「人生とは何か?」なんて壮大な問題に答を出すには、何百年、何千年とかかると思っている人が多いかもしれない。
そんなのは嘘である。
答は簡単だ。
それは、
「問題が起こった時に、立ち向かうか、逃げるか」
だけである。
人生とは、それだけのものだ。

問題が起こった時に、立ち向かうのは憂鬱で、逃げるのは楽だ。
それで、多くの人は似げる方を選ぶ。
そこで、逃げる手段を探す。
宗教ビジネス、霊感ビジネス、自己啓発ビジネス成功のポイントは、「逃げる手段」を与えることである。
「ツイてるって、声に出して言えばツクんです」
ってやつだ(笑)。
こう言われた多くの人が、現実の問題から逃げ、「ツイてる」って唱えるのである。
見てたらアホなのだが、本人は逃げるのに必死なのである。

金が欲しかったら、厳しい職場に入って鍛えるしかない。
しかし、弱い人間は自己啓発セミナーに行ったり、自己啓発本を読むのである。
ゲーテの『ファウスト』で、神様は、「人間は怠けたがる」と言ったが、そこは神様、もっと具体的に、ネチネチ言うべきところなのだ(笑)。
しかし、神様は、超概念を扱う存在なのだから、後は人間の方で考えないといけないのだろう。

SMAPの『世界に一つだけの花』という名曲で、
「みんな個性があるのだから、比べなくたっていい」
なんて言うと、みんな平和な気分になる。
比べられることから逃げる手段を得たのだからね。
だけど、個性を生かすなら生かすで、似た個性の者同士、優劣を競うしかないのにね。
「学校の成績で比べられるなんてイヤ!私はモデルになる」
っていうのはもちろん良いが、モデルの競争なんて、学校の成績の競争どころではない、熾烈さ、残酷さだ。
そこで勝ち抜いた者が、世界で一つだけの花になるのである。
私には無理だなあ。

ドワンゴの川上量生会長が、何かのインタビューで、「売れるライトノベルを書くコツは、主人公が努力しないこと。努力する立派な主人公には共感出来ない。美少女も超能力も、努力せずに、向こうからやってくる設定にしないといけない」なんて言われていたが、カドカワN高等学校には、ライトノベル講座もあるのに、そんな(本当の)こと言って大丈夫かい?(笑)
しかし、それは確かに本当だ。
ライトノベルは、読者に、現実逃避の手段を与えないと売れないのである。

ところが、「マジカルミライ2016」で聴いた『なりすましゲンガー』って歌に衝撃を受けた。

明日、また太陽昇って
陰と陽の境界できたら
やっぱ、逃げ続けるだけの
人生なんでしょう
なりすましゲンガー、そうだこうやって、
君の影にずっと隠れて
いつか照らされて
このまま消えちゃえば、それでいいな
~『なりすましゲンガー』(作詞・作曲・編曲:KulfiQ、歌:鏡音リン&初音ミク)~

なんと、逃避宣言なのである。
しかも、こう歌った後、元気に「イエイ!」で決めるのである。
私、この歌、大好きなのである(笑)。

確かに、いつか照らされる。
でもね、誰も消えたりなんか出来ないんだ。
それで、惨めな姿が露わになってしまう。
後はご自由にだ。
ところで・・・(小声で)消え方、教えようか・・・なんて悪魔の誘いをするところがサイコパスらしい。









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