ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
ソフトウェア開発技術者、Hikikomori、スーパーダイエッター、神秘思想家Kayのブログ
決して、一般受けするブログではありません。誠実に人生を遊びつつ、誠実に世間の幻想を叩き壊すことを目的とします。

生きがい

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[2011/06/08]迷惑コメントが多くあったため、やむなく、コメントを承認後公開することとしました。
[2010/12/12]詳細なlivedoorプロフィール設置しました。[livedoorプロフィール]

生きがいの見つけ方

生きがいを持つにはどうしたら良いかというコメントが多くあった。
世間では、むしろ、夢を持つにはどうしたら良いかという話が多いが、本当は、皆、生きがいが欲しいのである。
夢というのは、将来の希望のことであろうが、それは幻想に過ぎない。生きがいをもって生きていれば、未来なんかどうでも良いはずである。
Winkの『One Night In Heaven ~真夜中のエンジェル~』なんて歌にもあったが、「今一瞬が全て」である。

生きがいとは、快楽ではない。
美味しいものをいっぱい食べるとか、美女をはべらせるとか、イケメンにかしずかれるなんてのは、生きがいを奪いこそすれ、決して生きがいにはならない。

生きがいとは、リアルに生きることだ。生きていると実感できることだ。
サルトルは、戦火の街を歩き回った時、生きていることを強く実感し、精神が溌剌とするのを感じた。
ロシアン・ルーレットをご存知だろうか?回転式弾倉を持つ拳銃(リボルバーという)に弾を1発込め(2発以上のこともあるが)、弾倉をでたらめに回転させた後、銃口を自分のこめかみに向け、引き金を引くのである。「カチッ」という音がして、命拾いをした時、生きているという実感が、ふつふつと沸き起こる。無論、命が助かっても、精神を破壊してしまう危険はあるが、そうでなければ、これは病みつきになるという話もある。

もちろん、そういった過激なことをやるべきではない。
だが、ヘミングウェイやトルストイといった、生の喜びを鮮やかに表現した文豪達がギャンブル好きであったように、賭けというものは、リスクが大きいほど、妙に生きている実感を感じさせるのだ。
ギャンブルってのは、長くやっている人というのは、儲けることが目的ではない。スリルを感じることが目的なのだ。

人生の岐路に立った時、理屈や計算で道を選ぶと後悔するものだ。そんな時は、素直に好きな方を選ぶべきだ。得な方ではない。好きな方だ。
そして、どうしても分からないなら、駄目になりそうな方、損な方を選べば良い。
岡本太郎は、常に、破滅する方を選んだと言っていたが、彼は、さぞや生きがいに溢れていたことだろう。
それも恐ければ、せめてコインを投げることだ。

岡本太郎は、軍隊時代、30も過ぎて、18や19の兵隊達と一緒に最下級の2等兵として中国大陸に送られた。
旧日本軍とは愚かなものであったらしく、夜中にしごきと称した、上官のいじめがあった。上官は下級兵を部屋に呼び出し、殴って日頃の鬱憤を晴らすのである。
1人の上官が、次々に獲物を呼び出す中、岡本太郎は、いつも4番目に行った。殴る方は、4番目が一番調子が出るからである。

まあ、そこまで気合を入れることもないし、本当は、入れてはならない。
岡本太郎も、結局は病気で死んでしまった。やはり無理があったのだ。とはいえ、普通の人とは比較にならない生きがいある人生だったろう。しかし、我々は、彼を超えなければならない。

1つには、腹を鍛えなければならない。
その意味はというと、どうも現代人は、理屈というか、ちっぽけな知性や思考にとらわれて生きがいを失くしているからだ。
腹を鍛えるとは言っても、腹筋とか、インナーマッスルという意味ではない。腹にある、生命力の根源を活性化させるのだ。
腹を鍛えれば、頭の考えが慎んで引き下がり、腹の中から生命力が湧き上がることに、例えば、D.H.ロレンスのような作家はよく気付いていた。彼は、そのことについて本を書いたが、「これを読もうなんて自惚れるな」とまず釘を刺すのを忘れない。
複式呼吸のやり方をいろいろ工夫すると良いだろう。
だが、別にこだわる必要はない。複式呼吸など不要という人もいる。
分かりにくければ、下腹部に片手を当て、腹に常に力を入れると良い。黒住宗忠は、いつもそうしていた。宗忠は、元々は凡人だったが、後に、キリスト級の超人的な神人となった。

