支配者の洗脳力に比べたら微々たるものだ。ただ、その洗脳力で彼自身は大儲けしているのは羨ましいというところであると思う。

要するに、まとめると、「駄目なやつは、どんな時代になっても駄目」ということだ。
だが、「駄目なやつ」とは「IQが低いやつ」ということを認めれば、やっと変化のとっかかりがつかめる。
しかし、今の世の中でこれを認める者は極めて少ないし、また、IQといったら、脳トレのような、IQの極めて卑小な部分を大きなものであると思わせる、いわば、IQが低い者を騙すようなものを流行らせる者がいる。
また、IQを上げる手法として、とんでもなく難しい方法を説く者が、その方法に権威を持たせて信じさせたりするので、ますます一般の人がIQを上げることが出来ない。
つまり・・・やっぱり駄目なやつは駄目なのだ(笑)。
「この神社がパワースポットです」「このサプリで脳力が上がります」「この習慣で能力が上がります」「量子力学で成功します」と、いろんなものが夏のボウフラのように湧いて出るが、まずは、これらに騙されないことだ。

薄紅の光景
AIアート285
「薄紅の光景」
Kay


そして、何でこんな状態・・・一般の人は駄目な状態から一生抜け出せない・・・であるのかというと、もちろん正確には分からないが、人間を駄目にする一種の電波的なものが地球上にあると考えると、割と納得出来るのである。
その分かり易い例が『エイリアン・インタビュー』である。
この「人間を駄目にする電波」の影響が少ない人が、ひろゆきさんのような人かもしれないが、彼だって、普通の人より少しマシ程度のものだ。
とはいえ、この「人間を駄目にする電波」を防ぐほどIQが上がり、引き寄せも出来るようになる。
「人間を駄目にする電波」を防ぐ方法は、政木和三さんが言った脳波のシータ波や、志賀一雅さんが言う7.8Hzのミッドアルファー波に鍵があることは、ほぼ間違いない。
しかし、お二人とも説明が下手だ(笑)。
たとえば、志賀一雅博士のように、動画で説明する際、まず最初にややこしい理論の話をするので、その時点で皆、興味をなくしたり、分からなくなることが、(IQが高い)ご自分が分からないのである。
政木さんも、パラメモリを勧めずに、自分と同じ腹式呼吸を勧めれば良かったのである。
つまり、もう余計なことはせず、簡単でワンタッチな方法は諦めて、IQが上がるまで1日中、呼吸法に励むしかない。
確かに、下手な呼吸法を長時間やれば、体調に変調をきたすこともあり、そこは注意しなくてはならない。
だが、小学生だった政木さんが一人でやったように、「ちゃんとしたやり方を教えてくれたらやる」という心構えでは駄目である。
そんな心構えでいる者ほど、「ちゃんとしていない」方法をやらされてしまうものである。








100万円のセミナーを一記事で

批判的なことも言うので、一応K氏としておく。
K氏は、能力開発のトレーナーで、開発する能力は、心身の潜在能力から、潜在意識、霊的な領域にまで及んだ(速読、超能力等含む)。
K氏は、プロ野球のスーパースターやオリンピックの金メダリストも指導し、著作に、それらの選手が彼のセミナーを受けている様子や、がっちり握手している写真も載せていた。
その他の経歴を見ても、K氏が優れた部分がある人物であることは間違いないかもしれない。
だが、大金を払ってK氏のセミナーに行ってみたら、騙し・・・と言って良いかどうかは分からないが、私は受講者の中にサクラがいることを見破ったし、K氏が得意な催眠術(個別催眠、集団催眠)も、私は全くかからなかった。
ついでに言えば、彼の話は、アメリカの有名な自己開発プログラムそのままであることも、私は分かってしまった。
悪い受講者に来られたものである(笑)。

