ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

武道

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
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これで駄目男、駄目女を卒業出来る

ものごとがうまくいかない理由の大半は、肝心な人が思うように動いてくれないことだ。
しかし、他人を操るとか、コントロールするというのではなく、名人や達人というのは、相手が好ましく動いてくれるように出来るのである。
簡単に言えば、下手なナンパ男というのは、女の子に無視されたり、拒否られたりするだけだが、別にイケメンでも何でもないのに、声をかけてからデートに誘ってしまうまで、相手の女の子が全く抵抗しないような人がいるだろう。
武道だってそうなのだ。
本当の達人というのは、相手が全く逆らわず、楽しんで投げられてくれる。もちろん、達人も、相手に怪我なんかさせたりしない。
営業も全く同じだ。
下手なセールスマンに対しては、見込み客は、防御に徹するか、露骨に拒否の姿勢を見せるかだ。
ところが、達人セールスマンに対しては、全く抵抗をしない。
だが、その達人セールスマンは、あと一押しで売れるところで引き上げることがよくある。
理由を聞いたら、彼は笑顔で、
「必要になったら、向こうから連絡してきますよ。今は必要ないので、売らないのです」
と言う。

なぜ、達人のようにいかないかというと、単に、訓練の問題だ。
多くの人が、家庭や学校、あるいは、テレビで、拒否されるように訓練されているのだ。

格闘漫画・アニメに夢中になった子供は、自分が戦うシーンを想像するはずだ。
ところが、その内容は、こちらの攻撃に対し、相手が反撃し、それを力で抑えて敵を叩きのめすというものになるだろう。
格闘に限らず、様々なことで、そんな誤った想像、あるいは、シミュレーションを重ねてしまっているのだ。
だから、抵抗があるのが当たり前で、現実世界では、相手が自分より上手に見えると、自分が負けるイメージが出来てしまう。
たとえ、自分が勝つ場合でも、相手をねじ伏せて勝つイメージが出来ていれば、相手は抵抗し、勝つために大変な苦労を必要とし、しかも、勝った後で問題を残してしまう。

健全な想像、シミュレーションの練習をすると良い。
可愛い女の子やイケメンの男性に話しかけ、相手が微笑みとともに好ましく反応してくれるが、こちらも、相手を敬い大切にするのだ。
だが、駄目男、駄目女は、相手をちゃんと敬ったり、大切にしたりが出来ない。自己中心的に考え、自分だけが都合が良いことをイメージし、相手ではなく自分が敬われること、自分が大切にされることしか頭にない。そんな者は、何をやってもうまくいかず、哀れだ。まず、相手に奉仕する想像から始めると良い。徹底的に尽くす想像が楽しくなれば、うまくいくだろう。








達人の秘法

本物の武道の達人というのは、競技武道のレベルを超越したものらしい。
かなりの空手選手と立ち会っても、突きや蹴りを繰り出してくる相手の鼻をつまんだりと、能力の差があり過ぎて全く相手にならないほどであるという。
大勢が相手でも、微笑みながら、少しの動作で軽くさばいてしまう。どれほど体重差があろうと、また、老齢になっていようと、何の問題もない。
そんな武道の達人の1人が、「戦うための武道は私で終わり」と言ったのが心に残っている。
元々が、我が国の武道家は、「対戦」とは言わない。「立ち会う」と言う。戦うことが目的ではないのだ。そして、実際、剣を交えなくても、文字通り立ち会って、つまり、対峙しただけで勝負は決まり、そのままお互い立ち去ったと言われる。
おそらくだが、宮本武蔵が足元にも及ばないような武道家もいたのではないかと思う。ただ、好き好んで武蔵と立ち会うようなことをしなかったのだ。

私も、そんな武道の達人に1つだけ教えてもらったことがある。
事の発端は、私が、ある人から、名刺で割り箸を切るという妙技(?)を教えてもらったことだった。
その武道の達人に、私が「出来るか?」と尋ねると、「分からないな」と言いつつ、その達人がやってみたら、きれいにスパっと切れた。
私よりはるかに上手い。また、こんなことを気楽に頼めるような気楽で気さくな人だった。
それで、片手で持てる木刀の振り方を教えてもらった。まず、息を吐いて、心を落ち着け、息を吸いながら振り下ろすだけだった。普通は、息使いは、この逆になることに気付かれると思う。
尚、刀を握った手の人差し指は力を抜くという。武道では、人差し指は使ってはいけない指らしい。余談だが、ナイフでの格闘術では、人差し指と親指を開く。素人が刃物や武器を振り回すのは危険なことのようだ。
練習すれば、30cm程度の木立で樫の木の木刀を折れるようになるようだ(勿体無いからやらないが)。
『BLOOD-C』というアニメで、小夜(さや)という少女が、真剣で、古きもの(妖怪の一種)の強敵に必殺の一撃を加える前に、ふーっと息を吐いたのが印象的だった。それがまたサマになっていた。小夜の声を演じる、歌手でもある水樹奈々さんは、自伝を読むと、歌の練習中にトランス状態(変性意識状態)を体験をしたことがあるらしく、それがこんなところに表れるような気もするのである。彼女の書く詩の中にも、その神秘はかなり現れていると思う。

ところで、以前、「ここまで秘法をバラしていいのか心配」と書いた、合気道の達人で神道家の佐々木の将人さんの『数霊のメッセージ』の古書が入手しやすくなっている。やや危ないが、貴重な書と思う。心正しく使う決意があるなら、入手をお奨めする。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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