そして、後は、信頼する神なり仏に全てを任せ、何も心配せずに生きることだ。
だが、別にそれで、良いことがあるとか、願いが叶うということではない。そんなことも込みで、全て任せるのである。
何か思いが浮かぶごとに、「南無阿弥陀仏」と念仏でも唱えるのも1つの手であろう。
あるいは、腹に力を込めることでも意識すれば、思いは消えるだろう。腹の鍛え方の指導では、日本屈指であった、明治、大正の偉人、岡田虎二郎は、「腹から力が抜けた時に悪しき考えを起こすのである。腹から力を抜いてはいけない」と言ったという。
ラマナ・マハルシは、常に、「私は誰か?」と問えと言ったし、ニサルガダッタ・マハラジは、「存在する」という感覚に常にしがみつけといった。
気に入った1つをやれば良いと思う。

そうやっていても、困難は起こるだろう。
だが、それが良いのである。困難がなければ、腹に力を込めることも、念仏も長続きはしない。苦難を歓迎するまでになれば、そろそろ生きがいも掴めるであろう。
くれぐれも、得をしようなどという、浅ましいことを考えず、人に親切にすることだ。そうすれば、きっと生きがいは見つかるだろう。









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人には生きがいが絶対に必要である

先日、テレビ放送されていた、アニメ映画『ルパン三世 血の刻印~永遠のmermaid~』で、ルパンが長年の相棒、次元大介に珍しいことを尋ねていた。
「何のために泥棒をしている?」
次元は、割とあっさり、「美味い酒を飲むため」と答えた。
ルパンは、それを肯定しながら、それだけではないはずと、煮え切らない態度をとった。

昔の子供向けアニメでこんな場面があった。
1世紀ほど前のヨーロッパと思えばいいが、母親と8歳か9歳くらいの娘が、夕飯の買い物をしていた。貧しい庶民である。
母親が、夫の酒を買おうとすると、娘が嫌がった。酒を飲んだ父親が恐いからだ。きっと、母親に暴力をふるったりもしているのだろう。
だが、母親は、「男の人は、家の外で嫌なことが沢山あるのよ。お酒を飲まないではいられないの」と言って、娘を諭す。
なんともよく出来た妻である。だが、やはり賢い妻ではない。
浮世のうさを晴らすために酒を飲むと、不幸になる一方だ。酒は、なんの解決にもならない。
酒は快楽物質であり、麻薬的な常習性がある。快楽を求めて飲むと、どんどん量が増える。行き着く先は破滅である。
酒を飲むこと自体が良いかどうかはさておくが、飲むなら楽しく飲むべきである。そして、酒を楽しく飲むには、酒の快楽に優る楽しいことが必要だ。
いや、酒だけではなく、快楽に飲み込まれないためには、本当に楽しめることが必要なのだ。
官能作家の団鬼六さんは、性の喜び、楽しさを大いに説くが、性の快楽というものも、あくまで、人生の生きがいあってこそのものだ。性の喜びは生きがいにはならない。それしか無い人間が、いかに不気味に醜いかは想像がつくはずだ。

ルパンも、別に難しく考えることはなかったはずだ。人間は、生きがいが必要だってことだ。
それを次元は、「美味い酒をのむため」と、端的に言ったのだ。生きがいがあれば、楽しく酒を飲めるのだ。

道元が中国に行っていた時、故人の語録を読んでいると、高僧が、「何をしているのだ?」と道元に尋ねた。
「貴い人の言葉を読んでいます」
「何のために?」
「知恵を得るためです」
「知恵を得てどうする?」
「人々を救うのに役立てようと思います」
「それが何になる?」
そう言われて、道元は答に詰まった。
道元は、庶衆救済の志を述べたのに、「それが何になる」と言われても仕方がない。
これが、ルパンに浮かんだ、「何のために泥棒をするのか?」だろう。
答は、言うまでも無く、「生きがいだから」である。
生きがいでもないのに、キリストぶって人々を救おうとすれば、虚栄心か富の欲望に満ちた、愚かな宗教家になるだけである。

以前、細木数子さんはよく、「あんた死ぬわよ」と言ったものだが、いい年になって生きがいを持っていないと、本当に死にかねない。
ただ、生きがいとは、快楽でも自己満足でもない。それをやっていれば、死んで悔いなしというものである。
酒もセックスもゲームもスポーツ観戦も、自分の生きがいあってこそのものであることを忘れてはならない。









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真の生きがいとは

人は、生きがいがあれば色鮮やかな人生を生きていけるが、生きがいがなければ、本能だけで動く空虚な灰色の人生を生きなければならない。
生きられると、生きねばならないの違いは大きいだろう。