ところで、K氏は最初の著作で、腹式呼吸を紹介し、人類史上の偉大な人物達も腹式呼吸で覚醒したと書いていた。
なら・・・それだけで十分だったのである。
「この腹式呼吸をやればいいんですね。では」
で、後はK氏に関わる必要はない。
しかし、それでは商売にならないので、K氏は、いろいろなパフォーマンスを開発し、セミナー事業を展開したのであるが、どれもハッタリであったと私は確信している。
その腹式呼吸も、取り立てて珍しいものではなく、おそらく、岡田式呼吸法やスーパーラーニングなどの流用であろう。
K氏は、セミナーやセミナービジネスはうまかったが、それだけのことだった。
その腹式呼吸のやり方はこうで、良いと思ったら実践すると良い。
(1)ゆっくり5つ数えながら鼻から息を吸う。
(2)ゆっくり2つ数えながら息を止める。
(3)ゆっくり5つ数えながら鼻から息を吐く。
(4)ゆっくり2つ数えながら息を止める。
以上を繰り返す。
多少、欠点はあるが、十分に効果がある。
さらに良い呼吸法はこうである。
(1)ゆっくり5つ数えながら鼻から息を吸う。
(2)ゆっくり5つ数えながら息を止める。
(3)ゆっくり10数えながら鼻から息を吐く。

息を吸う際、腹に息を入れるとか、腹を膨らませることを言う指導者も多く、K氏もそうであったが、好きなようにやれば良いと思う。
私は、単に気持ちが良いのと、腹に息が入るわけがないので、普通に肺に空気が入るよう意識し、胸を開く。
だが、とにかく、自分の好きなようにやれば良い。

じっとしていない花
AIアート242
「じっとしていない花」
Kay


重要なことは、呼吸枚数を減らすことで、長く続けられる方法を自分で見つけることが大切なのだ。
呼吸数が少ないということは、それだけ呼吸が静かであり、呼吸が静かになるほど思考が消え、思考が消えるごとに、IQが上がり、引き寄せ力が強くなる。
IQに関して言えば、IQは呼吸数に反比例し、呼吸数が少なくなるほどIQは高くなる。
実際、IQが高いのにせわしなく速い呼吸をする者はいない。
呼吸数が常時1分8~9回になれば、IQは少なくとも120以上になっていると思う。ここらは単純なものである。
IQ120は、最も成功し易いIQと言われ、何をやってもうまくいく可能性が高い。








政木和三さんは深い呼吸で超人になった

もう一度、政木和三さんの話をさせていただく。
政木さんはピアノが弾けた。しかも、かなりの腕前であり、講演会でもよく演奏しておられたし、自ら作曲・演奏したピアノソロ演奏のCDも出している。
ところが、政木さんは、ピアノの練習をしたことは一度もないと言う。
常識的に考えれば、とんでもない馬鹿話である。
政木さんの本にも書かれているが、政木さんがピアノを弾けるようになったのは小学生(多分、高学年)の時で、こんな経緯である。
政木さんは、当時(子供の時)、吃音(きつおん。どもり。言葉をスムーズに発声できない障害)に悩まされていて、それを治すのに効くと言われ、腹式呼吸の練習をしたらしい。
ところで、私は腹式呼吸なんて微妙というか、いい加減な言葉だと思う。
よく、「お腹に息を入れて」なんて言う人がいるが、息は肺にしか入らず、お腹に入るわけがない。
要は、腹式呼吸とは、腹を意識しながら呼吸をすることで、通常、息を吸う時に下腹を膨らませていき、息を吐く時に下腹を凹(へこ)ませていく。
結果、呼吸で重要な役割を果たしている横隔膜を動かし、呼吸し易いようにするのだと思うが、横隔膜は勝手に良いように動くのだから、特に意識しなくて良いし、しない方が良いと思う。

政木さんがやったのは、単に、深くゆっくりとした呼吸をしたのだ。
吸う時は、ただ、たっぷり吸うことを心掛ければ良く、特に、速いか遅いかは気にしなくて良いと思う。
しかし、吐く時に、出来る限り(ただし度を過ぎないよう)ゆっくり吐くのだ。
政木さんは、毎日、熱心にやっているうちに、1か月ほどで、1分で1回の呼吸が出来るようになったが、その時、「変化」が起こった。
母親がお経を上げるのを聴いていたら、政木さんはお経のことなんて何も知らないのに、そのお経の意味が分かってしまい、母親にそれを説明してやると、母親は納得して喜んだ。
その頃に、急にピアノが弾けるようになったのである。
おそらく、その他にも、常人を超えた能力を得ていて、当時はそんな言葉はなかっただろうが、引き寄せも自在になっていたはずだ。

何のことはない。引き寄せ自在になりたければ、政木さんのように深い呼吸をやれば良い。
ただし、いつも言うように、「本気」で「一所懸命」にやらないといけない。とはいえ、力まず、リラックスしてね、野球の素振りと同じだ。
政木さんの場合、吃音を治したいという切実な想いがあったので、それが出来たのだ。
何ごとも、単に良い想いをしたいと思っているだけでは、一所懸命になれないのである。

ところが、政木さんは、パラメモリという装置を発明し、これを使えば、腹式呼吸の練習をしなくても、すぐに、腹式呼吸の修行を長期間やったのと同じ状態になれると言っていた。
しかし、はっきり言って、私はそうだとは思えない。
私は、かなりパラメモリや、その後継機のアルファシータ、さらには、バイオソニックを使ったが、全く変化は感じなかった(気付かない変化は多少はあったとは思う)。
ただし、パラメモリも、本当に、長い期間、毎日、長時間使って成果を上げた人はいるので、やはり、パラメモリを使った場合も、「心を込めて」使うことが必要なのだと思う。
当然ながら、今は、パラメモリやその後継機は入手不能である。
私は、深い呼吸をやれば良いと思う。
単に、大きく吸って、ゆっくり吐く呼吸である。
私は昔から「微かな呼吸」と呼んでいる。吐く時に微かなのである。
過呼吸になってはいけないが、細く、かつ、しっかり吐くよう心掛ければ良いと思う。








腹の据え方

ある男が、岡田虎二郎に、金に窮していることを訴えた。
この偉人に、何か一言、言って欲しかったのだろう。
虎二郎は、こう答えたらしい。
「金?腹に力がつけば、金はいくらでも出来ますよ」

腹に力をつけるとは、どういう意味だろう?
岡田虎二郎は、「常に腹に力を込めよ」と教えていたが、それを、腹を引っ込めるとか、腹式呼吸をすることだと思う人が多い。
それはそれで間違いではないが、もちろん、根本的にはそうではない。
普通にだって、「腹をくくる」とか「腹を決める」と言うだろう。
あるいは、「腹を据(す)える」とも言う。
使い方としては、「腹を据えて取り組む」のように言う。
据えるとは、「しっかりと置く」「落ち着ける」という意味だ。
そして、虎二郎の言う「腹」とは、肉体の腹と言うよりは、心という意味だろう。
つまり、「腹に力がつく」とは、心が落ち着いていることで、一言で言うなら「不動心」だ。

ところで、肉体と心の関係は実に面白い。
まず、呼吸と心が似ている。
心が乱れている時は、呼吸も荒く、心が落ち着いていれば、呼吸も静かだ。
つまり、呼吸と心は同じところから出ており、呼吸を落ち着かせると、心も落ち着く。
よって、まずは、静かな呼吸をしなければならない。
静かというより、「微(かす)かな呼吸」を心掛けると良い。
まるで、誰かのすぐ近くに隠れていて、気付かれないよう、息を殺すようなものだ。

それだけでも、かなり力がつくが、十分ではない。
頭で考えると・・・つまり、意識を頭に置くと、思考が目まぐるしく起こり、落ち着かない。
胸で考えると、思考は起こらないが不安になる。
「胸の内に収めてくれ」とか言うだろう?
これは、「お前は、このことを知ってしまったが、考えないでくれ」という意味だ。
だが、「胸に一物」と言うように、胸に重いものがあると、苦しいし不安になる。
そこで、「腹に収める」のである。
胸はタンスの引き出しのようなもので実に狭い。
ところが、腹は宇宙の広さだ。途方もなく広くて、大問題と思っていることも、なきに等しい。
その広い腹に収めることを「腹を据える」と言うのである。

こう言うと難しく思うかもしれないが、難しいことは考えなくて良い。
単に腹式呼吸をすれば良い。
ただし、形式的にやるのではない。
「はい、吸って、吸ってー。はい、吐いて、吐いて」といったように、軽薄にやるのではないのだ。
背筋を伸ばし、「本気で」「気を込めて」腹に息を吸い込むのだ。
息を吸い込んだら、腹に力を込めて、しっかり止める。
腹の力だけで息を止めるのだ。
そして、しばらく経ったら、細く長く息を吐けば、想いは腹の宇宙が預かったままとなり、空気だけ出て行く。
この鍛錬をすると、腹に力がつくのである。








プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
Kay Twitter Home

執筆のご依頼




最新コメント


月別アーカイブ
記事検索
ブログバナー&Mail


メールはこちらへ

PV since 2010/09/08
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

人気ランキング参加中
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ ひきこもりへ


タグクラウド
QRコード
QRコード