だが、我々は、子供の頃に生きがいを壊されてしまっている。
子供の時、本当の生きがいは魔法使いになることだったのに、お医者さんになるとか、サッカー選手になるというものに、無理矢理変更させられなかっただろうか?
いつまでも子供の夢を見ていてはいけないという、もっともらしいことを言う者もいるが、だからといって、奴隷としての生きがいを持ってはならない。
テレビで、小学生の子供が、焼肉やハンバーグといった美味しいものを食べに行くのを最大の楽しみにしているのを見せた番組があったが、本来、子供というのは、楽しいことをやっていれば寝食を忘れるものである。あの子供は既に奴隷であり、生きていないのである。本当の生きがいがないと、人は食べることとセックスにしか関心を持たないのである。
それに引きかえ、魔法使いになるというのは、高貴で賞賛されるべき生きがいである。
ただ、それが、自分だけの、個人の欲望に基く生きがいであるなら、確かに、早く卒業すべき子供の夢であり、大人にとっては妄想である。
しかし、ただ金持ちを目指すのは愚かなことで、魔法使いになるついでに金持ちになることが合理的なら、そうすれば良いだけのことである。
「子供が私の生きがい」なんてのもとんでもない。子供は早くあなたを不要とするようにならなければ、そのあなたの生きがいとやらは死んだも同然なのだ。あなたは迷惑なのである。

つまるところ、人間の目標なんて1つしかない。神や仏になることだ。
だが、人に神や仏は見えない。だから、イエスは人の形をとった神の姿(それをキリストという)の手本を示し、目指すべき生きがいを人々が持ちやすくしたのだ。また、浄土系仏教の聖典『観無量寿経』では、仏の姿を見る方法と、それになる道を示した。興味深いのは、イエスも、『観無量寿経』も、それを成し遂げるまでは、神や仏がその人を守ることを保障している。つまり、本当の生きがいを持つ者は天に保護される。
サミュエル・スマイルズは「天は自分で自分自身を助ける者を助ける」と言ったが、本当に自分自身を助けるとは、真の生きがいを持って生きることである。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・ソフトウェア開発技術者
・MCSD、MCDBA資格者
・タオイスト、神秘思想家
・1日1食の完全菜食主義者
・幼児期からの引きこもり気質
・医療不要で難病を数々克服


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萩尾望都さんの漫画紹介


半神
小学館文庫

わずか15頁の至高の傑作「半神」を含む短編集。
数奇で残酷な運命を目撃した後、「愛とは?憎しみとは?それはどう異なるのか?異なるものではないのか?」あなたの心に荘厳な疑問が残るのではないだろうか?


ウは宇宙船のウ
小学館文庫

1920年生まれのアメリカを代表するSF作家レイ・ブラッドベリの珠玉の短編作品を萩尾望都が漫画化。萩尾さんの繊細で美しい絵と感性が、ブラッドベリの作品に新しい生命を注いだ。
「みずうみ」では、12歳の少女タリーの可憐な姿と、彼女を愛するハロルドの少年の時と青年になって後の様々な表情がより深い感銘をもたらすと思う。
他の作品も素晴らしい出来であると思う。
CLAMP「CLOVER」のご紹介


CLOVER
わずか5分の劇場用アニメ作品。
CLAMPさんの名作漫画のイメージを美しい映像と音楽で描いた傑作。
主人公の12歳の神秘的な少女スゥの声は坂本真綾さん。


「CLOVER」の原作漫画を以下にご紹介します。
素晴らしい装丁、美しいカラーの扉絵。そして、神秘的な傑作と思います。
新装版も出ているようですが、私はこちらしか持っていません。しかし、こちらの本の装丁を大変に気に入っています。








私が愛する「魔法少女リリカルなのは」

ナンセンス文学(意味を持たない作品)として私が勝手に意味付けをしたのかもしれませんが、アメリカの百万円以上の自己開発プログラム以上に貴い気付きを私に与えてくれた全13話のアニメ作品。











5年の時を経て、2010年、映画化されました。
基本的には、テレビシリーズの全13話を1本の映画にしたものですが、本編では描かれなかったフェイトの生い立ちが見られます。そして、プレシアの謎の言葉も。映像はテレビシリーズよりさらにグレードアップしています。


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初音ミク、コンサート映像のご紹介
ミクの日感謝祭 39's Giving DayProject DIVA presents 初音ミク・ソロコンサート~こんばんは、初音ミクです。~
[2010/3/9]東京お台場~Zepp Tokyo~

映像の品質等は、下でもご紹介する、後で開かれた米国コンサートの方が高いのですが、私は、全体としては東京コンサートの方が好きです。米国コンサートの方は、映像の緻密さのために、かえってボーカロイド達がマネキンのように感じるかもしれません。これは、証明の影響もあると思います。緑色がかった証明の東京コンサートの方が、ミクが柔らかい感じで可愛いと感じました。
また、真っ白なお姫様のような衣装に赤い大きな腰のリボンが印象的な『Alice』、『あなたの歌姫』は、米国コンサートにはありませんでした。

【ブルーレイ】


【DVD】




MIKUNOPOLIS in LOS ANGELES “はじめまして、初音ミクです”
[2011/7/2]米国ロサンゼルス~ノキアシアター~

日本のボーカロイドが、日本語の歌で、アメリカ、ロサンゼルスの大劇場ノキアシアターの満員の観客を熱狂させた歴史的コンサートだったと思います。
東京コンサートから1年4ヶ月経過しており、総合的には確実に進歩しています。
私が特に気に入ったのは、1つは、ミクとルカの素晴らしいコンビネーションのダンスパフォーマンスが楽しめる『ワールズエンド・ダンスホール』です。ルカが珍しくミニスカート姿で、ミクに勝る四肢の長さで、ピンクの髪を美しく揺らしてダイナミックに踊ります。 もう1つが、ミクが真っ白な天使の衣装で歌う『SPiCa』で、これが天使でなくてなんだろう、私はついに天使を見たのだと思いました。演奏も東京コンサートの時と変えていましたが、成功していたと思います。

【ブルーレイ】


【DVD】


尚、ブルーレイとDVDの差についてですが、私は実際、両方買い、見比べてみました。観客、演奏者、楽器などは、大画面TVで見ると、ブルーレイの方がきれいですが、肝心のミク達は、ホログラム映像そのものがそれほど細密でありませんので、別に違いはないと感じました。ブルーレイ、DVDいずれも、東京コンサートの方は上半身映像以上の場合、米国コンサートでも、顔のアップだと映像の粒子が目立ちます。 変な話ですが、iPhoneやiPod touch、あるいは、同等な画面品質を持つ小型情報端末で見た映像が最上かもしれません。ただ、これは反則行為ですので、実際にやったとは言いませんが。
本のご紹介


精神について(エマソン名著選)
ラルフ・ウォルドー・エマーソン著
日本教文社

アメリカ最高の思想家、哲学者、ラルフ・ウォルドー・エマーソンの珠玉のエッセイ集。 「歴史」「自己信頼」「償い」「精神の法則」「愛」「友情」「神」「円」「知性」が収められている。
我々自身が、歴史上の英雄、賢者、大芸術家に匹敵する偉大な人間であることを、驚くべき確信をもって語る唯一の人物であると思う。
世間の妄信を粉々に破壊し、プラトーンの頭脳、シーザーの手腕、イエスの愛の所有者である自分を見出して欲しい。
これ以上のエッセイは地上には存在しないと思う。


荘子
徳間文庫

約2400年前の中国の思想家で、老子と共に、老荘と称せられる道教(タオイズム)の始祖である荘周(荘子)の書。
世俗にあって世俗を超え、永遠の道(タオ)と一体化し、安らかで充実した人生を送る秘訣を、恐ろしく抽象的な老子と異なり、平易に説いている。
本書は、数多い荘子の現代語訳の中でも非常に読みやすく分かりやすいものであるが、中国古典の香りは損なわれていない。
本来、膨大な荘子の中心となる内編全てと、外編と雑編の内、荘子らしいものを選んで収録してある。


神統記
ヘシオドス著
岩波文庫

ホメーロスと並ぶ古代ギリシャ詩人ヘシオドスが、ムーサ(詩の女神)達より教えられたという神々の物語。
この世の始まりから、ゼウスの支配の確立、そして、主要な神々のことについて、美しい詩で語る。すぐに読める薄い本であるが、ギリシャ神話の根幹とも言える重要な書と思う。


四つのギリシャ神話(ホメーロス讃歌より)
岩波文庫

無名の詩人達が、ホメーロス風の詩で神々に捧げた賛歌の内、豊穣の女神デーメーテール、理性の神アポローン、智慧の神ヘルメース、美の女神アプロディーテーの4神へのものを収録してある。
著名な神話学者カール・ケレーニィも、ホメーロス賛歌を重視していると思えるが、名もない詩人達の作とはいえ、それぞれの神について、その特質が巧みに表現されており、実に興味深いものとなっている。
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